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教会騎士アルトの物語 〜黎明の剣と神々の野望〜  作者: 獄門峠
第一部:教会騎士 第二章:ザクルセスの塔
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審判

これが第一部第二章の最終話になります。長い第二章でしたがお付き合い頂いてありがとうございます。

私事ですが、この小説が一万PVに達しました。こんなに読んでいただけるとは思ってもいなかったので、とても嬉しいです。この喜びの力を糧に第一部最終章の第三章を書いていきます!

第三章は準備が出来次第、連載いたします。

引き続き、お楽しみください。

(体が重い。疲れたよ、リークト)


『エルには、ずっと側にいるよ。愛してるって伝えて』


(リークト。そうだ。伝えないと)


 重い瞼を上げると、医務室の天井だった。もう見慣れた天井を見て、体の状態を確認する。


「痛い・・・。そりゃそうか」


 腕を上げるのもままならないくらいの疲れと痛みだった。レバレスとの戦いでマーラを全力で使い、最後はラーグの治療に残りのマーラを使い回復をした。体の中のマーラは空っぽになった。そして、酷使された体は、その反動を受ける。この疲れと痛みは、アルトの体内に宿るマーラの大きさと比例していた。


「それでも、エリーに伝えないと」


 とても辛いが、今から受けるであろうエリーの辛さに比べれば大したことじゃない。アルトは自分にそう言い聞かせ、リークトの最後の言葉を伝えようと体を起こそうとした。


「ッ」


 やっとの思いで上半身を起こす。周りをよく見ると、今は夜中だった。ロウソク代わりの輝く石パルメラ石が弱い光を放っていた。


「はぁ、はぁ、はぁ」


 上半身を起こすだけで、息切れをする痛みだ。立つのが嫌になるが、リークトからの使命を果たそうと勇気を出す。


「~~~ッ!」


 痛みと疲れによる脱力感に立っていられなかった。ドサッと床に転ぶ音に医務室にいた誰かが反応した。


「アルト君?」


「ラウさん・・・」


 仕切りから覗いてきたのは、アルトと共にリンド村で戦いザクルセスの塔まで護衛して来た下級騎士ラウだった。


「アルト君、大丈夫!?」


 床に倒れているアルトを見て、慌てて近寄る。


「起き上がろうとしたんですが、力が入らなくて。すいません」


 ラウは溜息をつきながら、アルトを抱きかかえてベッドに戻した。


「まだ、起き上がっちゃダメだよ。体を酷使したんだから慣らして行かないと。それに二日も寝たきりだったんだから」


「二日!?」


「そうだよ。今は事件の後、二日目の夜だ。それに起き上がれても医務室から出すわけにはいかないからね」


「どういうことですか?」


「君は今、監視の対象になっているんだ」


「監視?」


「あぁ。言い辛いことだけど、君は殺人罪と国家転覆罪の罪が問われているんだ」


 殺人罪と国家転覆罪。覚えのない罪状がつけられた事に、アルトは驚いた。


「なんですかそれ!?」


「あの事件の報告によると、殺人罪の方はその・・・」


「まさか、リークトの事ですか・・・?」


 ラウは複雑な顔をしながら何も言わなかった。それは肯定も同然だった。アルトはレバレスの体、つまりはリークトの体を斬った時の事を思い出した。


「確かに、リークトの体は俺が斬りました。だけど、レバレスに体を乗っ取られてリークトは死んだんです。リークトの体で暴れるレバレスを俺は殺したんです」


「うん。その事はわかっているんだ。大勢の下級騎士が見ていたからね。だけど・・・」


「何ですか? ハッキリ言ってください」


「推測だけど教会側の政治的理由で殺人罪にされているんだ。国家転覆罪も同じく」


「教会の政治的理由?」


 そこからラウはアルトの状況と推測した教会の政治的理由を話した。

 アルトの状況は、リークトを殺した殺人罪と、グラウェルの協力を得て強大な力を手にして、見返りにグラウェルの考えたプルセミナ共和国への反逆に協力しようとしたのではないかと国家転覆罪が国法において罪を問われている。

 そして、推測される政治的理由はラーグだった。ラーグは今、国法よりも上位に位置する教会法による罪、教会騎士殺しの罪に問われていた。体が回復した現在は、厳重な監視の下で監禁されている。


 そこで、疑問を持ったアルトはラウに質問した。


「でも、グラウェルは国家転覆を狙った罪人でしょ。それを倒したラーグが何故、罪に問われるんですか?」


「教会騎士としてではなく、グラウェル卿個人に置いての罪が国家転覆罪とされたんだ。だから、正式な手続きを踏まずに上級騎士を殺したセレス君は教会法により教会騎士殺しの罪に問われているんだ」


