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よくある婚約破棄物 のようなもの  作者: 猫湊
国立ラウサ大学附属高校編(○○編)
17/20

とんでもねぇ、あたしゃしがない変人ですよ

サブタイトルと、話の内容は一切関係ないのであしからず

「以上のように魔法も武術もそうだが、イメージを持つことで威力を上げることが可能だ。特に魔法は、イメージが物を言う。

故に一般的に我が国では、作家という職にある者は売れっ子であればあるほど、予備役士官として登録されている。」

こんにちわ。涼子です。

ここは、ザイラ王国国立ラウサ大学付属央都東高等学校第二学年の教室。

「涼子さんや、現実逃避せんと、集中しんしゃい。あれのキス食らいたくなかろ。」

そう。今教壇に立っているのは、

[いま、通常モードですが、何時馬鹿どもがスイッチを入れるか分からないです。元王太子と、騎士団長子息は、こちらの調教下なので手を出したら、毛有毛現の下手物親父宛に発送すると言ってありますし。]

「シュレックを魔法原理基礎の教官に選んだの誰よ。」

「姉御。」

神子の言葉にわたしは崩れ落ちる。

姉御だとわたしは文句が言えない。

それ以上に、私たち第三代主師の大事なブレーキ役でもある。(たまーーーーーに燃え上がってきたところにガソリンぶっかけてきた上でその勢いで水爆投下するなんて言う、ものすごいアクセル役をしてくることがあるけど。)

今回はアクセルの方だな。

「以上で私の魔法原理に関する講義を終わる。」

あ、終わった。


「それで?君たちはこのボキに何をして欲しいのかな?」

[これを調教してください。後が面白くなるように。]

「要はボキの愛を注いであげれば良いんだね?」

遥夢が頷く。私たち5人が囲む机に置かれた一枚の顔写真は旧ゼリオス地方宰相子息の物。

[言っておきますが、それが怪我したとして、藍蒼大医学部には持ち込まないでくださいね。特に摂津ゼミには。

持ち込んだら、細切れになるほど切り刻んでMPMに突っ込んだ上で、次元境界面間空間で起爆するので。]

「それボキ帰ってこれないよね。全く神子君は神子君で、君と同じく摂津教授の下に持ち込んだら、あの毛有毛現の下手物親父に引き渡すなんて言うんだから。」

シュレックが言った一言で納得する遥夢。

[それもありですね。調教足りなかったら、毛有毛現を召喚するのもありですね。涼子、国崎さんに伝えて待機してもらってください。]

うわ。こっちにまで振られた。

まあ、了承しよう。

翌日、ゼリオス宰相子息はあのどや顔眼鏡面から一変、どんよりした雰囲気を醸し出していた。

しかも、

「あれ、あのお化け早速仕事したんだ。あれ、絶対おむつはいてるな。」

私の隣であれ見でぼそりと言うのは神子曰く奥さん限定むっつりの残念イケメンこと正規。

「おまえなあ、神子と良い、リンと良い、なんでそんな俺に対する扱い酷いんだよ。まあいいけど。あのどや顔眼鏡むかついたからな、ああ言う顔になっていい気味だ。ゼリオスはあれに載せられた形らしいからな。神子の言うことだ。身内関係に関してはどこよりも信用が出来る。」

正規の言うゼリオスの息子が乗せられたというのは昨年度末にあったされても居ない婚約を破棄しようと騒ぎを起こした件。

「なんで裏付け取らなかったのかねぇ。」

「取らなくても信じ込むようにしたんだろう。ゼリオスは良くも悪くも純粋だからな。

あと、あのどや顔眼鏡も、すでに婚約してるって思い込んでたみたいだな。

何をどうしたらああも簡単に思い込めるんだか。

…あ、そうだ。」

うわ。正規の悪そうな顔初めてみた。

「なあ、花子に連絡取れないか?俺連絡先知らないから。」

花子というのはとある国の外相令嬢で、自身も敏腕外交官なんだけど、時たま、ものすっごいぶっさいくな素体を着て正規を追いかけ回す。

どれくらい不細工かと言えば俗に言うオークの雌が絶世の美女に見えるほど横に太いし、顔も…ねえ。

俗に言うオークの雌が絶世の美女に見えるほどにぶっさいくな素体を発注する方もする方だけど、実現するLSNもLSNだよ。

因みに本来の姿は、すごい可愛い。

そんな花子は不細工素体で、空対空ミサイルも真っ青なスピードを出しながら、正規を追っかけ回す。

正規が苦手としているものの一人ではあるけど、あれ?苦手なものにあえて近づくような被虐趣味だっけかな?

