表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
星野模型店の女店主 ~模型と一緒に恋も作ってみませんか?  作者: アシッド・レイン(酸性雨)


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

23/119

おまけ 星野つぐみの場合 その1

今回は、おまけです。

話は進みませんし、模型も出ません。

でもよかったら読んでくださいませ。

こんにちわ。

私、星野模型店の店長をしてます。

星野つぐみと言います。

年齢は現在、二十代をキープしております。

もっとも、まもなく誕生日を迎えると四捨五入で30代になってしまうんですけど、女性の場合は年齢は切捨てが絶対だと思っています。

ので、あと5年と何ヶ月は二十代です。

なんか言ってて虚しいですが…。

現在の生活は、まぁ入院したりもしましたが、いたって健康で、おかげさまでぼちぼちお店のほうは回っていますし、彼との関係もあの件以来少しずつだけど進展していると思います。

まぁ、私的には、もう少し深い関係を築いてもいいかなとか思ってたりするんですけど、彼は真面目というかまっすぐというか…まぁ、悪く言うと融通が利かないという感じなので現状を大きく変化させるのは、彼のけじめ次第といったところでしょうか。

もちろん、けじめといえば、私もけじめをきちんとつけなくちゃいけないんだけど…今は考えたくないです。

まぁ、そんなところが逃げなんでしょうが…。

何とかしたいとは思うんだけど、決心がつかないといった感じでずるずるといってしまっています。

まぁ、そのうちに…ね。

で、それ以外は、まぁ、大きな変化はありませんね…。

いや、ありました。

大きな変化というのは、お店に女性のお客さんが増えた事です。

あの烈風の件から秋穂さんがお店によく来るようになったんですけど、どうやら彼女の友達や女性モデラーなんかにいろいろ話をしてくれているみたいで女性率が急速アップ中です。

おかげで店の中が華やかになっていいと思いますし、女性客目当ての男性客も増えているような感じです。

でも店内のナンパは禁止です。

してたら、出禁ですよ。

きちんと注意するポスターを入口に張ってます。

ちなみにそのナンパ禁止のポスター描いてくれたのは、彼だったりします。

なんか絵心あるってうらやましいです。

私、絵心ないんですよね。

だって猫描いたのに犬とか言われるし…。

すごく自信あったんですけどねぇ…。

まぁ、脱線してしまいましたが、で、そういう注意する札を貼っている事のもあり、私が女性店長でありモデラーでもあるという事もあって女性のお客さんが安心してお店に来てくれているのだろうと思います。

それに、私も出来る限りいろいろ相談なんかも受付対応してますし、多分、同じ趣味を持つ話し相手としても認識されているんだろうと思います。

それでいろいろ相談受けるわけなんですが、模型の事ならいざ知らず、恋の相談は勘弁してください。

どうも、秋穂さんから熱烈恋愛中で、恋の障壁を乗り越えてうんぬんかんぬんとか尾ひれつけまくりの装飾てんこ盛りで話が伝わっているみたいで、どうもみなさん私を恋の大ベテランだと思っていらっしゃるようです。

勘弁してください…。

正和さんの時は、なんとなく好きだなぁって感じで熱烈って感じはなかったし…。

今の彼については…まぁ、熱烈といえば熱烈なんですけど、まだまだ点火前って感じなので話せません。

だって、会って少し話するだけで心臓バクバクするんですよっ。

これできちんと付き合い始めたら、どうなんってしまうんだろう…とか考えてしまいますが、こんな事を他の人になんて言えませんよ。

それに何より、私、自分の恋話するのは苦手です。

だって、すごく恥ずかしいですから…。

だから、話を振られたら笑って誤魔化すしか方法ありません。

しかし、この前、秋穂さんに聞いたら、そういう態度をとるから余計にベテランみたいに見られてしまうと言われてしまいました。

うーん…。

そういうつもりはないんですが、どうすればいいんでしょうか。

本当に困ったものです。

秋穂さんに相談したら、にたりと笑って

「さっさと付き合ってしまえばいいのに…。女は度胸っていうじゃないの。押し押し押しよっ。うちの旦那はそうやって陥落させたんだからね。もっとも今じゃすっかり私の魅力でもうメロメロだし、店長もさっさと陥落させて、メロメロにしちゃいなさいよ。そうすれば恋話をふられても問題ないじゃない」

と思いっきり惚気られました。

秋穂さんの強気が少しは欲しいと思ってしまいました。

あ…そんな事を思っていたら、どうやらお客のようです。

この車の音は…。

多分、彼だと思います。

よし気合を入れるぞ。

お店のガラス戸が開きました。

私は極上の笑顔を浮かべて彼を向い入れます。


「いらっしゃい」


いつもどおりの声をかけて。




えー、勢いに任せて書いてしまいました。

まぁ、つぐみさんはこんな事考えてるんだなって程度に思っていただければ幸いです。

まぁ、おまけは、書きたくなったら突発的に書いていきたいと思いますので、まぁ、お付き合いくださると助かります。


あと、恒例のやつを…。

ブックマーク、評価、感想等待ちしております。

また、誤字脱字等ありましたら、連絡お願いいたします。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