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『嵐の前の静けさ』って、嵐が来ることが予想できるから成り立つ言葉だよね

「「…………」」


説明しよう! なぜ俺と悠ちゃんが朝っぱらから無言で向き合っているのか。 それは前回の終わりを見れば分かることだけど文字数稼ぎゲフンゲフン。 文字数稼ぎのために説明すると、朝起きたら悠ちゃんに同衾を見られました。 これもまた懐かしの流れ。


「────奏士」


部屋の入口からずっと無言で見ていた悠ちゃんが口を開いた。 この静寂を破るかね普通。 見逃せよ。 何もしてないけど。


「……大きくなったな」


なぜ悠ちゃんが母親の様に微笑んでいるのか。 ぼくわかんない


「一応弁明するが、俺は何もしてないぞ」


「ならお前は『女と寝ても手を出せないスカスカチ○コ』という事になるな」


「朝から口悪いなこの従姉。 何故どいつもこいつも俺を粗チン扱いする?」


お前らにマジの俺を見せてやろうか。 雄になった奏士君の奏士くんを。 開示請求だ開示請求! 頭ん中を開示しろ! こっちは社会の窓を開示してやる! 開示請求ってお互いにやるもんだっけ?


「まぁそんな誹謗中傷はさて置いてやる。 今度は俺の質問に答えろ」


「何だ? YESかNOで答えれる範囲でな」


「水平思考クイズ始めんな。 あーまた話ズレた」


作者ってばすーぐ話別方向に持ってくんだから。 だから未だにキープレフト下手なんだよ。


「何故ウチに居る? お前今何時だと思ってんだ」


「朝7時だ」


「おはスタかよ」


夏だから日の出が早いとしても、朝7時は普通に寝てる時間だ。 俺と莇は例外中の例外だとしても、紅葉とベルは起きるまでもう少しある。 せめてあと1時間遅く来てくれれば丁重に出迎えてお帰り願ったのに。


いくら俺が少し寝坊してさっき起きたってもさぁ……合鍵持ってて入れるっても、他人の家に朝7時に来るってどんな神経してんだ? 常識を疑うぞ。


ついでに、人の布団で勝手に寝る熟睡中のデカイ方の猫の常識も疑う。


「zzz…… (スンスン)」


そのお猫様は人の枕を抱いて依然ぐっすり。 ちょっ、最近加齢臭とか気にし始めてんだから枕の臭い嗅がれるのは流石にアレなんだけど。 特に今は夏だから寝汗も増えるし。


「雑談はいい。 早く起きて準備しろ」


悠ちゃんはそう言うと先に居間へ向かった。 言い返したいけど寝坊したから何も言えない。


幼稚園訪問は8時半必着だから、準備と朝飯で1時間は取られるから────割とギリギリか。 この時間帯は幼稚園行くまでの道混むんだよなぁ……。


「紅葉、起きろ。 幼稚園訪問の準備しないと遅れるぞ」


寝てる紅葉を揺すって起こす。


「んん〜」


へんじがある。 ざんねんながら しかばね じゃないようだ。 ちっ。


「起きないと朝飯抜くぞ」


「ん〜」


お寝ぼけ紅葉さんはのそのそと上体を起こすが、人にもたれかかってまた寝始めた。


「スピー……」


人のモモの上でうつ伏せになってガチ寝再開しやがったクソ猫を起こすべく、紅葉の背中に右手、頭に左手を添え、筋肉を総動員して振動させる。 スタンガンあれば早いんだけどね。 今取りに行けないから仕方ないね。


「…………気持ち悪い」


脳と腹を振動シェイクしたことで吐き気が眠気を上回ったらしく、紅葉が嫌な顔をしながら起き始めた。 シェイクと言っても、ちょっと脳を揺らしただけだからセーフ。 奏士くん医学も備えてるから安全基準はちゃんと守ってる。


「起きたか。 邪魔だからそこをどけ」


「……ギューしてくれたら起きるかもしれない」


「…………」


「……顔じゃない」


えー違うの? 手で紅葉の顔を『ギュッ♡』ってするベタな返しだと思ったのに。 やはり寝起きはダメか。


────────────────────────────


飯も準備も終え、制服に着替え終わってさあ行くぞ! となった後。 俺達は悠ちゃんから今更説明を受けていた。 俺の部屋で俺のホワイトボード使って。 もう何度も聞いたって。


