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魔王蘇る

制限時間:15分 文字数:525字

犬が吠え立てたのでベランダに出ると、鎧を着こんだ怪しい男が落ちていたので成り行きで介抱することになった。

「勇者様だ!」

自称勇者が言うには、この世界に記憶喪失の魔王が飛ばされて来たらしい。

「というわけで、この世界の村人A、協力頼むぞ」

「いや、あたし信じたわけじゃないから」

ていうかAじゃなくて佐々木美優。覚えてよね。

「なんだと、勇者様の言うことが聞けないとは、もしや貴様が魔王か?」

「いやいや、あたしにはこの世界に生まれて生きてきた記憶もちゃんとあるし……」

佐々木家の長女として生まれ、美優という名を貰い、今まで生きてきた。

「それだけでは分からないぞ。異世界へ飛ばされた拍子に記憶や姿が変質化したかもしれん」

「そんなこと言ったらさ、誰だって魔王の可能性あるじゃん。どうやって探せばいいの?」

「それはだな」

勇者は大剣を振り上げた。

「ちょっと待って、あたし斬る気? 死ぬって! 魔王じゃなくても死ぬって!」

二、三歩後ずさりしながら部屋のドアの隙間を見た。

助けを呼ぼうにも両親が出かけていて家には今誰もいない。

もう終わった! その瞬間、

「ガルルルル!」

飼い犬のコロが勇者に飛びついた。

「思い出した、俺が魔王だったワン!」

お題:誰かは魔王

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