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⑺『蘇生装置』

⑺『蘇生装置』



そうだろう、蘇生装置の出番と言ったら、いつでも危機が迫っている時なんだ。身体的、精神的、人間はボロボロになってしまった自己の欠片を、探し集めて統一し、蘇生装置で以って、それらを自己に蘇生し直すのである。



難しいことじゃないんだ、俺は俺で、自己の生活が成り立つ様に、適宜、蘇生装置を使うのだが、如何せん、俺に置いて適材適所だった装置が、人と同じものになるとは、思われない。君は君で、君の蘇生法を司った、蘇生装置を見つけて貰いたい。



もう朝だ、とか、もう夜だ、と言った、所謂日々の循環というものも、薬草になるだろう、蘇生装置に入れて、粉末にし、自己を蘇生するように、手で何度も席巻で洗う様に、薬草を練り込む、そんな蘇生法を、夢で見たこともあったが、やはり、蘇生法は、人それぞれ、という範疇論を抜けきらない。

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