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30話 休養

「ふわぁぁぁ………」


ベッドから上半身を起こすと、既に太陽は傾き始めていた。窓から射し込む夏の日差しは強く、窓を開けていても少し暑い。


昨日は大変な一日だった。アルテミスに来てからと言うもの、割りと毎日大変な日々を過ごしているが、それを差し引いてもだ。


「…ん?」


そこで周りの惨事に気がつく。確かにここはアル達が借りている部屋だ。アル達の荷物こそ少ないが、ここ一ヶ月の寝泊まりで使ってきた部屋だ。見慣れない訳がない。しかし目の前にはいつもと決定的に違う景色が広がっていた。

まずは知らない荷物がいくつか部屋の隅に転がっている。そして次に、リアムさんがいる。扉前の床で仰向けになって転がっており、眠っているのか、それとも意識がないと言った方が正しいのか。しかし一番の問題は何と言っても、ほぼ全裸である事だろう。


"ほぼ"と言うのは、辛うじてではあるが布を一枚纏っているからだ。アルの全く知らない、誰のだか分からないシャツを"はいている"。本来手を出すところに無理矢理脚をつっこんで上まで引っ張りあげており、本来首を出すための穴からは……いや、これ以上はやめておこう。


そして、次にソファだ。そこには母と子、と説明してもおかしくない二人。クレイさんとイザベラさんが、半分抱き合うようにして寝ている。一人掛けにしては大きなソファではあるが、もともとスタイル抜群なイザベラさんとほぼ子供体型のクレイさんだ。ピッタリと収まっている。イザベラさんの巨大な胸がクレイさんの頭にのしかかっており、クレイさんはその下で指を咥えて何故か微笑。


これもきっと見てはいけない物だったのだろう。少し朝から刺激が強すぎる。


何で"烈火"の面々がこんな所に………?確かに昨日の夜はリアムさんが完全に出来上がってしまってて?そのまま皆でどんちゃん騒ぎして?だめだ………そこから思い出せない。流石にセシリアさんの姿は見えない。あの人はしっかりしてそうだから、きっと自分の宿に帰ったのだろう。

でも、こういうの………初めてだな。皆で一晩中楽しく騒いで、朝寝坊した後には、その残骸と、少しの余韻の中で起きる。


きっと皆も目が覚めた時には、昨日の夜とはほとんど別人の様に、いつもの皆に戻っていて。きっと昨日の夜の事なんて半分も覚えてないだろうけど。


でも………それでも。皆との関係は、昨日までのそれよりも。特別なものになっている。確実に。誰も起こすことなく、もう少し眠ろう。この余韻をもう少しだけ。

アルは、また。ベッドへと倒れ込んだ。


いつもシオンはアルの右側に寝る。だからいつの間にかアルは左を向いて寝るのが癖になっていた。そこはアルのパーソナルスペース。

しかし、今日は、そのスペースは埋まっていた。


「セ…セシ………」


ピクリと動いた睫毛に、慌てて口をつぐむ。

真っ白な肌と、薄紅の唇。伏せられた長い睫毛。朝日を受けて輝く滑らかな髪。

微かに寝息を立てて眠る美女。セシリアさんは自分の宿になど帰ってはいなかった。彼女はまさに、アルの目と鼻の先にいた。


眠っているだけなのに何故こんなにも神秘的に見えるのか。彼女は眠っていて、僕が一方的に見つめているだけなのに、何故こんなにも緊張しているのか。


「うぅ………ん」


セシリアさんが可愛らしい声を上げ、身動ぐ。さらに近くなった距離に、全身の筋肉が緊張する。

彼女は最早、アルの首元に顔を埋めている状態。顔は見えなくなったが、今度は髪の毛の優しい香りがアルの意識を奪う。


落ち着け、アルフォンス………。シオンだと思え………これはシオンだぁ………。


勘違いされては困るが、シオンに対してはかなり耐性が出来てきたと言うだけで、シオンの美貌はセシリアさんにも引けを取らない。シオンも街中を歩いていれば男性陣はもれなく全員チラ見する程の美少女であり、髪もセシリアにさんに負けないくらい良い匂いがすると述べておく。まぁもっとも、シオンの場合は仮の姿なのだが。


