エロ姉ぇすと~り~ ・ エロ姉ぇ視点 ④ ウチ、彩戸サンにケンカ売って盛大に返り討ちにされるン エロ姉ぇルート
※エロ姉ぇ視点です。
恋する秋のイベント第二弾はハロウィ~~ン♪
な~んと繊月家にお招きされてしまったわン。
でもコレ多分、厚意とかではないわねン。
恐らくはカゲキなハロウィンコスをしてテンション爆アゲ ⬆️ ⬆️ サイクロン状態になったウチと三五きゅんを野に放つのを防ぐ為の策。
そして湖宵ちゅわン & 彩戸サン ・ THE ・ ライバルタッグによる牽制……恋の鞘当てに相違ないわン!
上等じゃないのよン!
お金持ちのお屋敷にお呼ばれしたからって、ウチがプルプルチワワちゃんにでもなると思ったン?
魅 ・ せ ・ て ・ やるんだから~ン!
ガ ッ ゴ ン !
ズ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ …… !
これ見よがしに仰々しく開く正門を堂々とくぐって玄関へ。
「やぁ、エロ姉ぇ。いらっしゃい」
いの一番にお出迎えしてくれた三五きゅんのコスは……。
「スッテキィ~ン♪ 海賊の王子様♡ ねン♪」
お決まりの海賊ハットに眼帯、フックの義手♪ ダークブラックのジェストコールにブカブカパイレーツパンツ♪ 白いシャツからは胸元がチラッチラ♪
イヤ~ン、カッコ良過ぎるぅ~ン♡
三五きゅんったら最近とみにガタイが良くなっちゃって♡ 男らし~カッコがバッチリハマるのよねぇ~ン♡
「来たね、エロ姉ぇ」
「来たわね、エロ子ちゃん」
アラアラ、ライバルタッグのコスはクラシックなアメリカンメイドさ~ん?
いや、可愛らしいケドぉン? 露出度控えめってゆ~か、ほぼほぼ皆無じゃないのよン。
「彩戸さんってメイド服、ヤバいくらい似合うね」
「お手伝いさんだもの、そりゃ~ね」
「湖宵も可愛いじゃん。マジモンの女子よりもずっとさ」
「そ、そっかな♪ 三五もちょ~カッコイイよ♪」
何やら和やかにやっとりますけどもン。
教えてあげるわン! 恋は戦争だってコトをねン!
ウチは着て来たトレンチコートの前をガバッ! とご開帳!
「見て見てぇ~ン♡ 三五きゅぅ~ん♡ ウチのサキュバス♡コスゥ~ン♡」
ヒラヒラレースが悩ましいブラックのストリングビキニ♡ & アミタイツ♡ & 悪魔アクセ♡
大事なトコロがギリギリ見えないレベルの激ヤバエロコス♡♡
ウチ史上最大露出度で勝負をキメさせてもらうわよぉ~ン♡
「ウオオォォォ~ッッ♡ スゲぇぇ♡ お宝だぁぁ♡ 航海に出る前なのにQ極のお宝を見つけちまったぜぇぇっ♡」
ムクムクムクッ!
クールな立ちポーズ ➡️ 前屈みに!
貴公子然とした涼やかな目元 ➡️ ギラギラ光る野獣の眼光に!
イイわよン三五きゅ~ン♡ それでこそ海賊よン♡
「こんなモン着けてらんね~ぜ! 両の眼に灼きつけるッ! 世界一のお宝をぉぉぉ♡」
ビタ~ン! (床に叩きつけられる眼帯)
アア~ン♡ やったわン♡ 恋のライバルちゃん達に勝ったわ~ン♡
「へぇ、やってくれんじゃない。だったらハロウィンパーティーはこれで終わりよ! クロス アウト!」
ババッ!
エッ!? 彩戸サンがメイド服を脱ぎ捨てたン!?
「お姉ちゃんサキュバスメイドフォーム!」
「う、美しいぃぃ~ンッ!」
メイド服の下はまさかのネタ被り!
いえ、そんなコトよりも特筆すべきは彼女の肉体の美しさ!
輝く美肌に均整のとれたプロポーションの見事さと言ったら TOP モデル級!
