表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

たらこのエッセイ集

自作小説にテーマソングとかってあります?

 最近、短編をよく書くたらこなんですけど、たまーにお話を考えながら脳内でBGMを流したりします。


 よく聞いた歌とかは脳内にデータが保存されていますので、サビの部分とかなら割とすんなり流せるんですよねぇ。

 あとはリピートして何度も聞きながらお話を考えたりとか。


 音楽を聴いていると不思議と想像力が掻き立てられます。

 名シーンがすんなり脳内で再生できるんですよ。


 でも……ちょっとした弊害がいくつか。




 まず、名シーンを何度も再生しすぎたせいでイメージが固まってしまい、そこに繋がるエピソードが書けない。


 これね……わりと深刻な問題なんです。

 名シーンをいくつか考えた後でさぁ書くぞってなっても、思った通りにストーリーが進まず、思い描いていたシーンに到達できない。

 自由に動くキャラクターの都合とか、プロット通りに書けなかった作者の力量不足とか、色々と問題点はあるんですが……。


 やはり一番の問題点は名シーンのイメージをガッチガチに固めすぎたことですかね。


 あるていど、ふんわりしたイメージ内容であれば、いくらでも修正ができるんですが……。

 明確にイメージが固まっていると変更が難しい。


 そこまでに至るエピソードの道筋が少しずつ名シーンのある方角からずれて行って、修正が難しくなると、そのシーンを丸ごと没にしなくてはならない可能性まで出てくる。

 そうなると……折角考えた名シーンが無駄になるわけですね。


 あれだけ何度も繰り返し脳内で再生したのに……!

 もったいないとかそういうレベルじゃなくて、まさに断腸の思いってやつですよ!


 逆に、適当にプロットを組んでストーリーを書いていると、主人公が思わぬ形で成長を遂げて、ラストは最高にかっこいい姿になっている。

 そんなこともよくあります。


 BGMを聞きながら名シーンを繰り返し脳内で再生すると、そこに至るまでの道筋をつけるのに苦労する上に、主人公が成長する可能性を潰してしまうかもしれないんですね。


 長編だとこれが本当によくある。




 次に、何度も聞きながら脳内再生したせいで、普通にBGMを聞いてもそのシーンが頭をよぎってしまい、純粋に音楽として楽しめなくなる。

 これもあるなぁ。


 まぁ、別に困ったりはしないんですけどね。

 他のシーンを考えることはできなくなります。


 なので、一曲につき一シーンのみ。

 別の名シーンを考える時は、別のBGMを選ぶ必要があります。




 名シーン再生に選ぶのは主にJPOPですが、たまに洋楽とかも聞きます。

 あとは電子音楽とかゲーム音楽とかですかね。


 BGMを流すことで脳内の名シーンも盛り上がるのですが、デメリットもあるよという話でした。




 そもそも……脳内で音楽や映像を流せる人ってどれくらいいるんでしょうか?

 いたら教えてくださーい!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 時おり覗かせていただいておりますが、感想でははじめましてですm(_ _)m 音楽と映像は密接に結び付いたりしておりますね(^ω^) 番組やアニメのテーマソング等の、映像と音楽はひとつのパッ…
[一言] もう、めっちゃめちゃあります。 しばしばタイトルに使っております(^^;) たくさん共感いたしました(*^。^*)
[良い点] 面白かったです! これは『ついつい語りたくなる』という点で大成功エッセイではないでしょうか。 みなさん調子アゲアゲ↑↑ですね。 [一言] 恋愛小説を書くときは複数の恋愛をテーマにした曲を聞…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