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勇邪の物語  作者: グラたん
第一章ロンプロウム編
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第二十六話・国葬とこれから

筑笹鹿耶「第二十六話だ。皆、各々でしっかりと考えてくれ」

嵩都「(俺はもう決まってるけどな)」

亮平「(……俺は……)」

佐藤大典「(俺は店があるからな……)」

グラたん「(私もちょっと予定が……)」



一夜明け、日が昇ると魔帝は棺桶に詰められて謁見場に運ばれていた。

 城下町にも崩御の知らせが飛び交い、ふと窓を見れば喪服姿が見られる。

 プレアは魔王についていなければいけないので途中で別れた。

 俺は亮平からのチャットによって招集が掛けられていた。

 俺は、いや、俺たちは喪服がないので普段着のまま多目的会議室に集まっていた。

 小規模な会議室だが四十余名が集まって話す位のスペースはある。

 会議は亮平と筑篠が進行役を務めていた。



「おほん、皆、忙しい中集まってくれてありがとう」



 筑篠が切り出し、それに続いて亮平が言う。



「魔帝様は死んだ。嵩都の言葉を借りるなら、恩はあるが対人の戦争はしたくない。テンプレ通りの設定ならこの後に魔王や邪神とかが出てくるはずだ。忘れてはならないのが俺たちは勇者だという事だ。順当に行けば俺たちが戦う――まあ、戦争になるわけだ。俺たちの強力な力は必須になり、当然ながら他国もそれを欲するだろう。この城にもそういう要求や個人の裏勧誘、暗殺の手が伸びると思われる。何が言いたいかというと俺たちは恩とか義理とか以前に身の振り方を決めなくてはいけない」



 亮平の言葉も一理あると何十人も頷く反面、精神まで勇者で頭がおめでたい、本当にこの世界がゲームだと思っている奴等が何人もいる。他は考えている者や話し合っている者だ。



「とりあえず皆の考えを聞きたい。ここに留まるでも良いし離れてくれても良い。皆がどういう行動を取ろうとも俺は構わないと思っている。……それじゃ、筑篠から行こうか」



 予め打ち合わせていたように筑篠が前に出る。



「……私は、この城に残る」



 概ね同意的な視線が多いな。確かにここに残れば得られる情報や待遇は良いだろう。



「一応留まるからにはそれなりの覚悟をしている。それに魔帝様には多大な恩があった。それを返せぬまま逝かれてしまった。だから私は仇を討つことで恩返しとしたい。残る者は立って欲しい。それを決意の表明としたい」



 ガタガタと素早く我先にと立ち上がる者がいる。それに続いて立ち上がる者。

 大体全体の半分くらいか? いや、更に立ち上がって三分の二位に増えたな。



「分かった。同志たち……私たちの手で必ずや敵を倒そう!」

『おお!』


 士気は高い。生徒会長でもあった筑篠が指揮を執るのなら問題はないだろう。

 しばらく待った後、皆が座り始める。それを見越して亮平が続きを促した。



「じゃあ、それに所属しなかった者たちにも聞いて行く。佐藤、お前は?」



 佐藤は腕汲みをしていた手を解き、立ち上がる。



「……俺は……戦闘職じゃないから先陣で戦うことは出来ないだろう。それに好きな人も出来た。元の世界に帰りたい奴には悪いが俺はこの世界に来て良かったと思っている。灰色だった人生に色がついたような感じだ。だが、魔帝様には恩義がある。これからが売り時だったってのに……まあともかく、後方からだがST工房は筑篠たちを支援する!」



 佐藤……敵になるなら容赦はしない。俺にだって守りたい物があるからな。

 ……なんて格好をつけたが実際ここにいる全員が俺の敵だったな。

 それに続いて魔帝に恩を感じている奴等が佐藤たちと提携を組んだ。以外にもあのヒキが川城商店なるものを開いていたことに驚いた。結局残ったのは一割近くか。



「皆の意見は良く分かった」



 そのあとにも二組ほど離れる奴がいた。



「さて、次は嵩都だな」



 おっと、俺の番か。立ち上がる。

 俺が言いたいことは決まっている。役割に乗っとってやればいいだけの話だ。



「俺もここに残るかな」



 表向きはここに残り、裏では邪神軍を成立すれば良い。厨二患者なら大喜びの裏組織だ。



「まあ、俺も少し思うところがあって独自に行動はさせて貰うが」



 瞬間、亮平の表情が喜んだ気がした。



「ああ、是非そうしてくれ! あ、ちなみに俺もここに残るから」



 気ではなく実際に飛び上がりそうなくらい喜んでいた。

 というかお前もしかして俺に付いてくる気だった?