落ち着こうとそのまま目を閉じ、静かに大きく息をする。しかし、彼女の存在からは逃げられない。頭の全てがセシリアさんで一杯になる。


でも何故か……………妙に落ち着く。いつかのキスが頭に甦るが、一瞬で霧散していった。彼女の微かな息遣いまで聞こえる。それも酷く心地良い。


鼓動が鎮まり、呼吸が自然と深くなっていく。二人の呼吸が重なり、溶け合っていく。そしてそのまま。彼女の髪と匂いに意識を沈める様にして、アルは眠りに堕ちていった。


その一時間後、目を覚ましたシオンが部屋の光景に唖然とし、その怒りを以て妖狐の咆哮を放った事で全員叩き起こされるのだった。







「昨日は大変だったんだからねー!」

「ごめんねマイちゃん。リアムには私からも良く言っておくから。はいこれ!今からの食事分と、昨日私達もアルフォンス君の部屋で寝ちゃったから、その分の宿代!ここのご飯は絶品だから、出禁にはしないでお願い~」


イザベラさんが、マイさんに宿と言ってお金を手渡す。ちらりと見えたのは金貨が少なくとも三枚。例え今からの食事代を合わせたとしても、四人の一泊の宿代にしては多すぎる。


「いやいやこんなに貰いすぎです!」

「大丈夫。いつもケチケチ言うリアムが今日は何も言えないから。迷惑料と思って取っておいて。でないと私達の面子(メンツ)も立たないし」


アルとシオン、そして"烈火"は、六人揃って遅めの朝食を食べに来ていた。時間は十一時。既に昼食の時間帯だ。しぶしぶお金を受け取った後にマイさんが運んできてくれた食事も、お昼ご飯寄りのメニュー。


思えば、こんなに大勢で朝食を食べるのも初めてだ。今までは多くてもエマさんとシオンの三人だった。しかもそのメンバーも豪華だ。恐らく今このアルテミスにいる冒険者の中で最も有名で、強いパーティ。そんな人達と仲良くして貰えている事を改めて不思議に思う。


「ところで、お主等はいつまで一緒にいるんじゃ。だいたい低レベルのダンジョンしかないこの街にも、長いことはおらんのであろう。次の街へは行かんで良いのか」

「こら。シオンまたそんな失礼な事ばっかり言って。

昨日"烈火"のみんなが来てくれなかったら、今頃シオンも元の世界に帰ってたんだから。そしたらここの美味しいご飯も今頃食べれてないんだよ?」

「ぬぬ。それは確かに一理あるが………」

「俺は別にお前らと一緒になんかいたかねェんだがな。パーティとしての団体行動がどうとか言われちゃ仕方ねェ………」

「クレイ、君も本当に素直じゃないんだから。すまないねアルフォンス君、シオンさん。クレイも君達の事は気に入ってるんだ。そうでなければ今頃、一人でも宿に帰ってるだろうからね」

「うるせェ、リアム。要らねェ事言ってんなよ」


クレイさんはいつも怒っていると言うか不機嫌に見えていたが、アル達の事を気に入ってくれてたなんて。正直かなり驚きだ。しかもクレイさんも、それを否定しない。照れている様にさえ見える。もしかしてあの人。怖い人じゃなくて、口が悪いだけなのかも。


