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前世は拾われた猫だったので転生したら人間を拾っています  作者: PYON
第2章 S級冒険者炎王アッシュ
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35

 オーガと冒険者の戦いが始まった。

 門から中に入ってくるオーガたち。

 大体3メートル近い大きさがある。

 小さい緑色のでも2メートルくらい。

 青いのは3メートル以上ある。

 赤いのはその中でも普通くらいの大きさだ。

 ただ、赤オーガがまわりに指示をだしている。

 なんか知能が高そうだ。


 魔族は身体能力が高い。

 ただ、戦うだけなら人間のほうが弱いのは当然だ。

 その魔族に渡り合えるのは知能があるからだ。

 彼らと違って連携して戦うことができる。

 それが人間の武器なのだ。

 

 まずオーガ一匹にC級とD級の冒険者が5人でかかる。

 オーガは太いこん棒を持っている。

 それを振り下ろす。

 巨体なので遅いと思っていたが、案外速い。

 そして、一人が逃げきれず吹っ飛ばされる。

 なんとか直撃は避けたみたいだけど、相当のダメージだ。


 2人の重戦士と2人の剣士、1人の魔術師が緑オーガに向かう。

 鋼鉄の翼の人たちだ。

 とにかくやっかいなやつからつぶす。

 それが、ライオネルさんの作戦だ。

 

 ライオネルさんは赤オーガのところに向かうが青いオーガに阻まれる。

 やはり、オーガたちも連携している。

 それはたぶん赤オーガの指示だ。


 緑のオーガは魔法を使う。

 それを重戦士が盾で受ける。

 爆裂魔法だ。

 炎系の魔法だけど、火球を出すだけでなく、それが爆発する。

 中級の魔法だ。

 

 受け止めた重戦士の盾に当たったとたん爆ぜる。

 盾は破壊され、重戦士一人が飛ばされる。

 その隙に別のオーガが突っ込んでくる。

 まさか、こいつらも強そうな敵には複数で当たっているのか。

 そのまま、もう一人の重戦士を横殴りする。

 盾をつぶされた剣士と魔導士にオーガが迫る。

 後ろから緑オーガが爆裂魔法を打つ。

 魔導士はそれに合わせて風魔法を打つ。

 これも中級魔法、小さな竜巻を起こす。

 火球と竜巻がぶつかる。

 そして打ち消しあって消える。

 ってことは緑オーガはB級程度の魔法力があるってこと。

 そしてオーガが剣士と打ち合う。

 オーガの攻撃は徐々に鋼鉄の翼を押し始めるのだった,



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