 視線で問いかける物の亮平は気付いてはくれなかった。

 そこでゴーン、ゴーンと教会の鐘が鳴った。



「時間だな。さ、魔帝様の最後の姿を見に行こうか」



 全員がほぼ同時に立ち上がった。皆無言で謁見場へと向かった。

 多く語らずとも皆気持ちは一緒の様だ。





「皆の者、よく集まってくれた。これより魔帝サフィティーナ・スファリアス・アジェンドの国葬を執り行う」



 略式ではあるもののアルドメラさんが取り仕切る国葬が始まる鐘だった。

 俺たちも呼ばれているのでそのまま会議室を出て各自が固有武装を装備して参列した。

 何故、武装を出すのかというと自衛目的が一つと魔帝への敬意を表して宝剣とか国宝を持って参列するのが良いと宗教的にそうなっているらしい。

 魔帝やその他の貴族方には悪いが俺は今、とっても悪いことを思いついた。

 俺のスキル『理解習得』は情報さえあれば自動的に発動してくれるものだ。それは推測だけでなく魔法やスキルにかんしても有効――実際、こちらの方が本来の使い方だ。

 何が言いたいのかはもう分かっただろう。勇者御一行様が手放しで固有武装を見せてくれる機会などもう二度とないだろう。つまり、悲しんでいるふりして勇者共の固有武装をコピーしちゃおうというわけだ。グヘヘ、やべぇ超悪いわ。いただきます。

 結果から言おう。固有武装の持ち主が使っているLvと武装をそのままコピーした。

 しかも奴等が頑張ってスキルLvを上げるのに対し、俺の理解習得は豪華絢爛、いきなり最上位覚醒状態で出現した。

 更にラッキーなことにコピーされた奴にとってはアンラッキーなことに俺の下位互換である複写スキル持ちがいた。消去スキルのスキル持ちのスキルを消した後でその複写スキルを消さして貰った。はっきり言って俺に害になりそうなスキル持ちはスキルをコピーしてから消去した。

 葬儀の参列中に俺と同じことを考えたのだろう。彼等は同じことをしようとして自分のスキルがないことに気付いた。騒がれても邪魔なので時空スキルで彼等の足場を移動させる。

 ――西の森の上空へと。一人二人と減って行く。だが黙祷している皆はそこ異常事態に気付かない。

 グエッヘッヘッヘ。ついでに鑑定スキル持ちも強奪スキル持ちも皆奪って消してやる。貴族の方にも固有スキル持ちがいるなぁ。ごちそう様ァ―――!

 ……いかん。邪神スキルが戻ってきてから精神的におかしくなっている気がする。はやく飼いならさないと……。

 皆が黙祷を終えて顔を上げると同時に俺も顔を上げる。

 やはり何十名かは勇者が消えている異常性に気付く。しかし国葬のそれも魔帝の葬儀のため声明を出すのを控えていた。

 さてさて、集まった固有武装は一個、二個、三個……ゲヘヘヘ、エクセレント! 八十四個! 制限のある複写スキルじゃないからコピーできないスキルはない!

 コピーに満足した俺はそれから真面目に葬儀に参列した。

 あ、俺も血を拭きとった聖剣ヴァルナクラムをだしているぞ。

 魔帝の葬儀は恙なく進められた。魔帝の遺体が運び出されて教会へと進んで行く。

 それに続いて俺たちも教会へと向かう。城門を抜けると城下町の住民たちがそりゃもう悲しそうに泣いて喚いていた。中央通りは大きく開けられていて魔帝の最後を見ようと住民が路地やら屋根に上ってその姿を見ている。

 城下町をぐるりと一周してようやく教会についた。祭壇の上には教皇と思われる穏やかな顔をした男と階段には女官が立ち並んでいた。

 魔帝の棺桶をアルドメラさんが厳しい表情で持ち上げ、祭壇に昇って行く。



「頼む」



 教皇の前に安置し、着ていた外套を翻した。



「――――ラスサアル・ファイア」



 魔帝の遺体が盛大に焼かれて行く。これは魔帝が万が一にもアンデット化しないようにするためらしい。白骨となった魔帝に教皇たちが聖水を掛けている。

 再びアルドメラさんが祭壇に昇る。今度は魔王も一緒だ。魔王は必至に涙を堪えている様子だった。次に大臣や宰相たちが魔帝の御骨を拾っていく。

 あくまで簡略なので身近な人たちがやって終わり。御骨は城に持ち帰られて城内の中庭の一番奥に墓石と共に埋められた。その周りには色とりどりの花が咲き乱れていた。





「皆、葬儀ご苦労であった。魔帝サフィティーナも天の空にて見ていることだろう。生前のサフィティーナは辛気臭いのを嫌っていた。現在あるこのような湿った空気をサフィティーナは嫌うであろう。なので、皆、盛大に宴をしようではないか! それを手向けとする!」