「私達は三日くらい、休養日としてアルテミス(ここ)にいる予定だよー。旅先でも休みは取るけど、やっぱりここが一番気が休まるからね。二人はどうするの?」


アルの質問に答えてくれたのは、料理で口をいっぱいにしているイザベラさん。よくもまぁそれだけ喋れるものだ。


「とりあえず今日は僕達も休養日ですかね。昨日の今日ですから、無理にダンジョンに行くこともないかなぁと。それにもうこんな時間ですし」

「お主は最近サボるのが上手くなってきたの。まぁ仕方ない。今日だけじゃぞ」


隣のシオンから厳しいお言葉が投げられる。


「そんな事言っても、僕の装備も修理して貰わないといけないんだから。剣はヒュドラの硬い鱗でボロボロだし。防具なんかベコベコになってるんだから。背中も切り裂かれてるし」

「別に防具無しの徒手空拳で、と言う修行方法もあるぞ」


シオンの言葉に"烈火"の皆は明るく笑ったが、アルだけは笑えなかった。そんなアルを見て、皆の表情が固まる。


「流石にそれは、冗談………だよね?」


笑顔が引きつってますよ、イザベラさん。


「まぁ……………良い。次回にするとしようかの。今日は休みにして明日から再開じゃ。明日からは本格的に攻略に入るからの。ゆっくり休むとしようぞ」

「ふぅ、良かった…。と言うわけで僕達も明日からになりそうです」


安堵と共に胸を撫で下ろしたアルを、苦笑いが包む。


「あ、そういえば、アル君。君の剣はマルコムさんの所のだよね?それで防具も隣のガブリエルさんの所のでしょ?」


前に座っているセシリアさんに、そんな事を言い当てられぎょっとする。そう言えば、確かにガブリエルさんはセシリアさんの防具をうちで造ってるって言ってたけど。


「そうですけど、何故分かったんですか?」

「ガブリエルさんの所で売ってる防具には、肩の所にあの店のマークが入ってるからすぐにわかるよ。マルコムさんの方は剣帯で分かったの。あんなにぴったりに調節してくれる所は他にないから。

ってのは置いといて。私もちょうど防具をメンテナンスに出すところだったの。私達と一緒に行かない?」


その提案は、アルにとって魅力的だった。昨日は質問攻めにされてこちらの事ばかりだったが、今日は是非ともAランクパーティの冒険者の話が聞きたかった。

シオンは「妾の防具はお主と違うて傷一つない」と言い、午後も寝ると言い張ったため、シオン抜きの五人で行く事になった。


ちなみにセシリアさん達も、ここ、"竜の翼亭"に部屋を二部屋取った。アルテミス滞在時にはいつもこの宿に泊まっているらしい。当たり前だが男女別々だ。自分達の事は棚に上げさせて頂く。昨日は旅先から帰ってそのまま、あの一件に駆け付けたため、まだ宿を取ってなかったとか。


全員一度部屋に戻ってから、装備を持って外に集合となった。

のだが、そこからが予想外だった。いち早く着替え、装備を持って外で待っていたアル。その数分後、降りてきたのはセシリアさんだけだった。


「なんかね。イザベラが昨日の件でリアムとクレイにお説教があるから行けないって。アル君に悪いから私だけ行ってこいだって」

「そ、そうなんですね」


イザベラさんのニヤリとした顔が頭を過る。アルに向かって親指を立てている。

………ハメられた。しかしグッジョブ。流石です。あんたは間違い無く"烈火"の(かなめ)だよ。


「まぁマルコムさんとガブリエルさんも、皆の分を一斉に持ってこられたら困るかも知れないし。じゃあ、行こっか?」

「はい、そうですね」


こうして二人はゆっくりと歩き出した。ここから店まではどれだけのんびり歩いても、片道二十分程だ。たとえあっという間の距離だとしても、たとえ重たい荷物を持っていたとしても、アルは心が躍った。


