3話聖剣
今回は短い
私達は地下に行き、一番奥の部屋を開けると、沢山の長椅子があり奥には美しい女性の銅像と白く質素だがどこか存在感がある剣が突き刺さっている。
剣が無ければここはまるで、
(教会?)
確かにきょうにあるなら納得はいくがそれ以前に何故城の地下にあるのかと疑問が浮かぶ。
「何故城の地下にこんな立派な教会が?」
少しなやんでいるリベインさん。数秒間考えて、
「幾つかありますが、一番有力なのは聖剣が魔王に見つかりにくくするためだと言われています。」
「そうなんですか」
「そんなことより早く聖剣に触れるが良い。そうすればお主を主だとみとめられるであろう」
国王に急かされ私は聖剣と向き合い、触れてみた。すると、
ピカーーー!!!
「キャ!」
辺りが光に包み込まれる。
その時私の耳にはある言葉が聞こえた
ーーこの不幸を止めてくださいーー
光が収まると私の手には聖剣が握ってあった。
「ほぅ、認められたか」
「認めらた後から聞きますが認められないことがあるのですか?」
「うむ、召喚されたとしても2人の1人は認められないことがあるのだ」
「もし私が認められなれなかったらどうしてましたか」
「うむ、決めてはいなかったが、言うならお主の別の世界の知識を絞れるだけ絞るじゃろう」
聞かなこかったことにしよう、、、
「まぁ抜けたのだから気にすることはないじゃろう。お主には今日からこの世界の常識、剣術、魔術を教えよう。お主の部屋は用意してある。今日はゆっくり休むが良い。」
「ありがとうございます」
私はメイドに案内され用意された部屋に行った。
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日が沈み三日月の光が窓からさしている。玉座に人が2人いた。
「フッ。うまくいったか」
国王は玉座でふんぞり返り呟いた。
「確かに全くバカな者ですね。何も疑問を持たないとは」
隣にいた騎士長リベインが国王の呟きに返答をした
「私達はその方が楽だがのう」
「ですが油断は禁物です。いつ私達の計画が気付かれるかわかりません」
騎士長は国王に忠告をした。
「お前に言われなくても分かっている。だが忠告として受け取っておこう」
光が消え闇が2人を包み込む。
2人は自分達の計画が成功すると信じて疑っていなかった。