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ハニーローズ  ~ 『予知夢』から始まった未来変革 ~  作者: 悠月 星花


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57. ランキングは、上位でしてよ!

 お呼び出しにうんざりしてきたころ、休日はなるべく学園に居座ることをせずに王都の屋敷に帰るようにしていた。

 屋敷に帰れば、花嫁修業中のエリザベスもいるので、兄を兄の部屋から蹴飛ばし部屋から追い出してから、ずっとおしゃべりしている。

 至福の時間を休日は過ごせていた。


 エリザベスはというと、こちらに来てから、今までの常識が変わり、苦労しているようだった。

 しかも、母の指導は厳しいから、慣れないと大変だろう。

 娘ほど扱きはしないだろうが……家を守るための力をフレイゼン侯爵夫人となるのだからつけないと、兄だけでは侯爵家はやはり頼りない。

 一番いいのは、兄がもっとしっかりすることなんだけど、どうみても……無理そうだ。

 エリザベスに期待するしかないだろうと、私も母もエリザベスに過度の期待を込めている。

 それが、余計にプレッシャーとなってなければいいのだけど、兄も上手にエリザベスの息抜きをしてフォローしているようで、ちゃんと仲良くしているらしい。

 妹は頑張ったかいがあったようで、なによりだ。




 ◆◇◆◇◆




 休日、寮にいないからか、授業がない休み時間は、私の周りにさらに人が増えたように思う。

 そして、公爵令嬢であるイリアの嫌味の声もだんだん大きくなってきたが、周りの声の方がどんどん大きくなっていき私には聞こえなくなってきた。

 たぶん、あちらも相当なストレスだろう。

 嫌味を言いたい本人までその嫌味が聞こえてないのだから……


 最近知ったのだが、私の婚約者レースなんていうバカげた投票が密やかに行われたらしい。

 結果は、ぶっちりぎりでジョージアらしいが、2位にハリーが入っていたそうだ。

 3位に殿下だったらしい……それを見て、殿下はかなり肩を落としたとか……



 ほら、ジョージア様とは卒業式が最近の出来事だから、みんな覚えているだろうし、ハリーとはデビュタントのパートナーだったから……記憶にも残りやすい。

 デビュタントでは、その後、確か、殿下ともホールを二人占めして踊ったんだけどなぁ……?殿下とイリアの印象でかき消されたのか、みんなの記憶には薄いようだ。

 くだらないことで殿下を宥めているハリーを見ると、なんだか可哀想になる。



 こんな投票、いったい何になるのか……?

 兄はエリザベスとの会話でつかみとして楽しんだらしいが、誰の得にもならない投票だ。

 話のネタとしてエリザベスが笑ってくれるならいいが、兄に笑われるのは腹がたつので、今度何か仕返しをしようと心に決めておく。



 投票理由とかも、隅っこの方に一応書いてあった。

 卒業式のときの私とジョージアの二人がステキだったとか、ソフィア様よりダンゼン、アンナリーゼ様です!とか、ソフィア様は公爵家では浮いてしまいますとか、私とソフィアの比較もかなりあった。


 アンチソフィアに担ぎ出された形で、ジョージアが1位になったのだろうか。


 この結果、ジョージアにも教えてあげたいと思うが、きっと兄のことだからジョージアへ手紙を書いているだろう。

 しかも、面白おかしく脚色されて、ジョージアの手元に届いているのではないだろうか?

 ジョージアは、今、大変なときであろうから、少しでもホッとするひとときになるのなら、仕方ないかなとこれは兄に対して何もしないことにした。



 ちなみに、ベストカップルとかいう投票もあったが……私、上から5つまでを独占しました!!

 おめでとう!私!って、他にも麗しのお嬢様はたくさんいるのだ……メアリーとか深窓のご令嬢ですよ。



 みんな見る目がない!!とも思うのだが、何はともあれ、順位のつくもので上から下まで独占できたことは、嬉しい。



 順位は……


 1位は言わずもがな……銀髪の君ことジョージア、2位にハリーが入り、3位に殿下だった。

 4位は兄だ……なんか、シスコンブラコンを疑いたくなる順位だ。

 5位はウィルとなっている。



 名誉?な6冠をいただいた。

 ちなみにハリーとイリアというペアはこのランキングには載っていなかった。

 そのことに腹をたてたイリアは、貼り出してあるランキングを全て手ずから破ってしまったらしい。

 イリアとランキングに載らなかったことにハリーは、ホッとしているともらしていた。



 逆に殿下は、めちゃくちゃ気にしてたようだ……3位という名誉にもかかわらず、見る目がない!と不機嫌だ。

 ハリーの方が上だったため、可哀想にハリーは殿下にめちゃくちゃ八つ当たりされている。


 何はともあれ、ベストカップルや婚約、結婚などだんだん周りがうるさくなってきて煩わしい。

 今は、笑顔で躱しているが、それもできないほど、私の頬が引きつってきているのがわかる。


 令嬢たるものこんなことぐらい根をあげててはダメだが、気分転換も必要だ。

 それにこんな状態なので、秘密のお茶会も出来ていない。


 教室の自席に座っていたが、すっくと立ち上がる。

 もちろん周りにいる人たちは、私が次の行動は何をするのかを見ていた。

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