「セシリアさんの防具。そんなに重たく無さそうですね?あ、それとも単純にステータスが高いからそう見えるのかな?」

「ステータスもあると思うけど、この防具もかなり軽さを重視して造って貰ったのは確かね。私の場合は空中戦闘が主だから、重いと機動力が落ちちゃうのよね」


確かにあの三次元の移動では特に、防具の重量は命取りとなるだろう。飛び抜けたステータスに加えて、その防具の軽さも、あの消えるような移動速度を可能にしているのだ。


「あれは【空歩】と言うスキルを使ってるんですよね?空中を足場に出来ると言った感じですか?」

「あ、そうか。アル君も()()()んだもんね。そうだよ。一度跳躍してから最大で三度。何もないところでも足場に出来る。一応魔力を消費するけど消費量は少なめだから、【剣術】と合わせて私の戦闘の中心とも言えるスキルかな。

でもあれ、以外と難しいんだよ?空間認識能力が必要だし、高速で戦闘しながらも、三回の制約も意識しないとすぐ命取りになる。今ほど自由に扱えるようになるまでにかなりかかった。つい三年前には緊急移動の時くらいしか使って無かったからね。

失敗も怪我もしたなぁ…それこそ死にかけたりも何度かあったかな?イザベラにはその度に怒られてさ。それでもイザベラの回復魔法は信用してるし…」


やはり、この人も相当な努力をしてるんだ。彼女の話を聞きながら、そんな当たり前の事を痛感する。生まれもっての才能も、勿論あるだろう。しかしそれ以上の努力によって、彼女は今の力を持っている。 

そんな事を話しながら十字通りを二人並んで歩いていると、やはりすれ違う冒険者達はすぐにセシリアさんに気付いた。今はその特徴的な防具を着けている訳ではないが、それでも抱えて運んでいればすぐに解る。勿論単純に、彼女の容貌に釘付けになっている男性も多いのだが。


セシリアさんの戦闘理論を聞きながら、気付けば店に到着していた。マルコムさんもガブリエルさんも、二人を見てかなり驚いたが、明日までには直して完璧な状態に戻して見せると豪語した。


アルの胸当ての背中部分はかなり損傷が大きいため、追加料金がかかるかもしれないとの事だ。しかしあの防具は不意討ちの筋力極振り男の一撃は防げなかったとは言え、ヒュドラの攻撃はかなり防いでくれていた。本当に感謝だ。あの防具が【息吹(ブレス)】や突進に耐えてくれた事で、アルは助かったのだ。


「今日は一日休養日でしょ?ちょっとお茶していかない?」


帰り途中、冒険者ギルドまで戻ってきた所で、セシリアさんからそんなお誘いがあった。アルは自分に尻尾がついていない事に安堵した。もしも尻尾があれば、今頃ぶんぶんと振り回しているに違いない。


「はい!昨日の御礼にご馳走させてください」


セシリアさんはアルの返事を聞くと、いつかの様にアルの手を引いて走り出した。方向は東。神殿がある方向だ。二人は人の多い十字通りから、すぐに裏路地へ。


裏路地にはいると、スピードが一段と上がる。前を走るセシリアさんの髪が靡いて、アルの頬をくすぐった。

本当に"あの時"みたいだ。二人が出会った半年前。あの時と違うのは、セシリアさんが知らない人ではないと言う事。アルが冒険者だと言う事。そして、あの時は引っ張られるだけだったこのスピードに、少しはついていける様になった事だ。


裏路地を抜けて十字通りに戻ると、そこには店があった。これもあの時と同じ。"烈火"の面々と自己紹介をした喫茶店だった。


あの時はビクビクしながら入った扉を、今回は弾む気持ちで跨ぐ。中に入ると人はそこそこ多かった。二人は人目を避けるように、隅の席に腰掛け、それぞれ飲み物とケーキを注文する。


「ここ、覚えてる?」

「勿論ですよ。僕の人生が変わった場所ですからね。あの時皆さんと出会ってなければ、僕は今こうしていないかもしれない。皆さんのおかげで、僕は冒険者という職業にますます憧れましたからね」


