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叛逆の守護者

作者:鍋澤 統連
 古来より守護者と呼ばれる人の力を凌駕する超人的な力を持つ者がいた。

 守護者は大陸に存在するルゼロア帝国、デルゲイユ王国、シュファール皇国の三つの大国に各一人存在し、代々力を受け継いだ者がそれぞれの国を守護してきた。彼らは兵力や軍事力をものともしない圧倒的な力を持っており、守護者同士の能力が拮抗している以上、戦争が起きることはなかった。故に誰もが戦乱の世など起こりえないものだと思っていた。しかし、平和な時代が続いたことで守護者の影響力は落ち、存在が軽視されていく。

 平和な世が続く中、ルゼロア帝国の帝都アインドルクにて各国の王族達が集い、平和を祝う祭りが催された。しかし、その祭りの最中で王族達を狙った大規模な爆発が起きる。この爆発により、シュファール皇国の皇王などの要人を含め、多くの死者を出すという大惨事を招くこととなり、平和な世に暗雲が立ち込めるのだった。

 爆発事件から六年の歳月が経ち、人々の記憶から事件が忘れられつつあった頃、ルゼロア帝国の同盟国であるアラビル王国の首都シルアールでルゼロア帝国の皇帝が毒殺される。六年前の事件を含め、アラビル王国の犯行だと判断したルゼロア帝国の新皇帝は報復を決める。圧倒的な軍事力と守護者を抱えるルゼロア帝国を前に小国であるアラビル王国は瞬く間に滅ぶ。しかし、戦いの火種はそれだけには留まらず、ルゼロア帝国は大陸統一を目指し、他国へ宣戦布告を開始する。

 宣戦布告を受けたルゼロア帝国の西方の島国である倭陵国は早々に降伏。大陸の中央に位置するインペール聖王国は精強で知られる自国の騎士団を率い、ルゼロア帝国と徹底抗争に及び五年に渡って侵攻を防ぐも友好国だったマラドレン商業国の裏切りに遭い、滅亡する。

 インペール聖王国の滅亡から一年後、ルゼロア帝国は次の矛先として守護者を抱える三大国の一つ、デルゲイユ王国に目を向ける。そんな中、帝都アインドルクのスラム街で多数の黒煙が立ち昇る。十二年前の爆発事件で母を亡くしていた守護者の息子アーゼスはその黒煙を目の当たりにし、事件のことを思い起こす。帝都での爆発事件はアラビル王国が原因として処理されてきたものの、多くの謎は未だ解明されていなかった。アーゼスは十二年前の事件との関連を探るために現場へと急行する。そこでの出会いがアーゼスの運命を大きく変えることになる。
亡命編
始まりの狼煙
2019/05/05 00:00
残党討伐令
2019/05/19 00:00
初めての旅立ち
2019/05/26 00:00
廃都シルアール
2019/06/02 00:00
倭陵の剣士
2019/06/09 00:00
十二年前の真実
2019/06/16 00:00
戦いのとき
2019/06/23 00:00
残党無残
2019/06/30 00:00
帰還
2019/07/07 00:00
依頼の真意
2019/07/21 00:00
クロイツリッター
2019/08/04 00:00
滅んだ理由
2019/08/11 00:00
突入
2019/08/18 00:00
失踪の真相
2019/08/25 00:00
騎士団の秘密
2019/09/01 00:00
聖都陥落の時
2019/09/08 00:00
王女の覚悟
2019/09/15 00:00
迫る決断
2019/09/22 00:00
鴇の行方
2019/10/06 00:00
帝都闘技場へ
2019/10/13 00:00
共闘
2019/10/27 00:00
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