ストリングビキニでその美を惜し気もなく晒しつつ、更にミニミニエプロンちゃんを掛けることによって、エロスをより際立たせるなんてっ! テクいわっ! このお手伝いさん!
だからってウチは負け 「さ~ん~ご~ちゃんっ♡」
ピトッ♡ ムッギュウゥゥ~ッ!
「アッア~ッ!? ダ、ダメだよ彩戸さぁぁぁん!? そんなカッコでくっついたりなんかしたらぁぁ!?」
「イイの♪ 今からイタズラパーティーを開催するわ♪ ん~、ちゅっちゅっ♡」
「「ギィヤァァ~! ヤメテぇ~!」」
彩戸サンが三五きゅんに密着しながらキッスの嵐を! ジェストコールに手ぇ突っ込んで若いツバメのカラダをまさぐりながら!
「離れてよお姉ちゃぁぁん! あ゛あ゛あ゛硬い! 電磁力でくっついてるみたいだぁぁ!」
湖宵ちゅわンがムリクリ引っぺがそうとするも、まるで歯が立ってないわン。
「オレ、彩戸さんのこと、実のお姉さんみたく思っているんだよ!? イケないよこんなコトぉぉ!」
「イ~イ~の♡ そんなチャチな思い込みなんかポイしちゃって、ホラ、イタズラしてごらんなさい♡」
ああっ! 彩戸サンが三五きゅんの右手 (フック装着) を取って自分の胸元にン!? ナ、ナニする気ィン!?
「お姉ちゃんの水着にぃ♡ 三五ちゃんのフックを引っかけちゃってぇ♡ ホ~ラ♡」
クイクイ♡ クイクイ♡
「う゛っ!? うううっ!? ン゛オ゛ア゛~ッ!」
ア゛ア゛ア゛ン!?
クラクラムラムラしちゃってるぅン! 三五きゅん、彩戸サンのエロエロ誘惑にコロッとイキそうになってるン!
ウチにはわかるわン。だって三五きゅん、ウチのGカップにデレデレしてるトキと全く同じ表情してるものン!
無理もないわン、右手のフックをちょいっと引っ張るだけで美神の裸身を拝めるのよン?
ガマン出来てるだけでもオドロキだわン。でもそんなモノはいつまでも続きはしないでしょうねン。
何故なら! ちっぽけなモノだからよン! 本能を揺さぶる劣情の前では!
憧れのお姉さん = 汚してはイケない聖なる存在……そんな方程式により生み出された理性なんてモノはねぇぇン!
あとダメ押しで言っちゃうと、一度ブッ壊された理性は二度と元の形には戻らないわン。ゆで卵が二度と生卵には戻らない様にねン。
つ、つまりこのままだと三五きゅんの脳内で革命が起こり、姉 = 性愛対象、姉 > エロい先輩、って方程式がプログラミングされてしまうン……!?
ウチが今まで独り占めにしてきた、三五きゅんの愛♡熱視線をまるっと全~部奪われちゃうぅ~ン!?
そんなのイヤァァァ~ン!
「ゆ、許してぇぇン! お菓子を差し上げますからぁン! イタズラしないでくださいぃぃン!」
ウチは秒でひざまずく。シャインマスカットちゃんのタルト (爽やかな甘さが絶品☆) を両手で捧げ、ウルウル涙目になりながらン。
そう、それは心が折れたウチ、豊四季 カレンの 完 全 降 伏 宣 言 だったのン。
「フ~ン。だってさ、ど~する? 三五ちゃん、ハロウィンする? それとも、きもちぃイタズラの続きする? ンフフ♡ 後者がオススメよ♡」
「ウ゛ウ゛ウ゛~ッ! ゼ、ゼンシャァァ~ッ! メイお姉さんはぁぁ! オレの大切なお姉さんだからぁぁ! ハロウィンするぅぅ!」
あっあ~ン! 良かったぁン!
けれどもウチは 「パーティー中、ネコちゃんの着ぐるみ姿でいなければならない」 という重~い罰を科せられてしまったのン。
ヤ゛ア゛ァン゛!
ウチ随一の自慢にして存在理由の結晶たる華 ・ 美 ・ バディがぁぁン! モコモコの毛皮にすっぽり覆われて見えないわン!
こんなのまるで大気汚染で隠れてしまった中秋の名月みたいなものだわン! 美の消失よン! 許されざる愚行だわぁぁン!