「そんなのって、言い掛かりじゃないですか。それにラーグを狙っている様な気がします」


「実際にそうだろうね。その、アルト君の国家転覆罪は微妙な所だけど、セレス君のは彼を狙った攻撃だと思う」


「ラーグを攻撃して何の意味が?」


「彼は南部の非選任貴族の盟主であり、大陸随一の軍事力を誇るセレス公爵家の人間だからさ」


「でも、ラーグが教会騎士になる時に相続権は無くなったって聞きました」


「相続は出来なくても、繋がりはある。実は彼がここに来てから教会騎士団は二つの派閥に分かれているんだ」


 アルトの疑問にラウは続けた。


「今までの教会騎士団を教会派が支配していたという言い方にするとしよう。

 彼が来てからセレス地方やセレス家の影響が大きいニクス地方の、大陸南部出身の平民と非選任貴族の教会騎士達が南部派として集まっているんだ。それの代表者がセレス君。

 そして、授業で習ったと思うけどプルセミナ共和国が成立する過程で大陸南部は教会と戦ったから厳しい目で見られているんだ。南部が力を持ち過ぎないようにマーラの感知者探しも重点的に行われる。その結果、教会騎士団の中で南部出身者は多い。

 その大勢の南部出身の教会騎士が、セレス君を盟主とした南部派として教会派を抑えて主流になると、教会自身の唯一の戦力である教会騎士団がセレス公爵家の影響下に置かれる」


「セレス家に教会騎士団が乗っ取られるってことですか」


「そう。だから、その、アルト君の件を引き合いに出してセレス君に罪を被せて一緒に処刑して、南部派を潰そうって考えだと思う。これが政治的理由」


「そんな・・・」


 グラウェルとレバレスを倒して、リークトを失いながらやっとの思いで生き残ったのに、待っていたのが権力争いによる処刑。アルトは打ちひしがれる思いだった。まるで貴族が子供達を処刑した、あのコローネル伯爵領ヴェドナでの出来事を思い出す。


「・・・・・・ラーグが監禁されているって言ってましたけど、監視の人に殺されたりとかはしないんですか!?」


「大丈夫。灰色の巻き毛の子が、奔走してセレス君の周りは南部派の教会騎士がついてる」


 パトロのことだ。


「ただ、教会騎士を監督する司教とその上部の枢機卿団の思惑としては法律に則った結果で二人の処刑を考えているだろうね」


 次々と見せられる現実に気持ちが落ちていく。あんなに苦しい思いをして戦ったのに、その報酬が処刑。

 アルトの様子にラウも掛ける言葉も無かった。


「そういえば、リークトが死んだことって全員が知ってますか?」


「あぁ。あの事件は公開されているから、皆、知っていると思うよ」


「・・・そうですか。リークトにはエレーデンテの中に恋人がいたんです」



 ***



 アルトが目覚めた次の日から医務室で取り調べが連日おこなわれた。日によって人が変わり、同情するような人もいれば、嫌な質問や軽蔑されるような視線を送る人もいた。それらに耐えながら全ての質問に答える。


 ただ、アルトはラーグの無事を祈り、エリーにどう思われていようが必ずリークトの思いを伝えたかった。その使命に縋って取り調べの日々を過ごした。


 体や体調が回復した頃に監禁部屋へと連行された。ここでラウとの別れになった。ラウはすまなそうな顔をしてアルトを見送った。

 監禁されて数日後、監視をしていた教会騎士に審判の日を告げられた。この日がアルトの運命を決める日だ。


 自分は魔物を倒すために教会騎士の道を選んだのに、陰謀に利用され処刑を待つ身。自然と涙が出て来た。胸の指輪を握ろうとして思い出した。医務室に運ばれた時から指輪もバングルも帯状のお守りも没収されたのだ。アルトは全ての繋がりを断たれて孤独に監禁部屋で過ごした。


「ミーナ。皆・・・」


 そして、審判が下る日の前日になると延期を言い渡された。アルトは医務室から連行される前にラウから聞かされた話を思い出した。


「もし、審判の日がズレる事があれば判決内容で揉めてる事が多い。今のアルト君だと国家転覆罪で通常なら処刑は間違いない。それが変わっている可能性がある」


 なけなしの言葉だが、希望が少し持てた。そこから、審判の日は延長を繰り返した。幾日も監禁部屋で過ごし時間の感覚が無くなる。


「出ろ」


 監視が扉を開けた。


(とうとう、来たか)


 諦めと微かな希望が混ざりながら、先導に従い道を進む。久しぶりに乗ったエレベーターは変な感覚だった。アルトは今まで来たことが無い部屋へと来た。扉の前には久しぶりに見る黒髪の青年がいた。


