1話 異世界転移
久しぶりの投稿です!
頑張りたい。
誤字脱字の指摘は大歓迎です
私は小林優花、どこにでもいる普通の高校生。なのに...
「大丈夫か?優花?」
「うん...大丈夫」
私は最近ストーカー被害に受けていた。しかも私の全く知らない人...
「大丈夫だよ。警察にも届け出を出したし、すぐに捕まるよ」
この人は私の彼氏で伊藤響也。昔からの幼馴染、私の便りがいのある彼氏だ。
今日だって私のことを心配して警察に届け出
の提案をしてくれた。
「犯人はすぐに捕まるよね。...」
「大丈夫。...そういえば今日変な夢を見たんだよな」
「変な夢?」
彼がいきなりそんな話をしてきた。
多分話題を変えるためだろう。強引だけど少し嬉しい。
「優花がさ、勇者になって世界を救う夢だったんだよ」
「えー、私は勇者なんか似合わないよ。私に似合っているのは勇者よりも僧侶とか勇者をサポートする方が私似合ってる」
「はは、確かにな。白衣の天使見習いさん」
「やめてよ。恥ずかしいから言わないで」
「でも将来の夢は看護師なんだろ?」
「うん。でも誰かから言われると恥ずかしんだよ」
「でも素晴らしい夢じゃないか。もっと自信を持てよ」
「うん。そうだね」
そんなやりとりをしている間に私の家に着いた。
「もう着いたか。じゃあな優花、また明日」
「ばいばい」
私は彼を見送りドアに手を掛けようとしたその時、
自分の体がうごなくなった。
(えっ?!)
すると自分は眩い光に包まれ、目の前が真っ白になった
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家に帰る途中の道、後ろから何かが凄い勢いで近づいてきた。後ろを振り返ると全身黒で覆われた人が刃物を持って走って来る。
自分は間に合わずに腹に刃物が刺さる。
「ぐっ!」
お腹が焼けるように熱い。しかも此奴は
「お前さえ居なければ、お前さえ居なければ!」
(此奴は優花のストーカーか!)
しかし奴は刺した刃物を引き抜き、心臓目掛けて刺してきた。
「......!」
声が出ない。しかし奴は何度も自分を刺してきた。
(優香...)
最愛である彼女の名前を思いながら自分は死んでいった。
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『次のニュースです。昨日未明〇〇高校の伊藤響也さん17歳が鋭利な刃物で殺害される事件があり、容疑者ね少年Aが逮捕されました。更にその恋人である小林優花さんが昨日未明行方不明になりました。警察は2つの事件の関連性について調べております。...』