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⑵『蘇生装置』

⑵『蘇生装置』



自己を蘇生することの、何たるかは、その方法論によっても異なるだろうが、要は、以前の自己に戻るだけでは駄目なんだ。蘇生が必要ということは、一回くたばった訳であって。新しく再生する形式で、蘇生されなければならないだろう。



まさに、蘇生装置、これは人類にとって必要だが、例えば、白亜紀の恐竜の骨が凍った侭、見つかったら、それを蘇生することは、人類にとっても大きな発見になる訳であって、素晴らしい方法だと思われる蘇生装置なのである。



蘇生装置よ、お前は何足るかを知っている、蘇生装置が、如何に人生を乗り越えるのに、必要なものであるかを。であるからして、蘇生装置が我々を豊かにしてくれるだろうことを思うと、必ず必要不可欠な、蘇生装置なのである。

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