「ラーグ」


「久しぶりだな、アルト」


 元気そうに笑う顔に泣きそうになった。孤独に過ごす時間が長くて、久しぶりに友人に会えて嬉しかった。

 アルトのグッと堪えた顔を見て察したのか、優しい眼差しで見つめて言った。


「大丈夫だ。何も心配しなくていい。俺を信じて」


「うん」


 扉が開かれた。そこには七人が円状に座っていた。アルト達は中央に連れて行かれる。

 七人内のアルト達の向かい側に座る人物が話を始めた。教会騎士団長ロベルトだ。


「私は、教会騎士団長ロベルトだ。ここは教会騎士団評議会。本日、君達に今回の事件の審判を下すために、ここに呼んだ。・・・二人への審判を下す」


 アルトのは緊張したが、ラーグの言葉を強く信じた。『何も心配しなくていい』と。


「有罪」


「え?」


 頭が真っ白になった。有罪。アルトに掛けられた容疑は有罪と断じられてしまった。ラーグの言葉は嘘だったのか。

 横に並ぶラーグを見ると、表情は崩さずにただ聞いている。有罪と聞かされたのに平然としている。


(いや。ラーグが心配しなくていいと言ったんだ。何かあるのかも)


 ロベルトは一呼吸して話を続けた。


「イーグニス・エレーデンテ、アルトの容疑。殺人罪と国家転覆罪について話す。殺人罪については無罪とする。大勢の教会騎士の目撃と調査の結果、レバレス・ノーラと名乗る魔物が、エレーデンテ、リークトの体を奪い暴走したとわかった。よって、レバレス・ノーラを討伐したと見なし無罪とする。次に国家転覆罪だが、これは有罪とする。しかし、情状酌量の余地がある。上級騎士訓練と称してレイド・グラウェルに利用され結果、レバレス・ノーラを復活させる原因となった。国家転覆の認識は無かったが、判断を誤り手を貸してしまう事になった。よって、情状酌量付きで国家転覆罪を有罪とする。刑罰を後で告げる」


 ロベルトのここまでの話を聞いて、アルトはホッとした。有罪となったが、実質、無罪みたいなものだった。刑罰の内容が気になるが、死刑ではないだろうと確信できた。

 あとはラーグの容疑だけだった。


「エレーデンテ、ラーグ・ボルティア・エスト=セレスの容疑。教会騎士殺しについて話す。教会騎士殺しは教会法において重罪である。しかし魔物の秘宝を使い、魔の力で国家転覆を謀ったレイド・グラウェルを殺したのは仕方ないことだ。だが、正規の手続きを取ることや他の方法もあったはずだ。それを考慮し、他の者を律するため有罪とする」


 ラーグも有罪となったが、見せしめの為の有罪だった。


「以上が、罪状についての説明だ。そして、二人への刑罰だが・・・」



 ***



 アルト達は教会騎士団評議会場から退室し寮へと戻された。没収された物は私室へと運ばれているという。


 エレベーターで寮に着いた二人を迎えてくれたのは、仲間達だった。


「エリー、クラルド、パトロ」


「二人共、おかえりなさい」


「おかえり!」


「おかえり。無事で良かった」


「ただいま!」


「ただいま。パトロ。良くやった」


 帰って来た安堵感に体の力が抜けそうになった。だけど今、座り込むわけにはいかなかった。エリーと話さなければならない。だけど、アルトは顔を合わすのが怖かった。


「アルト、疲れているだろうけど話をしましょ?」


「っ! うん」


 二人の雰囲気と察してラーグ達は私室へと帰って行った。通り過ぎる時にラーグがソッと肩を叩いた。


 共通談話室にはアルトとエリーの二人だけになった。二人は椅子に座り静かな沈黙が続く。マーラを使えば、エリーの思うことはわかるが今までもそうであったように、アルトはしなかった。人への不誠実だと思っているからだ。だから、アルトは勇気を持って沈黙を破った。


「エリー。リークトを助けれなくて、ごめん」


 頭を下げるアルトにエリーは沈黙を続ける。しばらくすると、フワッと髪を撫でられた。


「・・・・・・謝らないで、アルト。あの事件を聞いて色々な気持ちがあるわ。でも、あなたが謝る必要はないわ。私も、この気持ちをどうすればいいのかわからないの。でも、あなたが原因であんな事になったとは思わない。頭を上げて」


