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第29話〜野生のゴブリンが現れた!

まったりのんびり展開させていきます。


しかし早く枷とかはとってあげたい…。

…………。


しばらくして。


しょんぼりと項垂うなだれるルナちゃんと、その膝元に乗っかるわたしの姿があった。


「マール、ごめんね…?」


「ぴょ〜…(いいんだよ?いいんだけど、わたし小鳥だから優しくね?)」


「うにゅ…」


しゅんとしてて猫耳がペタンとしてるルナちゃん可愛いラブリー


涙目で「うん」て返事が「うにゅ」だって!


もう!


これだけで何だって許しちゃいそう!


(°▽°)〜♪


けど危ないこととかはしっかり言ってあげないとね。


わたしの出した声で目を覚ましたルナちゃん。


最初はわたしのことをそのままにぎにぎして嬉しそうだったんだよね。


まだまだ子供だもん、お人形さんを掴んでるような感じだったのかな?


全身を掴まれてて苦しいって伝えたらやっと慌てて離してくれた。


今もわたしのことを撫でたりしたそうに手をにぎにぎしてるけど、小鳥わたしにとってはルナちゃんくらいの大きさでも掴まれたりすると怖いって知ってほしい。


小鳥になったことで何度も感じてるけど、小動物の目線で見ると世界は危険に満ちてるんだもん。


まずは優しく撫でる、の前に指をゆっくり差し出すことから始めてね!


大丈夫そうならこっちから撫でられにいくので。


(°▽°)⊂スリスリ


…………。


そんなこんなあったけど、改めて出発!


といきたかったんだけど、ルナちゃん足にはかせがつけられてるから、あんまり早く移動できないんだよね。


鍵穴はあっても鍵はないし。


さすがに鉄製の枷じゃわたしの爪やクチバシは歯が立たないもん。


だからゆっくりゆっくりな移動になった。


わたしはルナちゃんの左右の猫耳の間か、地面を歩いて先導する形で。


うーん、どうにかしてこの枷、外してあげたいな。


途中で採取さいしゅした綿みたいなふわふわとかを挟んでみたけど、それでも痛々しいよ…。


…………。


ゆっくりゆっくり移動中。


まぁそしたら見つかっちゃうよね?


わたしみたいは小鳥でもエンカウント率の高い森だもん。


ーーーギャギャギャ

ーーーグギャギャ

ーーーグギャ?


ゴブリンが現れた!×3


本当にこの森って生き物が多いなぁ。


(°△°)


昨日は巨大ワームが暴れてたせいか遭遇しなかったけど、一晩経てば某ポケットなモンスターたちみたいに歩いてたらすぐバトル!だよ。


(°▽°)VS(°△°)


…………。


「あ…!ご、ゴブリン…!マール、にげ」


「ぴょ〜(よーし、いくぞー!)」


トトトトトトッ!


ーーーギャバっ!

ーーーゴブォッ⁉︎

ーーーガベシッ‼︎


わたしは勢いをつけて木の棒を持っているゴブリンたちを次々と蹴り飛ばしていく。


ルナちゃんに握り潰されそうになるくらい非力なわたしだけど、脚力には自信あり!だよ!


マールは、ゴブリン×3を、倒した!


なんてね(°▽°)♪


あれ、なんかルナちゃんが( ゜д゜)ポカーンみたいな顔してる?



…………。


ゴブリンの戦闘力は一体辺り成人男性と同じか少し弱いくらいです。



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