表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
教会騎士アルトの物語 〜黎明の剣と神々の野望〜  作者: 獄門峠
第三部:希望の継承者 第一章:駆ける狼
213/283

リーグ城攻防戦④

「放て!」


 各城壁から一斉に矢が放たれた。獣人軍は矢で倒れる仲間を何も気にする事なく、雄叫びを上げて城壁へ殺到する。

 わずかな休息の後、二回目の攻撃が始まった。最初の攻撃とは、比べ物にならないくらいの勢いだった。


「梯子に攻撃を集中しろ! ロープを切れ!」


 南側にいるアルトは最初の攻撃を防いだ時の様に、強い獣人は自分が引き受けて他の兵士達に梯子の破壊を任せていた。しかし、その作戦は限界を迎えてた。獣人軍の士気が異様に高く、捨て身の攻撃をしてくる。


「ガフォール様の剣を取り戻せ!」

「亡骸を見つけろ!」

「ガフォール様の仇を取れ!」


 何度もその言葉を叫び、斬られて絶命の間際になれば兵士にしがみ付き拘束して、別の仲間に倒してもらう。


「狂ってる……」

「何なんだ、こいつら!」


 獣人軍の捨て身の攻撃に、兵士達は恐怖して攻撃を躊躇い始めた。その間にも容赦無く攻撃は続く。


「もう、出し惜しみは出来ないか」


 アルトは抑えていたマーラの力を使う事にした。マーラを込めた手の平を突き出して、淡い光の波が広がる。波に飲みこまれた獣人は、途端に脱力したみたいに倒れた。


 新たに習得した技である浄静波(じょうせいは)を使った。生命のマーラの浄化と精神の鎮静をする、精神操作の一つだ。フォルマ伯爵の生命のマーラを汚染して操っていた、マス・ラグムのマーラを浄化した時の技だ。

 力加減によっては、強力な鎮静効果で相手を無力化させる事が出来る。今の獣人達の状態だ。


 茫然と倒れたままの獣人軍を兵士達が襲い掛かる。


「あぁ!」


 獣人の命が絶たれた時、アルトの胸を激しい痛みが走った。一瞬の痛みであったが、胸を抑えて息が上がる。


(今のは、何だ?)


 突然の事に戸惑うが、考えている暇は無い。獣人軍は次々と梯子を登り攻めて来る。

 上級剣術。高めた直感力。強力な身体強化。衝撃波。浄静波。火の玉の様な初級の自然操作。様々な技を使い戦い続けた。




「伝令!」


 北側に位置する主塔で、フォルマ伯爵は指揮を執っていた。そこにサラールの言葉に伝えに伝令がやって来た。


「城門はまだ破られないが城壁の防衛が限界、か」


 フォルマ伯爵が対応に悩んでいる間に、一人の側近が声を上げて指を差す。そこには城壁の兵士達が押され負けて、獣人軍が城壁の一部に陣地を作っていた。その綻びは段々と広がって行く。紙一重の差だった防衛が崩れ始めた瞬間だった


「城壁が突破されます!」


「サラールに合図を送れ。私達も降りて戦う」


 フォルマ伯爵は側近と共に、城壁の奪還に向かう。主塔には赤旗が掲げられた。




「サラール卿、赤旗です! 主塔から赤旗が掲げられました!」


 城門近くの城塔から、各城壁の防衛状況を見ていたサラールは次々と判断を迫られていた。混乱しそうになる思考を落ち着かせる。采配の間違える訳にはいかない。

 北側の状況をいち早く察知していたサラールは、赤旗が掲げられる前に援軍を送っていた。しかし今は、別の問題に苦慮した。南側では黄色の旗が掲げられた。アルトとガルムンドの奮戦で持ち堪えているが、数に押され始めていた。


「私も東側で戦います。ウェラード隊長に、南側へ兵士を送るように伝えてください。兎獣人からの負担を減らします」


 城門の内側では数こそまだ少ないが、梯子を使わずに城壁を登れる兎獣人が城門を開けようと城門守備隊と戦っていた。兎獣人が城門に行かないように、エリー達も戦うが手が回り切れなかった。サラールがその負担を負い、城門守備隊の一部を南側に回す。


「エリー、クラルド!」


 二人は次々と登って来る兎獣人を倒しながら、サラールの指示を聞く。


「クラルドは梯子を破壊して回りなさい! エリーは私と兎獣人と倒すわよ! 兵士達は、登って来た獣人と戦うのです!」


 速さに優れたサラールとエリーは、飛び回る兎獣人を倒す。


「少しは状況が良くなると良いのだけれど。イェール卿、早く援軍を……」


 獣人軍の猛攻は続く。




 リーグ城の西側には、山から流れる大きな川がある。迂闊にも、この川に入ってしまえば激しい水流に吞み込まれてしまう。この天然の水堀のお陰で、西側城壁には獣人軍は攻撃が出来ない。それでも、無警戒ではいられないので少数の見張りがいる。


