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そして伝説に、ならない……  作者: 蒲生たかし
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レベル8 鍵【重要アイテム】

レベル8 鍵【重要アイテム】


地元でも名だたるダンジョンであった塔を攻略した俺たちは新たなる土地を目指す事にした。


そのためにはどうやら「鍵」が必要らしい。


しかしその「鍵」がどういったものかがさっぱり分からない。


ただ、「鍵」といえば盗賊だろうとあたりを付けて、盗賊などアウトローの集まる町外れの酒場で聞き込みを重ねた。


ぼられる、スられる、喧嘩に巻き込まれる、という度重なる逆境を乗り越え俺たちは情報を得た。


どうやら「鍵」という実物がある訳でもなく、「鍵開け」という技術があるらしい。


度重なる出費は決して無駄ではなかった。



俺たちはある師匠に辿りつき、彼の下で修行に入った。


師匠は厳しいながらも時折見せる優しさで、何度も途中で投げ出そうとする俺を導いてくれた。



数週間後、俺は『比較的防犯意識の低い扉を開ける技術』を習得した。


旅立つ俺は、師匠からある誘いをもらった。


「これから頑張れよ。ところで、今度ちょっと金回りのいい仕事があるんだが、お前たちも一緒にどうだ」


「師匠、ありがたい誘いですが、今俺たちには魔王討伐という仕事があるんです。魔王を打倒し世界が平和になったら、その時はぜひ一緒に仕事をしましょう」


俺は師匠と熱い握手を交わし、その場を後にした。



帰り際、僧侶の女が俺に聞いてきた。


「あのさ勇者、師匠に誘われた仕事ってどんなものか分かってる?」


「いや。ただ一切妥協を許さいないあの厳しい師匠のことだ、きっと素晴らしい仕事のはずだ」


仲間たちが「は!?」という顔をしているがその意味がどうしても分からなかった。



そして俺たちは新たなる土地を目指した。

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