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そして伝説に、ならない……  作者: 蒲生たかし
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レベル22 黄金の国【国家】

レベル22 黄金の国【国家】


俺たちは海路を東へ進み、東の最果ての地、人々が『黄金の国』と呼ぶ国にたどり着いた。


確かに民家の屋根は黄金色だが、どう見ても金では無い。よく見ると草的な物だった。


黄金郷とは間違って広まった噂話だったようだ。


がっかりした。


大金をせしめて帰れると思っていたのでその落胆は計り知れない。


しょうがないので少し観光をしたらさっさと帰ろうと心に決めた。



街並みを見て歩く。


この国は『和の国』と呼ばれ東洋で独自の文化を築いてた。


この国の僧侶達は皆頭を丸めていた。坊主といいなんでもハゲではなく剃っているらしい。


この国の踊り子は真っ白い顔をしていた。芸者と呼ばれて凄く濃い化粧をしている。


この国の戦士の鎧は特徴的でカッコイイ。甲冑という名らしくちょっと欲しくなった。


この国の剣は刀と言われており、美しい刀身をしていた。


この国の料理は魚がメイン。始めは生で食べるなんてと思っていたが騙されたと思って食べるとこれが絶品だった。


この国の酒は米から作られている。これがまるで清らかな水の様にスっと喉を通った。


面白くていい国じゃないか!


通りをいくガキどもは俺たちはを指差し「ガイジン、ガイジン」とまくしたてている。これには若干イラっとしたが。


とにかく細かな彩飾がいい味を出している。


和の職人。侮りがたし。すごいぞ! 和の匠!



俺は「十手」という武器を、魔法使いのジジイは「煙管」というパイプを、僧侶は「珠数」という法具を、戦士の女は「刀」をそれぞれ買った。


街でおっさんが「ムスメ、イケニエ、タスケテ」とか何かを哀願して来たが、言葉が分からず笑顔を返すだけにした。


いい国だなジパング。いつかまた観光に来よう。

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