 夜。


「あっちは、戦いが激しいな」


「あぁ。さっきは火の玉が飛んでいくのが見えた」


 ここには、戦いを恐れて士気がとても低い者達が配備された。士気の低さや恐れは、他の兵士にも悪い影響を与える。彼らは深く溜息をつき、自らの未来を嘆いた。

 どれだけ抗っても、獣人軍に勝てる訳がない。自分達は徴兵されるためにヴァノール城ではなく、ここに連れて来られた。

 その思いが、彼らの気持ちを沈めて、終わりの無い不安と恐怖を与え続ける。待っているのは一つの未来。あるいは二つかも知れない。だが、どれも人間には耐えられないものだろう。


「勝てる訳がないんだよ……」


 その呟きに誰も反応を示さない。噂に聞こえて来た、獣人軍一万人。それを証明するかの様に、開戦直前には地面を揺らす程の雄叫びが聞こえた。あの雄叫びを聞いて、全てを諦めた。


「殺されるくらいなら、一か八かで川に飛び込んで逃げてみるか?」


「それも良いかもしれねぇ。ここには死以外、何も残らねぇ」


 その言葉に連れられる様に人が集まり、目の前の激しく流れる川をどうやって渡るか考えた。


「ん? 今、」



 リーグ城攻防戦、一日目深夜。西側城壁は破壊され、激流がリーグ城に流れ込んだ。




 突然、西側城壁が破壊されて背後を守っていた川が激流となって流れ込んで来た。


「近くの物に捕まれ! 流されるぞ!」


 城門守備隊を指揮していたウェラードは叫んだ。だが、その叫びよりも早く川が流れて来た。城壁内に置かれていた資材が勢いに流されて、守備隊に襲い掛かる。資材に潰される者、溺死する者。最終的に城壁内は膝近くまで浸水した。この緩やかな流れと水深では歩くのも苦労する。


「生きている者は、ここに集まれ!」


 浸水してから城壁内の攻撃が止まった。ゆっくりとした動きで人が集まる。


(これ程しか生き残っていないのか)


 徐々に兎獣人に倒されていたが、半数も残っていなかった。ウェラードはこの危機的状況に迷った。敵が来ない内に、城壁を簡易的に修復して水を止めるか。このまま城門に待機するか。


(城壁が壊されたと言えど、川の影響で西側からは攻めれない。それなら……)


 近くの城壁まで来ていたフォルマ伯爵が叫んだ。


「閣下!」


「一部の兵を率いて、城壁を修復しろ。これでは城門が破られた時に、また流されるぞ!」


 確かに水が抜ければ、流れが激しくなり被害が出る。幸いにも、浸水のお陰で城門は外側からは破りにくい。かと言って内側から開けられたらひとたまりもない。


 ウェラードは自らが率いて水の侵入を止めに向かった。




「上の階に逃げるんだ! 流れは止まっている。焦るな!」


 激しい流れは城館の門を破り浸水した。地下に避難していた人達は急いで二階などの高い所に避難させる。最初こそ混乱したが、俺とスレーンの言葉で落ち着いた。


「お兄様。他の階も人で一杯になって来たわ」


「部屋を全部解放して、詰め込むしかない。一階と外にいるよりマシだ。まさか、城壁を壊す力があるなんて。食料も二階に上げよう」


 スレーンは返事をしたが、窓を見ていた。それにつられて外を見ると息を呑む。


「城壁が……」


 城壁への攻撃は激しさを増し、次々と兵士達が倒される。亡骸の一つが光を失った瞳でこちらを見ていた。スレーンは口元を抑えて涙ぐむ。


「……泣くな。皆が動揺する」


 声を出す事もなく何度も頷いていた。俺自身も胸の内に抱く不安に心が揺れていた。


(……エリー殿)


 あの戦場で、エリーが戦っている。そう思うと、何も出来ない自分が悔しくて拳が震える。皆が命懸けで戦っているのに!