「勘違いしてそうだから先に言うけど、花子にあのどや顔眼鏡追っかけ回してもらったらどうだ?っていうだけの話だ。」

「そういうこと。連絡先はあいにく私も知らない。主師の中で花子に直接連絡取れるのは、リンか、神子だよ。」

「そうか。じゃあ、二人にそう伝えて連絡取ってもらってくれ。それと、連絡取れて話し合うときに俺にけしかけないようにも言っといてくれ。」

どうしよう。ものすごいけしかけたくてしょうが無い。あ、でもその分を上乗せしてどや顔眼鏡にけしかけたら余計面白くなりそう。

「というわけでうちのむっつりイケメンが面白そうなことを思いついたので是非ともご協力を。」

「是非もなし。」

綺麗と可愛いが並ぶと絵になるなぁ。それにしても毎回思うのが神子の髪色目に悪い。

「あげて落とそうか。」

「あー、通常素体で近づいて、不細工素体で、追っかけ回すと。こけたり、うずくまったら?」

「蹴散らすに決まってるでしょう。」

花子が蹴散らしたら、神子の蹴りよりはまともな状態だろうけど、酷いことになる気がする。

「で、これが対象の成績。」

神子、その二桁前半な答案用紙を恭しく出すのはやめたげて。

「ひっど。何をどうやればオール30なんてとれるの?というか、これでよくわたしは優秀だなんていえたよね。」

[彼が官僚になるための訓練を積むべく統治を担当していた町なんて、お話にならないほどです。これは、もう。

ところで、彼についてご存じのこと教えてもらえるとか。ゼリオスさん。]

遥夢が話を振って始めていることに気づいたよ。あのゼリオス侯爵嫡男君。

「はい。奥様、あれはおだててその気にさせていれば勝手に出してくる話を聞き流して我々が別の方向に話を進めていても気にしない男です。

それから、後でサレミア嬢に謝罪をする機会をいただきたく。」

何だろう。私が知ってる盆暗王子じゃなくて、ちょっと脳筋な好青年になってる。


「サレミア君と別にいた女子は今ものうのうと生活してるわけだ。」

「あ?ああ、サレミア君以外に女子がいて、イチャコラこいていたのは。もっと言えば、ハルへ冤罪をかけた奴は、今泳がしてるんだけど、サレミア君も言わないけど、彼女の双子の姉なんだけど、性格悪いわーあれ。」

サレミアは、あのパーティーに体調不良で出席していなかった上、常に王子をいさめようとしていたが姉に言いくるめられた取り巻きによって遠ざけられていた。まあ、その取り巻きも魅了で、手荒くはしてないみたいだけど

「どう、ぶつけるんですか?」

[まあ、我々が見ているところで、花子が、追いかけ回すわけですけど、タイミングは花子次第だから楽しみですねえ。]

そういえば、

「えらい、性格違うんだなあ。」

「わたしは両方の祖父母と母が、思いっ切り、はっちゃけて教育しまくった結果、あの魅了です。魔力を高めすぎて、父方の血筋に流れる魅了が。

そのせいで、祖父母と母は、更に教育を強化してきて。

姉は、父が思いっ切り甘やかして。母と、祖父母は教育しようとしましたが、父が乳母や愛人を抱き込んで本邸から私たちを追い出して。

あのくそ親父が。」

サレミアはだいぶため込んでたみたい。そりゃあ、そのため込み対象がそばにずっと居たら体調崩すよね。

は?気絶した彼女の口で、あのキノピオプライドのへっぽこ魔道士と、花子の標的が。へー。

元ボンクラーズの準脳筋王子と、騎士団長子息君以外のボンクラーズメンバーはぜんいんやってしまっていたかあ。

イヤー大変だ大変だ。

「花子さんや、標的をとっ捕まえたら、これをゴニョゴニョして。」

あ、振動固め用の魔導バイブレータ。しかも箱にはしっかりと超強力超低燃費って書いてあるし。

一回お試しで神子に付けてもらったけど、あれ、そういうのに対応するための訓練積んでいても腰砕けになるんだよなあ。

[それでは来週決行で。]

「来週は私来れないよ。」

[じゃあ、来月の第一週はいかがですか?]

「OK。」

ということで2週間後のどこかで決行と言うことになりました。

「花ちゃん、涎、涎。」


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