「では、最終確認だ。 本日の幼稚園訪問では、園児の出迎えから見送りまで1日行う」


「何度聴いても訪問じゃないよな」


「……普通に休日出勤」


「何、安心しろ。 今回も名目上は『幼稚園訪問』だ。 ただ、偶然相手側の人手が足りなくて『ボランティア』の幅が広くなるかもしれないし、たまたま訪問時間と保育時間が重なってるだけだ」


「やっぱ何度聴いてもていのいいタダ働きなんだよなぁ」


「……諦めて受け入れるしかない」


しかもこっちは前回より人数減って俺と紅葉の2人体制と来た。 ド畜生がよ。


「そう言うな。 タダばたゲフンゲフン。『訪問』が終わったら褒美をやる」


「……今『タダ働き』って言いかけた」


「あのロリもそう認識してるってことだろ。 汚ぇ大人だ」


「うるさいぞガキ共」


「お前が1番ガキだろ見た目的に」


「まだ子供たちに遊ばれる未来が見える」


俺と紅葉はヒソヒソ内緒話ではなく、あえて悠ちゃんに聞こえる声量で普通に会話する。 せめてもの反抗って奴だ。 折角の休みに朝から潰されるなんて、所詮理事長からの褒美(多分菓子類)じゃ割に合わん。


「うるさいぞクソガキ。 ケツの青さなら園児とどっこいどっこいの癖に」


「蒙古斑残ってそうな奴が言ってるぞ紅葉」


「お尻も二才も青い奏士が言われるなんて可哀想」


「「…………」」


「何やってんだお前ら」


矛先を変えた威嚇ですが何か? ロクに毛も生えてない様なクソ猫はお仕置してやらんといかんな。 いやスフィンクスとかそう言う品種じゃなくて。


「では以上だ。 2人共威嚇してないで車に乗れ」


「へーい」

「……わかりました」


お互いに1歩引いて和平を結んでおしまい。 冷戦じゃないぞ。 和平だ。 つまり後々破られる。 お前は和平を何だと思ってるんだ?


…………ん?


え車? 車って……あの車? ブーブ? 誰の? 俺の? まさか──────


──────────────────────────────


「…………」


「……生きてる?」


「────ここは任せろ。 俺を置いて先に行け」


「……死体遺棄は流石に難しい」


無☆事 悠ちゃんの運転する車にハイエースよろしく押し込まれて幼稚園まで連れてこられました。 マジで吐きそう。 これ最初の時もあったな。


「こんな事になるなら走行中だろうと飛び降りればよかった」


「……危ないからダメ」


今のグロッキーと比べればマシだと思うんですけどね。 ヤバいマジでゲロ吐きそう。


「おい奏士、立て。 挨拶に行くぞ」


「貴様……元はお前のクソ運転のせいだってのに……」


「お前が痛車しか出せないのが悪い。 あんなクソ痛いワゴンで幼稚園に行けるか」


元凶に正論パンチされたけど、今吐き気でそんな場合じゃないから抵抗は無理っぽい。 ロン毛が吐いてオロロン毛だよ。 なんかポケモンでそんな名前の奴居たな。 フェアリー入ってた気がする。


全身の力が抜けに抜けてエクステも付けれないが、それでも木を支えにどうにか立つ。 お前この感じ……さては前も俺の支えになってくれた木か? 懐かしいけど俺その時の記憶あやふやなんだスマン。


「……大丈夫?」


「多分」


ここに泉ちゃんが入ればリジェネ発動で即全回復するんだけどな。 あのロリが泉ちゃんに声かけなかったからそれも無理だクソが。


見かけ以上にギリギリの身体を引き摺るように悠ちゃんの後を追い、簡単な挨拶を済ませ、制服の上にエプロンを装備する。 休日に制服を着るなんて、俺はいつからこんな真面目くんになったんだ?


