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幼馴染み♂「今からQ極TSカプセルで♀になりマース♪」  作者: 山紫朗
【IF話】 もしもQ極TSカプセルが誕生しなかったら
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エロ姉ぇすと~り~ ・ エロ姉ぇ視点 ② ウチの運命の出逢い♡  エロ姉ぇルート

※エロ姉ぇ視点です。

 その日、ウチは運命と出逢ったのン。


 

 「あの人がウワサのエロ姉ぇかぁ~! ウワァァ! スッゲぇアバンギャルドな格好してる!」


 ウチのウワサを聞き付けて見物にやって来た、やじ馬新入生チャン。

 ワラワラといっくらでも沸いてくる、その中の一人に過ぎなかったカレ。


 だ ・ け ・ ど ・ カレはその他大勢の男の子達とは明らかに別次元の異彩(オーラ)を放っていたのン。



 「アイドルよりもキレイ! モデルさんよりもナイスバディ! こいつはウワサ以上だぁ~! オレ、コノヒト、スキ! マルミエノムネノタニマ、ダイスキ!」



 鉄をも溶かす1100℃の熱視線がウチの肢体にブッ刺さりまくる。


 なんっって素直で欲望に忠実な男の子なのかしらン。流石のウチもビックリしちゃったン!


 カレの名前は高波 三五きゅん。

 若葉のようにフレッシュで瑞々しい身体を持ち、若竹のようにしなやかで真っ直ぐな性格のステキ青少年。

 なのにド ・ ス ・ ケ ・ ベ♡


 いいえ、エッチというよりかはウチの輝ける女体の神秘にキョ~ミシンシン♪ 探究心がくすぐられちゃう~♪ ってカンジかしらン?


 つまり 魔性の女(ウチ)純朴な少年(カレ) の性癖 (あるいは人格をも) をねじ曲げちゃった、って構図なのねン。うっわ~、背徳的ぃン♡ これは責任取らなきゃ♡


 三五きゅん、見て♡ ウチのカラダ、穴が空くまで見てぇぇン♡ トクベツにお触りもOKよン♡


 「コラ、三五! こんな変なオンナに関わっちゃいけません!」


 ズルズルズルズル。


 アッア~ン!

 三五きゅんが横からやって来た一般通過美少年にかっさらわれてしまったわン!


 お人形さんみたいに綺麗な男の子だった……ケ ・ ドぉぉ! ウチのお色気に一ピクセル程も関心を見せないどころか、絶対(ゴキブリでも)零度の(見るかの様な)瞳でにらまれたのぉン! 失礼しちゃ~ ⬆️ ⬆️ う!


 しかも(ふる)き常識や貞操観念に従って、ウチと三五きゅんを引き離そうとするなんて!


 繊月(せんげつ) 湖宵。って、名前なのねン。

 アナタみたいなお邪魔キャラなんかにウチ、負けないわン!


 産まれて初めて気になる男の子がデキちゃったウチ。

 三五きゅんと出逢ったこの日から、キラキラでドキドキな毎日が始まっちゃったんだからぁ~ン♡


 もちろん三五きゅんの日常だって (ウチの肉体美によって) ファビュラスに♪ そしてセクシーに♪ 彩られているのよン♡


 例えば休み時間や教室移動みたいな、ちょっとした空き時間があったりしたら、ウチ達はお互いの姿を探してお目々をキョロキョロ。


 そこでパチッと目が合ったなら、三五きゅんはかぶり付きのベストポジションに移動してガン見の構え。

 ウチはおもむろにキャットウォークをしつつ、三五きゅんに流し目を送っちゃうのン♪


 「エロ姉ぇ~! 今日もサイコォォォ!」


 ンフフ~ン♡ 喜んでもらえてるン♡

 嬉しくなっちゃったウチはセクシーポーズをキメまくっちゃうン☆

 投げキッスもた~っぷり大 ・ 大 ・ 大サービス♡

 ん~、チュッ♡ チュッ♡ チュッ♡ チュッ♡ チュッ♡ チュッ♡ チュッ♡ チュッ♡ チュッ♡ チュッ♡ チュッ♡ チュッ♡ チュッ♡ チュッ♡ チュッ♡ チュッ♡


