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僕のステータス、平均値ですか?  作者: じゃむす
初めての異世界生活
14/23

14.お誘い

訓練2日目。軽く昨日のように攻撃を避ける練習をして、重い荷物を持ちながら練習場を10週させられた。体力を付けるためだそうだ。この後槍の長所、短所を習い、敵に回していい武器やモンスターと敵に回してはいけないものを教わった。その後はまた体力作りとして走らされ、躱す訓練をした。


「今日もお疲れ様でした、ジャン教官!」


「おう、明日も頑張れよ。」


そして1日は終わった。



3日目。避ける練習をして練習場の周りを走った。今日は対モンスターの技術を学んだ。攻撃の受け流し方や各モンスターの急所、そしてそれらを正確に叩く方法。ハルバードの多様性をいかした戦い方も学んだ。ハルバードは斬撃、突き、刺しが出来る。それらを活かせればとても強い武器になると教官は言っていた。確かに、1つの武器で間合いも取れて3種類の攻撃も可能、威力もそこそこというとても強い武器だ。その後はモンスター戦を想定した模擬戦をひたすら人形に対して行った。


最終日。いつものルーティンをした後、今日は対人戦の技術を学んだ。例えば敵の武器を撃ち落とす技、わざと急所を外して気絶させる技、間合いを詰めて一気に攻める技などだ。それだけでない、相手の持つ武器ごとの対処の仕方なども習った。最後にはジャン教官と模擬戦をした。教官は槍だけでなく、剣などありとあらゆる武器を使って攻めてきた。もちろん、あっさり負けた。


「この俺に3分もったのは褒めてやろう。上出来だ。」


そう言ってジャン教官はニコッと微笑む。憧れの師匠に褒められるって…なんか…泣けてくるなっ…面には出さないけど。


「ありがとう…ございます。」


「明日でもいい、いつでも特訓してやるからな。毎日でもいいぞ?いつでも俺を頼れ。」


「はいっ!!ありがとうございます、そしてこれからもよろしくお願いします、ジャン教官っ!!」


こうして俺の4日間にわたる訓練は終わった。俺は明日ぎるギルドに行ってステータスカードを作ることにした。今日は疲れたし早めに休みたい。


宿に帰り食堂に行くとルカがいたので隣に座る。


「よっ!」


「おぉ、フェア。お疲れ様。」


「お前もな。」


そうだ、頑張ったぞ。俺だけじゃない、ルカも他のやつも。


「フェア、僕とパーティーを組まないか?」


「パーティー…?」


「そう。冒険者はいつも危険と隣り合わせ、仲間がいれば心強い。そうだろ?」


「あぁ…」


「それに僕達ならいい信頼関係があるし、いいパーティーになると思うんだ!」


「そうか、それもありだ。」


「お待たせしました〜」


今日は自分への御褒美としてステーキを頼んだんだ。うー!美味そうっ!!


「フェアはソロでやるつもりだったでしょ?だからどうかな…」


ルカが少し自信なさげに言う。まぁ、俺もルカのことは信頼してるし問題ないよな。


「おう、問題ない。」


と、言うことで俺たちはパーティーを組むことになった。食後、ルカの部屋に誘われたんだがとても疲れていたので断った。とりあえず明日はステータスカードを作成して、冒険者生活は明後日からになった。


「うーん、魔法。魔法ねぇ、習いたいなぁ…神殿かぁ、明日行ってみるか…」


そんな事を考えてるうちに俺は眠ってしまった…






つい数時間前に1000PVを突破したのですが、勢いで1500PVを越えました!

大変ありがとうございます。ここまで来れたのもみなさんのおかげです。

感想、アドバイス、意見、評価などお待ちしておりますm(*_ _)m

これからもこの作品をよろしくお願いします!

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