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僕のステータス、平均値ですか?  作者: じゃむす
冒険者編
16/23

16.体質

僕のステータス、平均値ですか?

エアは死者の間(最初に勇貴が飛ばされた部屋)で微笑んでいた。


「まさかここまで早く魔法を習得したかったとは…ステータスの話を聞いて少しは躊躇するかと思ったんですけどね…ちょっと、話しかける価値はありそうですね。」


──────────


「全属性適性…こんなの…」


俺はどうやら全属性に適性があるそうだ…どうやら驚くほどの事らしい。


「うわっ、眩しっ!!」


急に光が放たれ、目が眩む。その瞬間、世界から色が消え、司祭さん達は動かなくなってしまった。


「ええっ、これ…」


「お久しぶりですね、水神さん。」


「この声はっ!?干渉してこないはずじゃ…」


「干渉する気はまだなかったんですけどね…ちょっとステータスを盛ったのがバレたので。」


「ありなんですか?このステータス。」


「一応、勇者級の冒険者で過去にこれと同等のステータスを持っていた人はいますし。」


「はぁ…でもなんであの時嘘を?」


──────────第2話にて。


「どうするかはあなた次第です。別にステータスがとびきり良いわけでもないですから。」


──────────


「まぁあなたに自信過剰になって欲しくなかったのと、あなたは少し特殊だからです。元々この世界の人間ではないので、この世界と過剰反応を起こして濃い魔力、それも神のような、が生成されているのです。あなた自身のマナは少なくても質のいい物なので早々つきません。」


「はぁ。そうですか。」


「とりあえず私の出番はここまで。」


エアがそういった途端、世界に色が戻った。


「あの、魔法はどうやって発動するんですか?」


「指先や、発動させる箇所に魔力を込めて呪文を唱えるんですよ。」


「呪文はどこで知るのですか?」


「古文書などに記されています。良かったら今、複数覚えていきませんか。」


「いいんですか!?」


「はい、この本を読んでください。くれぐれも室内では魔法を使わないでくださいね、危険なので。」


「わ、わかりました。」


俺、特別な体質なのか…とりあえず、日が暮れるまで魔法を出来るだけ覚える事にした。






いつもありがとうございます。

マストドンのpawooを始めてみました。@Plajamです。

感想、アドバイス、評価などお待ちしておりますm(*_ _)m

これからもこの作品をよろしくお願いします!

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