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⑻『蘇生装置』

⑻『蘇生装置』



蘇生するためには、一種の覚悟が必要なのであって、それは一つの闘争に酷似している。けれど、真剣なその眼差しによって、蘇生装置が稼働する時、確かに、俺は俺というものを、新しい俺に蘇生sしているのだから、何か不思議な感じがするよ。



ちょっと良く分からないけれど、要は蘇生装置ってのは、自分で考えるものらしいね。人の過去の傷などを癒すためにあるのなら、蘇生装置は、医学よりも科学よりも、進歩した、素晴らしいものじゃないか、どんなものか、確かめて置きたい。



とはいえ、俺の場合は、やはり芸術に触れることが、俺を蘇生させてくれている様に思うな。そうだろう、そうなんだ、であるからして、俺は俺のために、芸術の神に拝跪して、蘇生装置を、借りる、という訳なのである。

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