「…………」


同じく、エプロンを着て髪を纏めた紅葉がこっちを見ている。 何か喋れや。


「何?」


「……奏士のエプロン姿は見慣れてるから新鮮味が無い」


「そんな文句言われても……」


そんなこと言うなら、こっちだってお前のエプロン姿見慣れてきたぞ。 少しは料理できるようになってからちょいちょい練習してんの見てるからなぁ! 見てる(強制)だけど。 俺の胃袋は別にタングステン製じゃない。 強いて言えばニホニウム製。 それ寿命クソ短いやつじゃなかった?


「2人共準備は出来ました?」


中身の無い雑談をしていたらベテランの先生来ちゃった。 本当にベテランかどうかは分からないけど風格がベテランだからそういうことにしておく。


「あ、はい」


「今日はよろしくお願いします」


「はーい、よろしくお願いします。 それでは、そろそろ最初の園児達が来る頃だから通園準備お願いね」


「っす」


「……わかりました」


『準備』と言われるといよいよ感がある。 もう後戻り出来ないと言うか、これから過酷な1日が始まるんだな感が。


「行くか」


「…… (コクリ)」


さーて、この後悠ちゃんシバくために無事で終わることをいーのろっ ちちんぷいぷい秩父来い来い! 秩父復興になっちゃった。


ちなみに秩父は観光メインだから思ってたより遊ぶ場所は無いぞ。 そもそも埼玉は交通の立地と家賃くらいしか無い。 何もかもある茨城とは大違いだ。


等と、交通の便最悪な茨城が言うておりますけど。 茨城は良くも悪くも県内に揃ってるし若人も少ないから東京の恩恵得られにくいんだよなぁ。


北関東三大七不思議は、1~4が『三大』なのに『七』不思議な事。 5と6が『思いつかない』で、7が『群馬を叩く時は茨城と埼玉が仲良しになる』だ。 ここはスキップしても良き。


────────────────────────────


「子供っていうのは、とても元気だなって思う」


「……急に何?」


「俺今だけは紅葉が羨ましく思う」


園児の相手は必然的に俺が小僧で紅葉が女児を相手する事になるんだが、幼稚園児なんて元気いっぱいのクソガキしか居ない。 走るわ騒ぐわ殴るわ蹴るわ。 人の事サンドバッグだと思ってんのかってくらい暴行してくる。 俺のマッスルが足りなかったら危なかった。 流石にこんなのを紅葉に相手させるわけにはいかない。


「……こう?」


「おねえちゃんうまーい!」


「すごーい! じょうずー!」


でもあっちは平和にお絵描き楽しんでて良いなぁ……


「なんだコイツ! 俺の必殺の蹴り食らってもビクともしないぞ!」


「おい! 今度は全員で一斉にだ!」


「チンコだチンコ! 狙えば勝てる! 」


「背中がガラ空きだぞ! しがみついて動きを封じろー!」


ほんと、平和だなぁ


暴行と言っても所詮ガキ。 必殺(笑)の蹴りとやらも全く痛くない。 でも流石に我が相棒を狙うのは止めろコラ消すぞ。 まだ精通どころか勃○すらしねぇクセによぉ……


「おいお前! 童貞だろ!」


「彼女いた事ないだろー!」


「女と手を繋いだことすらないんだろー!」


「お前じゃ一緒に来たあの人を幸せになんてできねぇから俺が貰ってやるよー!」


はぁ………まったくやれやれだぜ


幼稚園ってどこまで許されるのかな。 体罰。


──────────────────────────────


「…………」


「おねえちゃんよそみしちゃだめー!」


「おねえちゃんつぎこれかいてー!」


「……分かった」

はいどーもみなさんこんにちは

デュエプレを再び始めたらアカウント連携されてなかったらしく、データの引継ぎができず最初からになった作者です。 リリース当初やりまくっていたデータが…………


以前は本当に最初期って感じで、バニラでもPOWER is JUSTICEみたいな世界だったのですが、久しぶりに開くといつの間にか勝太編は出終わってジョー編が出てますね。 デュエルも加速してる気がします。 凄い速さと能力の連鎖ですね。


ではこの辺で。 明日は特撮が無いらしいので、普段より1時間多く寝れそうです。 それでは。




追記

水単シャコガイルの『シャコタン水ガイル』感は異常

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