 葬儀が終わった後はアルドメラさん計らいで城も城下町も宴となった。



「さて、魔帝無き後、私がしばらくは国王を務めると思うのだが異議がある者は申し立てよ」



 アルドメラさんの言葉は謁見場全てに響き渡り、しばらく静寂が続いた。

 特に異議はないのと、この後戦になることを考えての沈黙だろう。

 要するに面倒くさくなりそうだから今の所は異議無しというわけだろう。



「では、簡略ではあるが私、アルドメラ・スファリアス・アジェンドが国王となる」



 少しするとその戴冠を認めるように各所から拍手が送られた。俺も拍手をした。



「良い。では次に第二王女アネルーテについてだが、アネルーテの魔王の役職を解任する」



 その言葉に辺りがざわめく。そして国王が手を叩いて鎮めた。



「皆の言いたいことは分かる。しかしサフィティーナが暗殺された以上、類い稀なる魔力を持つアネルーテも狙われる可能性がある。よって、アネルーテにはこの一年ほどをアジェンド校の理事兼校長の任を続行させる。この件は異議を認めない。良いな、アネルーテ」



 国王の言葉に目を赤くしたアネルーテが膝を突いた。



「拝命致します」

「うむ」



 アネルーテは立ち上がり、もう一度国王を見て微笑んでいた。



「さて、そして城にいる勇者たちについてだが、同様の理由から同校へ一年通って貰う。また最大六年間の受講を保障する。これは故魔帝の意向でもあったと言っておく。そして近い内にサフィティーナが抑えていた各国も勇者たちを手に入れようと躍起になるのは目に見えている。それとは別に今回の暗殺をした背後にいる者たちも動き出すだろう。そこで勇者たちよ、頼みがある」



 そう言って国王が歩き、俺たちの前まで来た。



「私はこの一年で全てを整え、反撃に出るつもりだ。私はこれ以上この妻が愛したこの城を、人を、家族を失いたくない。だから――」



 そして国王が俺たちに頭を下げた。――おい、それは不味いだろ!?



「どうか、その時が来たら力を貸してくれないだろうか」



 国王の前に亮平と筑篠が立ちはだかった。それでようやく理解した。

 国王か宰相等が依頼したのだろう。さっきの会議は全員の意向を確認すると共にここに残る奴をまとめ、総意として、そして今ここで国より俺たちの力が強い事を証明すると共に他国に渡らないという意思表明をする演出なのだろう。

 そしてこの土壇場で斎藤からチャットが送られてきた。



『亮平が言い終わったら全員で一斉に武器を出して天高く掲げろ』



 即興過ぎるだろ、斎藤。だが悪くない。付き合ってやるよ。



「私たちのほとんどは魔帝様に恩義を感じている者や魔帝様が愛したこの国を守りたいと志す者たちです。私たちは元よりこの国を守り、魔帝様を討った者を倒すために集結しています」

「勇者代表として田中亮平、筑篠鹿耶以下43名は一年後、戦いに参戦することをここに表明します」



 そして斎藤の指示通りに俺たちは勢いよく獲物を天に掲げた。

 揃った一音が辺りに響き渡った。

 どうでも良いが先程消えた奴等がカウントされなかったな。筑篠も良く見ている。

 国王がもう一度顔を上げた時、王は目から涙をこぼしていた。



「感謝する……本当に感謝する……」



 泣き崩れそうになる国王を宰相や大臣が支えて玉座に座らせる。

 俺たちも武器をしまう。知らされていなかったと見える亮平と筑篠からチャットがスレに飛んで炎上と苦情の嵐が飛んでいた。事前に言ってくれれば参加した、とのことだ。





 概ねの儀式や配属先が決まった所で無礼講となり、国王も今は一人の父親として酒を浴びるように飲み、大いに泣いていた。

 アネルーテもプレアに支えられながら酒を飲んでいた。未成年だけどな。

 そんな光景を横目に俺は亮平と共にテラスで月下の下酒を飲んでいた。


「なあ、嵩都」



 騒ぎ、明りの付いている城下町を眺めながら酒を飲んでいると亮平が言って来た。



「なんだ?」

「思ったんだが、俺たちがここに呼び出された理由ってやっぱり敵を倒すためなのかな?」

「……だろうな。早かれ遅かれそうなっていただろう」

「そうか……近々襲撃がありそうだな。敵からも人間からも」

「そうだな」



 酒を煽る。……ふと俺は隣にいる親友を見た。

 プレアからは全てを教えられたが物語は既に分岐点を超えた。もしかしたらプレアが知っている物語から外れているかもしれない。

 今は悲しみを払拭するように陽気にしている学友たちも、やがては戦場で戦うことになるのだろうか。そして―――。



「どうした?」



 亮平がいつの間にか俺と目を合わせていた。少し悲観的な思考に囚われていたようだ。



「いや、なんでもない。これからのことを少し考えていて」

「これから? ああ、独自に行動するとか言っていたな。差し支えなければ俺にも教えてくれないか? 協力できるかもしれない」



 ――全く。この親友はこれだから困る。敵対するはずなのに教えてやりたくなる。もしかしたらと思ってしまうのが恐い。こいつはそういう奴だ。不思議とカリスマ性がある。まあ、でも俺がこれからしようとすること位は教えてもいいかな。