 「ウッワ~♡ キッスの嵐ヤベェェ♡ エロ姉ぇのキス顔ちょ~グッとクるぅ~っ! お゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!」


 アラぁ♡ 三五きゅんったらスッゴいシャウト♡


 「腰フリフリ好き! もっとして!」


 「縄跳びして! お胸ユッサユッサして!」


 「目線ちょうだい! スマイルちょうだい!」


 未だかつてこぉ~んなにアツく貪欲なオーディエンスが居たかしらン♡

 オンナ冥利に尽きるわン! 矢継ぎ早のリクエストにもぜ~んぶノリノリで応えてあげちゃうン♪


 「あ゛~っ♡ ちょ~美しいィ~ッ♡ ちょ~カワイィ~ッ♡ 潤う~っ♡ ハートが潤う~っ♡ エロ姉ぇありがとぉ~っ♡」


 お、お礼だなんてぇぇン♡ こちらこそぉン♡ こちらこそよぉぉぉン♡



 「エロ姉ぇぇぇぇぇっ!! 世界で一番っ! 輝いてるよっ☆☆」



 ア゛ッア゛ッァァァァァ~ン゛ッッ♡♡ イイぃぃン♡ イイのぉぉっ♡ きンもちぃぃのぉぉ~ン♡


 ああ、ウチ達はお互いに惹かれ合っているのねン♡


 当然よねン♡

 ウチは三五きゅんにカラダを魅せつけたい。

 三五きゅんはウチのカラダを見たい。

 互いの心からの渇望。Q極の利害がバッチリ噛み合っているんだものン♪


 自己紹介もそこそこに。それどころかロクな会話すらしていないのに、ウチと三五きゅんの仲は急速に深まっていっちゃったのン♪






 毎日毎日、ウチは珠玉のバディを三五きゅんに魅せつけるン。

 ああ、な~んて悦びに満ちたスクールデイズ♡


 「エ、エロ姉ぇ~! スゲぇエロい~! エロ過ぎるぅ~! うおぉぉ~!」


 三五きゅんの歓喜の叫びはウチの心を躍らせるン。


 心弾めば身体も弾む。

 足は軽やかにステップを刻み、両腕は翼のようにはためく。

 悩ましげに腰をくねらせれば、三五きゅんのだ~い好きなオッパイとお尻がたゆゆ~んと波打つのン♡


 「うっおぁ~っ! ハッスル! ハッスル!」

 ザシュ! ⬇️ ザシュ! ⬆️ ザシュ! ⬇️ ザシュ! ⬆️ ザシュ! ⬇️ ザシュ! ⬆️ ザシュ! ⬇️ ザシュ! ⬆️


 三五きゅんたら♪ 堪らん過ぎて、その場でスクワットを始めちゃったわン♪

 でも堪らんのはウチも一緒よン。


 ウチは乱れる髪を一つに束ねてポニーテールにする。

 制服シャツの裾をクルクルッと結んでヘソ出しルックに。


 ド本気の DANCE STYLE でウチは踊る。初体験の衝動に身を委ねながら。


 三五きゅんの関心を引きたい。視線を独り占めにしたい。

 だから踊る。全身全霊で!


 これって求愛ってヤツ? ウチ、求愛ダンスを踊っちゃってるのン?


 熱くこみ上げてくるこの気持ち……これが発情なのねン!

 ウチは発情期の♀️になって、好みの♂️に求愛ダンスしちゃってるのねン!


 オンナの本能にビンビン訴えかけてくる原始的発情!

 ああ、ウチは今、真実のDANCEを舞っているのねン!


 この素晴らしい一時を誰にも邪魔されたく 「うぉらぁ~っ! 邪魔してやるぅ~! 三五から離れろぉ~っ!」


 せせせ、繊月 湖宵ぃぃ~ン!

 言ってる側から邪魔されたわァ~ン! ちょ~イイところだったのにぃ~ン!