茶目っ気たっぷりに尋ねるセシリアさんに、アルも少しだけ大袈裟に返事をする。セシリアさんはその答えに、本当に驚いた顔をした。そしてどこか哀しげな様子もうかがえる。


「………アル君はさ。何で冒険者になろうと思ったの?」

「何故………ですか?うーん、どうしてなんでしょうね。

………多分ですけど、やっぱり"憧れ"が強いと思います。ガキ臭いですけどね。家に置いてあった英雄達の本、それから家に飾ってあった父親の防具。それを見ながら育つうちに、自分でも何か出来るんじゃないかって思ったんです。

それから、僕は。仲間が欲しかったんです。この人の為なら自分の命をくれてやっても惜しくない。そんな風に思える仲間と、世界中を旅するのが夢なんです。

次は僕から質問いいですか?セシリアさんは、何故冒険者になろうと思ったんですか?死にかけてまでして、何故強くなろうとするんですか?」


セシリアさんはアルの答えに満足そうに頷くと、今度はアルの質問に少し困った顔を見せた。


しかし彼女がなにか言うそのタイミングで、ウェイトレスのお姉さんが飲み物とそれぞれのケーキを運んできた。セシリアさんは"食べよっか"と言って、飲み物に口をつける。さらに到着したケーキのクリーム部分を、フォークで大きくすくって食べた。

そして彼女はぽつりぽつりと、溢すように言葉を紡ぐ。まるで、ケーキの甘さがもたらす幸福感に助けてもらうように。


「私のスキルにさ………【初期ステータス上昇】ってあるの。もう知ってると思うけど。

私が六才になった頃にね。親に教えてもらって、初めてステータスを開いた時には、そのスキルは既に解放されてたの。

それで……………その時点で私のレベルは25だった。それが【初期ステータス上昇】のスキルの効果。その名前からして、きっと産まれた時から解放されてたんじゃないかって思う。

何にしろ、私は六才にしてはあり得ない程の身体能力を持っていた」


六才でレベル25………。今のアルと同等かそれ以上。

しかしそれならセシリアさんが、その若さで今のレベルまで至ったのも多少納得がいく。かなり規格外なスキルだ。他に剣術スキルや水魔法等のスキルを持っている事を考えると、まるで武の神に愛されているかの如く。


「すごいじゃないですか!

六才で25レベルなんて、聞いたことないですよ!」

「そうね…聞いたこと無いのよ」


アルの声音とは裏腹に、彼女の顔は暗い。


「両親は喜んだけど、他の人はね………。子供ながらにしてそこらの大人よりも遥かに力の強かった私に、皆は近寄ろうとしなかった。癇癪(かんしゃく)でも起こして暴れまわったら危険とでも思ったのかも知れないね。単純に気味悪がられたのかも。あの時の皆の顔は、忘れられないな……………」


セシリアさんの表情は遠いその日を思い出していたのだろう。結局、彼女が何故冒険者になったのかと言う事や、何故強さを求めているのかと言う事について、アルはそれ以上聞けなかった。


六才の頃の彼女が容易に想像できる様で、そしてその姿は対極の所にあるはずの昔の自分の姿とも重なった。


何と声をかけていいのか、分からなかった。何か言えるほど、アルはまだ生きていない。


飲めないのに見栄で頼んだコーヒーを煽り、ただその苦さに顔をしかめた。

ここまでお読み下さり、本当にありがとうございます!

ここまでで二章が終わりとなります!


もしも、続きが少しでも気になる!おもしろい!まぁもうちょっと続けて頑張ってみたら?と思っていただけたのであれば、感想、レビュー、評価など応援をお願いします!


評価の方法は下の☆☆☆☆☆を押すだけです!

あなたのその清き1ポイントが、筆者のモチベーションとなり、ひいてはなろう全体の活性化にどうたらこうたら。


面白かったら星5つ、つまらなかったら星1つ、正直な感想で構いません!


是非ともよろしくお願いします!

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