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外出

作者: bosch
掲載日:2026/09/15

今日はお出かけの日。


今の生活を続けてから何年経っただろう、とふと考える。

自分の生活圏、キャリア、趣味、旅行、たまの贅沢。

自分なりの生活ルーチンを確立し、日々を過ごす。

そして、年々洋服が増えていく。


同じような生活を送っていると、時間の経過があっという間に感じる。

脳は、似たような記憶を圧縮しているという話を何かで見た。

多分そんな感じ。

日々の朝食のことを一々覚えてはいないけど、特別なイベントや美味しいお店に出会った時のことは覚えている。


そういえば、去年離婚してから1年くらいか。

正確な日付は覚えていない。覚える必要がないし。


独り身でいる時の軽さと結婚生活の重さ、どちらが心地良いかと言われても明確には回答しづらい。

どちらも、適度に心地良いエステのようにはいかない感じ。

しかしだからと言って、ずっと寝転んでマッサージを受けていたい訳ではない。

私ってワガママかしら?


自分は子供を産まなくて良かったとつくづく思う。

子供がいたら今のような生活はできない。

人にはそれぞれ自分に合った生活スタイルというものがあるよね。

子供を産む人、産まない人。

田舎の生活が合う人、合わない人。

大勢で過ごすのが好きな人、苦手な人。

無理矢理、型に押し込めようとしても、苦しくなったり傷ついてしまう。


男女の関係というのも色々と難しい。

特に結婚生活は恋愛とは全くの別物だ。


男は男友達と遊びに出かけ、女は女友達とランチに出かける。

男は仕事に逃避し、女も仕事にかまけたり家を自分の城にする。

最初は少しずつ、しかしいつの間にかズレが大きくなっていく。

恋愛感情とは別の感情を相手に抱くようになってしまうのが、いつからなのか、そしてなぜそうなったのか、自分では全く分からない。


騙し騙しやっていても、結局うまくいかなくなる。

最終的には、お互いに自分の主張をぶつけ合って衝突する。


なぜだろう?

少年漫画のバトルでは、お互いが技を打ちあった時に打ち消し合ったりする。

そしてその後は、仲良くなったりすることもあるのに。

盛大に夫婦喧嘩した後に、そこから仲良くなっていく夫婦なんているのだろうか?

現実は漫画のようにはいかない。黒くて暗いドロドロやモヤモヤはそう簡単には消えない。

まあ、私の場合、最終的には打ち消し合ったわけだけど。


「あ、そっか」

マイナスとマイナスが加算されるだけなんだと気付いた。いや、乗算かもしれない。

マイナスにマイナスをぶつけても決して打ち消し合うことはない。

生活を続ける中で、心の中にマイナスがチリのように溜まっていく。

心の中に負債を抱えた結果、破綻してしまう。

いかにも夫婦らしい話だ。


心の中がゴミ屋敷になってはいけない。

心の中の掃除を怠ってはいけないんだ。

汚れがこびりつく前に対応しなければ厄介なことになってしまう。

男には適度な遊びが必要で、女には適度なエステが必要という訳だ。


みんなワガママな生き物よね。


お互いに外で悪口を言っても、根本的には何も解決しない。その時はスッキリするんだけど。

SNSで発散するのも同じだわ。

前進するためには、向き合う相手を間違えてはいけない。

解決すべき問題を諦めた時点でゲームセット。


自分で、自分から行動しないと何も始まらないのだ。

私はシンデレラではないし、現実はおとぎ話とは違う。


自分の物語を作れるのは自分だけ。


今の延長で人生を終えてしまうのも、ここから変えていくのも自分次第。

自分の場合はどうだろう?

このまま人生を歩いていくのも悪くないけど、少しつまらないかも?


どうせなら、日差しのある方向に伸びていきたいかな……。




さて、そろそろ出かけないと今日のスケジュールが狂ってしまう。

考え事をしながら支度をしていると、色々と失念しがちだ。


おっと、忘れ物忘れ物っと。


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