凄い行動力(ヤンデレ版)
とある参謀長とその部下の日常
「中将閣下、まさかまた徹夜をなさるおつもりで?」
「少佐か、大丈夫だ。ちゃんと寝るよ。ただ今日中に次の作戦に関して考えておきたいんだ。」
「何か小官にお手伝いできることはございますか?(あぁ・・閣下のお役に立ちたい)」
「そうだな。少し小腹がすいたので料理長に頼んで軽食を用意してもらってきてくれ。」
「かしこまりました。」
・・・
「少佐、遅いな。何かあったのか?それに隣の部屋からいい匂いが・・。
ああ?!しょ・・少佐、調理器具を持ち込んで何をしているんだ?」
「閣下、ちょうど料理長が急な体調不良のため(背後から蹴り飛ばして失神させた後ロッカーに閉じ込めた)、小官が何か軽めのもの(フルコース)をご用意しようと思いまして。」
「そっそうか・・ありがとう。でも聞いていたと思うが軽食でいいんだ。」
「はい、承知しております。 (あぁ・・閣下のお役に立てる、嬉しい・・)」
翌日
「料理長、あの日のこと、誰かに話しましたか?」
「あ、少佐、助けていただいてありがとうございました。これから保安部に報告書を届けようかと。」
「料理長、あなたは急に気分が悪くなって朦朧としている内にロッカーに入り込んでしまったんでしたよね。」
「あ、いえ、何者かに襲われてロッカーに閉じ込められたところを少佐に助けていただきました。」
「あなたは急に気分が悪くなって朦朧としている内にロッカーに入り込んでしまった!!違いますか?」
「は・・はい、そうです。急に気分がわるくなって・・はい・・気づいたらロッカーに。」
「それならば保安部は必要はありませんね。私もあんなところに人がいるとは思いませんでしたよ。」
「そ・・そうですね・・少佐。」




