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暗黒魔術師、六条くん。【二時間目】

作者:よしふみ
・SF的な現代高校生魔術師たちの物語です。

第一話  愛する六条の胃袋をつかむために、料理教室に通い始めた七瀬。彼女はそこで同じ高校の女生徒が行方不明になっている事実を知る。学校から魔界に迷い込んでしまったのではと心配する七瀬は、六条たちと彼女を捜索しはじめるのであった。アンの口から魔界についての詳しい説明を受ける七瀬たち。彼女たちは世界の秘密をまた少し知ることにもなる。

第二話  行方不明になっていた少女、ナインは生きていた。芸術家の魂を宿す彼女は魔界でもたくましく生きぬき、魔界を好き勝手に探索する。破壊された自衛隊車両からライフルを回収し、さながらアクション映画のヒロインのように振る舞うナインの前に、うつくしい『シャチ』と醜い怪物が現れる。それらは『戦士』の属性を持つ悪魔たちであり、お互いを攻撃し合っていた。終わらぬ闘争を見物し、『シャチ』のうつくしさに魅入られるナインがそこにいた。

第三話  平和な日常は長くつづかない。千堂の所属する魔術結社『鎮目』のメンバーが消えた。悪魔に拉致された可能性があるようだ。女子高生にして支部長代行である千堂は、この事態の解決に乗り出す。一方、六条たちはアンの見つけた情報をたよりに、都内で起きている少女たちの連続失踪事件を調査。彼女らは皆ラブホテルで失踪していた……というわけで、ラブホに潜入だと、はしゃぐ高校生魔術師たち。だが、敵は邪悪な存在だ。今度の悪魔の属性は『家族』である。残酷非道な『家族ごっこ』と、魔術師たちは対決することになる。

第四話  多くの生け贄を食してきた『家族』の悪魔は、ついに『魔法』へと至る。完成してしまった『家族の魔法』を用いて、七瀬は六条の失われた大切な記憶を復元してやろうと考える。かつて自分が救ってもらったことの恩返しに。そして、その代償は……。六条たちは状況解決のために、『鎮目』の京都支部と交渉するも決裂。力ずくで必要な『アイテム』の回収に赴くことになる。『家族』にまつわる記憶と絆。六条と七瀬という義理の兄妹は、強敵だけではなく自分たちの運命とも闘うことになるのだ。
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