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「革命は終わった」
制限時間:15分 文字数:398字
捕えられた男は猿ぐつわからうめき声を漏らし、血走った目で隣に立つ処刑人を見ているが、彼は平然斧を男に向けていた。
男は反逆者であった。理不尽な悪政を続ける王に、盟友と共に立ち向かい、……そして戦いの末、この場に連れてこられた。負けたのだ。すっかりボロボロになり果てた肉体のうち、目だけがぎらぎらと熱い光を放っている。
男はその目を見開いて処刑人の顔を睨みつける。彼のかつての盟友こそが、この処刑人であった。
見せしめとして、仲間に命を奪われる。
共に戦った仲ではないか。
王を倒すと誓ったのは、嘘だったのか。
無表情を貫く処刑人の横顔を凝視すればするほど、戦いの記憶が、夢のように消えていく。
男の目に涙が浮かび、すべての光景が輪郭を失う。
「反逆者よ――去ね」
処刑人は男の首筋に向かって斧を振りおろし、男の縄を切り落とした。
そして、台座でふんぞり返っている王に向かって斧を放り投げた。
「」
お題:楽観的な処刑人