「スレーン。もしかしたら、があるかもしれない。剣の準備をしておくんだぞ」


「はい!」




「あいつを殺せ!」


 梯子を登った獣人達はアルトに殺到した。獣人の勢いは激しく、城が水没した影響で士気が大きく下がった兵士達は、自分の身を守る事に精一杯になっていた。最早、南側城壁の脅威はアルトだけだった。


「兵士達よ、戦え! まだ、城は陥落していないぞ!」


 城塔で指揮をしていたガルムンドも降りて来て戦う。挫けそうになっている兵士達を鼓舞するが、その声は獣人の雄叫びに掻き消される。


「数が、多い!」


 倒しても倒しても、アルトに向かって来る敵は減らない。周りを見れば死体の山。そこには人間もあれば獣人もある。


(分かってるつもりだったけど、こんなに苦しい戦いだなんて)


 背後の気配を察して、振り向きざまに相手を斬る。斬られた獣人の口から、吐かれた血が顔に散る。目元だけ一瞬拭いながら、連続して襲い掛かる敵を斬る。マーラのお陰で戦えれているが、疲労は溜まって行く。

 無限に襲い掛かる敵との戦いは永遠に続くと思わせられる。積み上げられる死体。血溜まりは城壁を伝い、城壁内の水を赤く染める。一人、また一人と兵士は倒れて行く。自分に迫って来る獣人の顔がよく見える。半獣半人の彼らの顔は怒りや憎しみ。負の感情だった。


 こんな表情にさせたのは、俺達だよな。苦しかったよね。辛かったよね。故郷を出るまで、君達の苦しみを知る事がなかった。ただ、故郷が襲われた記憶しかなかった。もっと早く会えていたら。でも、そうはならなかった。俺も負けるわけにはいかないんだ。帰らないといけない場所がある。待ってる人がいるんだ。君達も帰らないといけない場所があったよね。それを奪って、本当にごめん。


 獣人達の帰る場所がどんなものだったか想像したが、何も浮かばなかった。アルトは何も知らない。家族はいるのか。友人とはどんな話をしていたのか。何か夢はあったのか。アルトが生まれるずっと昔から、彼らと向き合わなかった天罰が向かって来る。


 獣人の周りには、人の気配は無かった。アルトは生き残る為にも戦わないといけない。手を突き出して、衝撃波を放つ。城壁に登って来ていた数十人の獣人が吹き飛ばされる。落下による絶命や、衝撃に倒れ込む獣人達を斬り倒す。同時に、開けた道を走りながら梯子を外したり、火の玉で燃やす。


「これで、しばらくは登ってこないはずだ!」


 呼吸を整えていると、歓声が聞こえて来た。この一帯は倒したけど、まだ戦闘中だ。


「……そんな」


 南側城壁の要である城塔に掲げられていた旗は倒されていた。屋上に見えるのは獣人の姿。その近くでは、大柄の兵士が倒れている。


 ファーレン伯爵家近衛兵隊長ガルムンド、戦死。


 南側城壁に立つのは、アルト一人だけだった。


 開戦から二日目の朝、南側城壁は陥落した。





「くそ、くそ、くそ!」


 南側城壁の陥落は、防御側に衝撃を与えた。城壁の補修に取り掛かっていたウェラードの元にも獣人が押し寄せる。少数で応戦しながらも、砕けた石を積み重ねて川の侵入を防ぐ。


(ガルムンド様。こんな所で戦死するなんて、らしくないでしょう!)


 ウェラードの上官であり、師匠であったガルムンドの戦死に、やるせない怒りを抱えながら獣人と戦った。共にファーレンの草原で馬を駆けながら槍を振り回した日々が脳裏に過る。本当なら遺体の側に行きたいが、近衛副隊長としての任務を全うしようと城壁の補修を急いだ。




 城門には今までいない程の衝撃が与えられていた。エリーが上から見ると、大きなサイの獣人が何度も突進をしていた。その威力は破城槌とは比べ物にならなかった。


「ガメイ、ガメイ、ガメイ!」

「ガメイ、ガメイ、ガメイ!」


 城門に集まった獣人達は、ひたすらガメイと叫ぶ。


「門に穴が開いたぞー!」


「いけない!」


 城壁の修復に向かった隊と別れて、城門前の守りが少なかった。南側城壁の陥落で、城門のある東側城壁にも獣人が来ていた。

 幸いなのは、フォルマ伯爵のいる北側城壁と東側城壁の間の敵は、クラルドが対応にまわり間に合っていた事だった。


「エリー!」


「アルト!」


「ごめん。守れなかった。とりあえず、城壁から降りる場所は破壊したから時間は稼げると思う」


 そこにサラール卿がやって来た。南側の状況を話すと、時間稼ぎを求められた。


「……それなら城門の前に出て、敵をしばらくの間、倒して来ます」


「無茶よ! 降りるのはともかく、どうやって昇るの?」


「ロープを近くに垂らしてくれていればいい。あのサイの獣人を倒せるかは分からないけど、攻撃を緩めさせる」


「分かったわ。でも、必要以上に無理はしない事。良いわね?」


 アルトは頷くと、サイの獣人ガメイを狙って飛び降りた。突然、現れたアルトに獣人は驚いた。しかし、不破のローブを見た途端に雄叫びを上げて襲い掛かる。マーラの技を全力で使いながら倒して行く。