 アルトは頭を上げると、エリーが薄っすらと微笑みながらアルトを見ていた。


「レバレスの誘惑の話は聞いたわ。あの場にいた人、全員が誘惑されたって。それでリークトがグラウェルの刀を握ったって」


 そこでエリーは声を詰まらせながら、続けた。


「どうして、誘惑に乗ったのかしら。なんで、刀を握ったのよ・・・」


 その答えをアルトは知っている。これを話していいのかわからない。だが、今は誤魔化しや沈黙はいけない気がした。あの場にいた者として、知っていることは伝えないといけないと思った。


「リークトが、誘惑に乗った理由だけど。その、エリーと幸せになるためって言ってた」


「え?」


「レバレスは、自分の願いを叶えろって誘惑していた。周りにいた人達が刀に近づいていく中で、一番近くにいたリークトが刀を握って、願いは何かと聞かれたんだ。それでエリーと幸せになるって言ってた。レバレスはそれを聞くと障害は何かと聞いて、リークトは教会と魔物って答えた。そこから、教会を連想する物を攻撃していったんだ」


 アルトの言葉を聞いてエリーは顔を抑えた。


「バカ! リーのバカ! あんなの冗談に決まってるじゃない! ごめんなさい。以前、リーと話していた事があったの。どうしたら私達はもっと幸せになれるのかって。魔物がいなくなって、ついでに教会も無くなれば教会騎士の仕事も無くなるのになって話を。冗談を真に受けて、皆を襲うなんて。本当にバカね!」


 エリーは顔を抑えて泣き、リークトをずっとバカと言っている。

 自分の力を使わずともマーラが大きく揺らぎ悲しみをアルトに伝えて来る。アルトは悲しみを伝えるマーラを受け止めた。


「そもそも、リーがいないと幸せになれないじゃない! 何で魔物の誘惑なんかに乗るのよ。・・・私は、リーさえいてくれれば幸せだったのに」


「・・・・・・エリー。リークトから頼まれていた事があるんだ。聞いてくれる?」


 涙で濡れた顔を拭き、アルトを見る。


「何を頼まれたの?」


「リークトが死んでマーラになった時に、最後の頼みを言われたんだ。伝言をって」


「マーラになって伝言?」


「うん。信じられない話に思えるだろうけど、リークトの最後の言葉を聞いてほしい。『ずっと側にいるよ。愛してる』って」


「っ。・・・・・・そういえば、アルトも故郷でお義父さんが瀕死の怪我を負った時に弟のティト君がマーラになって出て来たって話をしていたわね。リークトもマーラになったの? それで伝言を?」


「うん。レバレスとの戦いで行き詰った時にマーラになったリークトが肩に触れて導いてくれたんだ。喜びの力を思い出せって。それでレバレスを倒した後に、伝言を託して消えて行った」


「そうなのね。ねぇ、アルト。今もリークトはここにいるの?」


 アルトは目を閉じて集中した。リークトの痕跡が無いか。そして、気付いた。


「リークトの姿は無いけど、エリーを包むようにマーラがたくさん集まっているのはわかるよ。きっと、マーラになったリークトがエリーを包んでいるんだよ」


「本当に?」


「うん」


「そうなのね。だから、こんなに悲しいのに安心感があるのね。・・・リークト、ありがとう」


 自分の体を抱きしめ、小さな声でリークトの名前を呼び続けた。その声は優しさと愛おしさをとても含んでいた。


「!」


 エリーの側で一つの光の粒が出て、スッと消えた。アルトはリークトが側にいるんだなと確信した。


 エリーが落ち着くまでアルトはエリーの側にいた。



 ***



「さてと、旅の支度をしないとな」


 騎士団長ロベルトから伝えられた刑罰の為に旅の準備を始めようとした。二日後には出発しないといけない。


 リークトの荷物が置かれた部屋を見て、アルトは寂しさを感じる。この部屋にはもう誰もいなくなるのだと。

 リークトと一年間、一緒に過ごした記憶を思い出して、今までのことを物思いに耽る。


 リンド村で魔物と戦い、大切なものを守ろうと決意し教会騎士の道を選び村を出て、バラール地方を出て、この世界の現実に触れた。その悲しみを少しでも晴らそうとレベナティアを目指し、そのために仲間達と協力してもらい選抜試験を勝ち抜いた。その後はグラウェルの陰謀にレバレスの討伐。政治による処刑回避と下された刑罰。仲間の死を背負い、結局は一端を担ってしまった罪の罰を受けるためにこれから旅に出なければならない。

 教会騎士への道は遠く、また色々な障害も出てくるのだろう。しかし、アルトは進むと決めたのだ。

 進むために、赦しへの旅路を行かなければならない。


「皆、頑張るよ」


 胸の指輪を握り、左手首のバングルに誓いながら前へと進む。彼女のくれたお守りが自分が進む道を守ってくれるだろうと信じて。

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