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介入者

制限時間:15分 文字数:611字

軍人ロレンスは恋人ミーシャに向かって言った。

「帰ってきたら、言いたいことがあるんだ」

恋人は胸のペンダントを握りしめて頷いた。ロレンスは

「また会おう」

と手を軽く上げて去ろうとした、その時

「ちょーっと待ったぁ!」

女性の顔のような絵が描かれた妙な服を着た男が飛び込んできた。

「フラグ立てて去ろうとしてんじゃねぇ! こっちは食傷気味なんだ!」

ロレンスは思わず剣の柄に手をやったが、男が丸腰であることが分かると態度をゆるめた。

「君は、誰だ?」

「読者様だ! この話のな!」

ロレンスとミーシャは首を傾げた。

「ロレンスはもう二度と帰って来ないんだ、ネタバレ見たから分かる!」

鼻息荒く言う男に、ミーシャはある可能性に思い至った。

「あなたはもしかして、最近この地に現れた予知能力者……?」

「よく分からんが、まあそういうもんだ!」

男は息をすうっと吸い込んで怒鳴った。

「ロレンスゥ! ミーシャたん泣かせたら許さんぞ! 俺の舅のくせにぃ!」

「舅?」

ロレンスは訝しげに男を見つめた。ミーシャは目を伏せる。

「そぉだ! ミーシャたんの娘のローレンが俺の嫁なんだ!」

男は服に描かれた絵を二人に見せつけ、責めるようにロレンスを睨んだ。

「まったくやることやっておいて……」

「娘だと?」

ロレンスはミーシャの顔を見た。そして、ミーシャの顔に紅が差すのを見た途端……、

「結婚しよう、今すぐに!」

とプロポーズした。

お題:愛と死のこだわり 必須要素:オタク

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