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そして伝説に、ならない……  作者: 蒲生たかし
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レベル13 盗賊団のボス【中ボス】

レベル13 盗賊団のボス【中ボス】


街の観光にも飽き、王様から何か依頼されていた事を思い出し、盗賊団探しを始める事にする。


聞き込みをすると、あっけなく盗賊団のアジトである塔を突き止めた。


地元では割と有名らしい。


盗賊団め、人から物を盗むとは許しがたい悪行。

叩きのめし、集めた金銀財宝を奪い取ってやる。


アジトとなる塔に入った。


俺たちはいくつかのブービートラップをくぐり抜け塔の最上階へたどり着いた。


そして、盗賊団が現れた。


全員マスクとパンツ一枚という格好。リーダーと思しき者は、さらにマントまでしていた。


なんという事だ、こいつらには美的センスという物が皆無のようだ。


一時期ある街でファッションリーダーとしてならした俺は無性に腹が立った。


「お前たち! なんだその格好は!」


「俺たちの格好が何だというんだ!」


「そんな変態の様な格好をしやがって、もう犯罪だぞ!」


「うるせぇ、俺たちは盗みを生業にしているアウトロー、犯罪も何も関係ありゃしないのさ!」


「ゆるさん、万死に値する! 覚悟しろ変態団!」


「勝手に俺たち盗賊団を変な名前で呼ぶんじゃねぇ!」



戦闘はあっけなく方がついた。


魔法使いのジジイの毒針が炸裂、変態団を一瞬で壊滅させた。



「これに懲りて、変態活動は自粛するように」


俺は尻を抑え倒れこむ一団にそう言いながら奴らが集めた金品財宝を物色、さらに王様から盗んだという宝箱も回収した。


小さな宝箱だ


「この中には何が入っている」


「お、俺たちも知らないんですよ……」


宝箱には鍵が掛かっている。


俺は宝箱の鍵を開けた。


「ちょっと勇者、王様から中は見るなって言われたでしょう」


「まぁ、あれだよ、なんであれ、中にちゃんと入っているか確認しなきゃだろ」


僧侶の小言を無視し、箱を開くと数冊の書物が入っていた。



「……これは、いわゆる……エロ本というやつか。しかもちょっとこれマニアックなジャンルだな」



なるほど、王様もこの件は公にできなかった理由はこれね。



俺は一国の王へのゆすりネタを手に入れた事に笑が止められなかった。

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