夢なのか記憶なのか
僕は今ベッドに寝ている
本当は春から小学校に通うはずだった
僕の体にはいっぱい管が付いてる
鼻のどころの管が痒くて動かすと機械がピッピッと鳴って、看護婦さんに怒られる
僕もずっとベッドに寝てた訳じゃない、入院したての頃は、なっちゃんとけんごくんと良く病院で遊んでた
でも、なっちゃんとけんごくんにはお母さんとお父さんが居るのに僕には居ない、
でも僕は微かに覚えてる顔は覚えて無いけど、何時もケンカして僕が泣いても何もしてくれなかった事をだから院長先生に僕は要らない子だったのって、でも違うってじゃ何でなの、でも違うって言うだけで教えてくれない
僕は要らない子でも良いんだ、なっちゃんやけんごくんみたいに、ぎゅって抱き締めて欲しかっただけだから
院長先生も抱っこはしてくれるけどぎゅってはしてくれない
僕がベッドから起き上がれ無く成ってから、けんごくんがなっちゃんが死んじゃったって教えてくれた、多分僕も死んじゃうんだなと思ってた
でももう、苦しいクスリやだもん
孤児院忙しいのに院長先生も毎日来てくれるから、もうすぐ何だなって思ってた
誰か死んじゃう前にぎゅってしてくれないかな
胸が苦しく成って、機械がピッピッと鳴ってると、急に体が楽になり、目の前に何人かの子供が浮かんでました、その中になっちゃんが居て僕の手を引っ張り起こしてくれました、起きると女の人がぎゅってしてくれた
あとがき
俺自身これが夢なのか記憶なのか解りません、ただ朝起きて鮮明に覚えて居たので書き残し、恥ずかしくて誰にも言えなかったので、残したいと思って書きました、ただ恥ずかしながら書いて居ると涙が止まりません、夢事態もう何年か前です、最近偶然手帳を見て思い出したので書きました
俺自身、夢だと願ってます
ちょっと誰かに聞いて欲しかった