「俺の事は気にするな。城門を修復しろ!」


 アルトの奮戦の隙に、穴を塞ぎ修復と補強をする。外に残されるアルトに戸惑いながらも急いだ。


 やっぱり、数が多いな。今、あれを使うしかないか。でも、マス・ラグムが出てきたら……。


 迷いの中、アルトは決断した。出来るかは分からない。だが、試す価値はある。斬り合いをしながら、意識を集中させる。戦闘瞑想だ。


「マーラ・ファール」


 マーラの高まりと共に吐息を吐くように呟いた二言で、アルトが感じていた疲労や傷は癒えて行く。体は軽くなり、力が漲る。


「成功した!」


 アルトの動きは俊敏に変わり、次々と城門に迫っていた獣人を倒す。目の前には敵しかいないので、衝撃波を乱発した。気付けば、アルトの周りから獣人は離れていた。人間離れした力に獣人達は動揺する。

 そんな状況の中、地面の揺れを感じた。何事かと警戒すると、アルトを弾き飛ばす様に横から突進が来た。間一髪で避けれた突進は城壁にぶつかり、わずかに城壁を揺らす。


「避けたか。流石だな」


 大きな角と、固い皮膚をした半獣半人のサイの獣人ガメイが現れた。


「俺はサイの獣人ガメイ。小僧、名は?」


 剣を構えたアルトは名乗った。


「教会騎士アルト・メディクルム!」


「アルト。そうか、お前がラグムが言っていた人間か」


 目線が交差し、二人は走り出した。ガメイの体は大きい。避ければ隙を付ける。そう思っていた。


「甘い!」


 避けた先でガメイの体を斬ろうとしても、剣が弾かれた。そして、振り向き様に大きな角が襲い掛かる。咄嗟の判断で飛び退くと、ガメイはすでに迫っていた。


「見た目に似合わず、俊敏なんだな!」


 回避が間に合わないと判断したアルトは、飛び上がりガメイの体に乗った。


「くそ! 降りろ!」


 ガメイの手は短く、アルトの体を掴めないでいた。


「この角さえ無くなれば!」


 頭にしがみ付き、渾身の力で角を剣で叩き斬ろうとする。他の獣人がガメイを助けようと近寄るが、暴れるガメイに巻き込まれてしまう。


「この!」


「がぁ!」


 ガメイの角が折れた。その痛みにのたうち回るガメイから飛び降りて、次の攻撃をしようとした時。風を切る一撃が来た。


「ガメイ!」


 固い毛に覆われた大型の獣人。ヒーライが援護に来た。


「教会騎士。よくもガメイを!」


「今度は、熊の獣人か」


 アルトは剣にマーラを移し、輝きを持たせた。退魔の剣である。熱を持った刀身は、固い毛に覆われたイーライと固い皮膚を持つガメイを斬れると確信した。身を低く構え、二人の強力な獣人との勝負に備える。


 その時、アルトを目掛けて二本の矢が飛んで来た。剣で弾くと、離れた所から独特な弓を構える獣人を見つけた。


「イーライ。回復したから、もう一度やるぞ。全員、下がれ!」


「ラグム、俺にやらせろ!」


「……イーライ」


「ぐっ」


 マス・ラグムの言葉に、獣人達は下がった。アルトは弓を構えるマス・ラグムの異変を感じた。


「マーラが、集まってる?」


 周辺のマーラを吸収する様な雰囲気を、アルトは知っている。かつてリンド村を襲ったドヴォルが、マーラの技を使って門を吹き飛ばした時と似ている。


「皆、逃げろ!」


 あの攻撃が放たれたら止めれない。そう確信をした時、マス・ラグムの動きを封じようと浄静波を放った。


「ちっ!」


 浄静波が来る前に、マス・ラグムはマーラの矢を放った。そして、激しい音と共に城門と一部の城壁を破壊した。

 城壁内に溜まっていた川の水は、城門の補修や地上にいた兵士達を押し流した。城門は突破され、陥落まで後わずかであった。


 水の流れが治まると、イーライは叫んだ。


「全軍、突撃!」


 リーグ城に迫る獣人を前に、フォルマ伯爵も命令を出した。


「全員、城館へ退避しろ!」


 最後の守りである城館へ撤退が始まった。


「はぁ、はぁ。ここ先は行かせない!」


 水溜まりから立ち上がったアルトは、再び剣を構える。だが、後ろから止める声が聞こえた。


「アルト、戻って! 城館を守るのよ!」


「……マス・ラグム! お前の思い通りにはさせない!」


 姿を消したマス・ラグムに叫んだ後、リーグ城へ走った。

ここまでお読みいただき、ありがとうございます。

楽しんでいただけたら、広告の下にある「いいね」や「評価ポイント」をお願いします。皆様の応援が、励みになります。更新話を見逃さないように「ブックマーク」をオススメします。

どうぞ、よろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