うっうっう。でも逆らえないン。
恐ろしい女だわン、彩戸サン。
決して怒らせてはいけなかったン……。
「可愛いね~、カレンニャンだね。いやぁ、実に可愛いね~」
うう、三五きゅんがネコ毛皮をモフモフ可愛がってくれてるケド……そうじゃないのよン。ウチ、アナタにこんな形で触れて欲しかったワケじゃないのン。
サキュバスになったウチがエロエロ悩殺して、メロメロになった三五きゅんがガオ~ッ! ってなる予定だったのにン……。
「にゃあぁン、にゃあぁぁ~ン」
負け負けのウチに出来るのは悲しみの鳴き声を上げるコトだけ……。
敗北の傷心が癒えぬまま、秋のイベント第三弾 ・ 文化祭が幕を上げてしまったわン。
ウチのクラスの出し物はメイド喫茶。
いつものウチならストレートに布面積極少のエロメイド服を着るトコロなんだ ・ け ・ ど ・ ン。
さ、彩戸サンが来場者として来るかもしれないじゃないのよン! お仕置きされちゃうわン! (心的外傷)
だからウチはあえてクラシックなメイド服に身を包んだのン。
彩戸サンの目を盗む為にねン!
スキを見計らって三五きゅんと二人っきりになったらぁ、スリーブの糸をピッ! と引っ張るのン。すると生地がパラパラッとパージ! スケスケキャミソールメイド服に早着替え~♡
露出度超UPで三五きゅん大喜び♡ うん、カンペキな作戦ねン♪
さぁ、三五きゅんをお出迎えよ~ン♪
「うわぁ可っっ愛いぃ! 清楚な格好ちょ~新鮮! おしとやカレンさんキレイ! カワイイ! サイコ~♡」
「ア、アララン? そ、そんなぁン♡」
ど、ど~して? 作戦前なのに、キッチリ着込んじゃってるのに、何故か三五きゅんに喜ばれてるン!?
あぁっ、ダメよン、三五きゅん♡ こんなカッコのウチをそんなに褒めたらぁン♡
ウチ、ウチ、ど~してだか胸がきゅぅぅんってなって、顔がカ~ッて熱く……♡
イヤン、イヤイヤ♡ こんなウチをジッと見つめちゃイヤン♡ 三五きゅぅぅんっ♡
「あれ? エロ姉ぇ、肩に糸クズが付いてるっキィ。取ってあげるっキィ」
!? いつの間にか隣に居たお猿ちゃんがウチの肩に手を……!
イヤァァン! 今はダメぇぇン!
ピッ、パラパラッ。ウワァ~オ♡ (SE)
「イヤァァン! み、見ないでぇぇン!」
「ウッキィィィ!? スケスケエロォォォッ♡ って、ち、違うっキィィ♡ オレ、そ、そんなつもりじゃなかったっキィィィ♡♡」
ブ~ッ! (鼻血)
「カレンさんを辱しめたなぁぁ♡ PANSY♡ テメェェェ♡ 許さねぇぇ♡♡」
「エロハプでヤンス♡ エロハプでヤンスぅぅ♡」
「エロキャミにエプロン♡ 新境地じゃあぁぁ♡」
「オデ、オデ、モウ、ウオォン♡ ウオオォン♡」
「見んじゃねぇテメェら♡ 艶々サテンキャミに包まれたエロ姉ぇのカラダも♡ 包みきれずに谷間がクッキリ見えちゃってるバストも♡ オレ様だけのモンじゃあぁぁい♡」
「「「「何を~っ♡」」」」
ワ~ワ~ワ~ワ~! ポカスカポカスカ!
ああっ! ちょっと待ってアナタ達ン!
ウチの美貌を巡って争ってくれるのは嬉しいけど! メンタルを立て直す時間を与えてちょうだい!
ねえ? 聞いてる? ねえってばぁぁン!
結局、この日はヒートアップした男子達がウチを放っぽらかしてケンカ祭りをおっぴろげてしまったわン。
おかしいわン、今日って確か文化祭よねン?
「「「「「ワ~ワ~ワ~!」」」」」
こんなに文化的じゃない文化祭ってのも珍しいわよね~ンwww (他人事)