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シュート!

制限時間:15分 文字数:386字

「それは、ちょうどこんな晩のことでした……」

「やめろ!」

わたしは布団を被って震えた。

バスケ部キャプテン・鬼の恭子、何より苦手なものは怪談である。

あー、合宿なんて伝統やめちまえよ。もしくは昼間寝て夜中に特訓とかな……。

強力なライトの下、みんなとボールを追ってれば恐いものなんてない。

ボールが床を跳ねる音と、それを追う息遣い。

「恭ちゃん、まだ話し始めたばっかりじゃないの」

布団の向こうから呆れ声が聞こえる。

「聞きたくない!」

怖い話が聞こえてくる前に、寝てしまおう……!

わたしはシュート決める直前並みの集中力で眠りについた。

わたしはドリブルをしてゴールに向かっていく途中で、夢の中でイメージ特訓出来てることにちょっと自分で感動した。

力強くボールを叩きつけ、そして……、

「ボールはいつの間にか生首に変わっていました、とさ」

という声が夢にまで届いた瞬間、

ぐちゃっと潰れたシュートが決まった。

お題:わたしの嫌いな話 元は未完だったものに書き足し

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