「そう、だな。……俺は、これから起こるだろう戦いのために俺の軍を作ろうと思う」



 亮平はそんな俺の答えに驚いていた。まさかそんな答えが返ってくるとは思ってもいなかったような表情だ。



「亮平はこの世界に来てから『役割』を考えたことがあるか?」

「役割?」

「俺はさ、ただの夫婦喧嘩のために呼ばれただけじゃないと今は考えている。こうなることはある意味必然だったとも言える。それで俺がすべきことは何か? 俺に与えられた役割とは何か? それを考えていた。ま、答えは案外近くにあったけどな」

「それで、そこ答えって?」



 俺は口元を釣り上げる。答えるのが楽しいくらいだ。



「プレア、だな。俺はあいつを守るために召喚されたのだとそう理解したよ」



 亮平は少し半眼になり、次の瞬間に理解したらしい。



「なるほど……彼女に惚れたわけか。だが片思いなんだろう?」



 亮平から非常にからかう空気が流れてくるが内心で俺はニヤニヤを止められない。



「残念。両想いを確認済みだ」



 亮平は飲みかけていた酒を城下町の方に向かって噴き出した。



「げほっ! …………まさか、いやまさか嵩都に限って!」



「酷いなぁ。異世界に来て異性に好かれるパターンなんていくらでもあるだろ。俺もその例に漏れず彼女が出来ただけの話だろ?」

「ず、ずるい……ハッ、ということは行きつくところまで……」

「それはまだだから安心しろ」

「……そうか。俺も早い所彼女見つけないとなぁ……」

「学校に行ったら出会いがあると思いたいな」

「そう……だな」



 ガクッと首が折れて亮平が机に伏した。哀れ。数瞬後にはまた起き上ってヤケ酒をしていた。

 そう言えばここ来てから第一王女様を見てないな。この知らせを知っているのだろうか?

 いや、知らないだろうな。あと数日は。

 亮平が眠気を訴えた所で俺たちの酒は終わり、亮平は自室に戻って行った。

 俺も自室に戻る。途中途中で水を飲んで酒精を飛ばす。

 自室に戻って扉を施錠。体が熱い。服を脱いでそのまま布団に倒れ込む。





 ……ふっ、もう驚かないぜ。例えプレアが俺の布団に潜り込んで添い寝していようとも。

 というかプレアさん? 何故隣で寝ているのでしょうか? 襲ってもいいと解釈するよ? 俺今無性に性欲高まっているからね? 狼モードですよ?

 とは言っても例の如く天使と悪魔が喧嘩し、なんとか理性を保った。



「ふぁぁ……嵩都、おはよう……んちゅ」



 そして例の如くプレアが寝ぼけたふりして俺にキスしてきた。

 こやつ……俺の理性を飛ばしたいのか!? 

 そう思えるくらい絶妙なタイミングだった。



「……ん……ふぅ…………はぁ……んぁ」



 これが普通と言わんばかりにプレアが舌を絡ませて来る。

 お互いがお互いを貪るような荒い息が聞こえてくる。他のことは一切考えていない。

 否、官能的過ぎて考えられないと言った方が正しい。



「はぅ……ん…………ぁ……ん……はぁ、はぁ」



 とても長い時間のキス。プレアが唇を離した後には俺とプレアの混ざり合った細い糸が垂れ落ちた。そして目が少々虚ろになっているプレアに押し倒された。



「嵩都ぉ……」



 俺に拒否権無いのかよ!? いや、別に拒否はしないが。むしろごちそう様です。

 プレアと共に一夜を過ごした。……残念な事にそういうことはしなかったが。

 本当に、添い寝しただけだった。


グラたん「エロいですね~」

嵩都「俺はいつも押し倒される側だ」

プレア「すーすー」

グラたん「偶には押し倒す側に回ってみてはどうですか?」

嵩都「忘れていると思うがプレアはまだ十五だぞ」

グラたん「犯罪ですね」

嵩都「だろう?」

グラたん「でも、もうキスしてますから」

嵩都「ぐああああ!!(頭を抱える)」

グラたん「あ、ちなみにロンプロウムでは十五歳で成人ですよ(ニヤニヤ)」

嵩都「(無表情で)……舞え、真空波」

グラたん「(避けながら)次回予告しましょう」

嵩都「次回、グラたんの細切れ」

グラたん「次回、邪神軍創立。お楽しみに!」

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