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そして伝説に、ならない……  作者: 蒲生たかし
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レベル10 立派な城の大国【国家】

レベル10 立派な城の大国【国家】


俺たちは島国を抜け出し、大陸へと辿りつき、『立派な城がそびえ立つ城下町』に入った。


そこはまさに大都会。なんとなく、住民たちの意識の高さが感じ取れた。


中には犬に服を着せて抱っこして散歩しているババアもいる。


何という意識の高さだ。


片田舎の国の出身として肩身がせまい。しかし勇者として負ける訳にはいかない。


「ビクビクするな、お前たち! 決して田舎者と悟られるなよ!」


大声でパーティに激を飛ばすが、やつらは他人の振りをしている。


まったく、小心者たちめ。そんな事では魔王討伐なぞ夢のまた夢だぞ。



早速、王様に会いに向かう。


形式ばった国で王に会うまで面倒な手続きをひたすら続けさせられた。


俺は勇者だというのになんという扱いだ。


やっとのことで王の間に進むも、王は直接話さず大臣が偉そうに話し出した。


なんでも盗賊団が王の宝を奪ったらしくその奪還をいきなり依頼された。


「見事我が王の宝を持ち帰りし時は『勇者』と認めよう」


「ちなみに盗賊団の規模は」


「20人ほどとの話だ」


「ならば衛兵100名をお貸しください」


「……何を言っている?」


「5:1の戦力比ならば勝利間違い無しです」


「いや、そうじゃなくての、この任務は極秘事項なのじゃ。お前たちの力のみで成し遂げてもらいたい」


「なるほど、ではもう一点、勇者に認められたらどういった特典が得られるのでしょうか」


「……特典? 質問の意味がわからないのじゃが」


「いえ、ですから勇者に認められたらどういった優遇が受けられるのかと」


大臣との会話がイマイチ噛み合わないまま謁見は終わった。


とにかく次の目的が決まった。「盗賊から王の宝を取り戻す」


終わり際、王様の言った「決して宝の中身は見てはならぬぞ」という言葉が気になったが、とにかく俺たちは盗賊退治のための情報収集のため城下町に向かった。

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