 「三五はボクと遊ぶの! 行くよ!」


 ズルズルズルズル。


 ああ~ン。ま~た持ってかれちゃったン。

 しっかし、あのコが三五きゅんを想う気持ちはガチで本物ねン。


 ウチ、偶然見ちゃったのよン。

 あのコが三五きゅんに 「エロ姉ぇを好きにならないで」 って詰め寄るところを。


 真剣な瞳だった。

 その瞳を見た時にウチ、何故だか確信しちゃったのよン。

 

 あのコは三五きゅんのことが異性として好きなんだって。

 あのコのハートは女の子なんだって。


 ウチのエロエロQ極 N(ナイス)B(バディ) を見てもピクリともしないのがその証拠よぉン。

 どぉ~りでねぇ~、おかしいと思ったわよン。

 ウチに魅了されない男子なんて地球上に存在するハズないものぉン。(断言) 納得納得☆


 同じ♂️に発情するライバルなんだものン。

 これからは湖宵ちゅわン、と呼ばせてもらうわねン。

 アナタを終身名誉女子に認定するわン。


 そしてオトコの趣味の良さも認めざるを得ないわねン。



 「エロ姉ぇ~! 今日も一緒に踊ろうよ!」


 「エロ姉ぇの誕生日って夏なの? だったらもうすぐじゃん! オレ、真っ赤なビキニをプレゼントするよ! (私欲)」


 「オレも自己流でダンス覚えたんだ! エロ姉ぇの艶姿 & 艶舞を見てたら居ても立ってもいられなくってさ!」


 アッア~ン♡ 三五きゅんってばカ~ワ~イ~イ~ン♡

 湖宵ちゅわンが必死になるのもトーゼンねン♡


 特に満面の笑顔がステキなのよね~ン。

 「オレは極々フツ~の一般男子だよ」 だなんてカレは言うけれど、三五きゅんの笑顔は誰よりもキラッキラ☆に輝いてるのン♪


 そんなキラキラなカレがウチにムラムラしてくれるン♡

 その事実がイケない欲望に火を点けて、ウチをムラムラさせちゃうぅぅ~ン♡


 ムラムラしたウチのダンスはキレッキレになり、ご自慢の珠のお肌はピッカピカ☆


 三五きゅんの笑顔のキラメキ☆もちょ~ぜつパワーアップ♡

 マジで会う度にキラキラがマシマシなのン。


 あとね~ン、ウチの気のせいかしらン?

 三五きゅんの背がニョキニョキ伸びて、日に日にガタイがムキムキになってきてるよ~な気がするのよねぇ~ン?


 三五きゅんとの楽しい時間はあっと言う間に過ぎてゆく……けれども今はまだ夏休み前。

 初めて出逢ってからワンシーズンでここまで顕著に変わるものかしらン?


 ちょっと確かめてみちゃおっと。


 プチプチプチ。 ⬅️ 三五の制服シャツのボタンを外す


 「三五きゅん、脱ぎ脱ぎしましょ~ねン♡」


 「は~い!」 (純真無垢)


 アラヤダ! 明らかに春とは違うわン!

 愛らしい少年の面影がすっかり鳴りを潜めて、逞し~いオトコのカラダに変わりつつあるじゃないのぉ~ン!


 ペタペタペタペタ♡


 アッア~ン♡ 筋肉の触り心地ィィ~ン ⬆️ ⬆️ ♡


 成長期なのもあるでしょうケド、毎日のトレーニングを毎日欠かさずミッチリやらなきゃあ、ここまでにはなれないわン!


 (しゅ)きっ♡ ウチ、三五きゅんのカラダ大(しゅ)きぃぃ~ン♡


 てゆか、ウチにムラムラして筋トレしたから、こんなにバッキバキになっちゃったのぉン!?


 お互いに発情し合い、お互いにイイ影響を与え合う。

 それってウチ達がベストパートナーだって証じゃないのよぉ~ン♡


 ドキドキの律動(リズム)が止まらないわン♡

 

 邪魔な制服を脱ぎ捨て、水着で REAL TIME DANCING よン♡

 ※学校の敷地内


 「うおおっ♡ エロ姉ぇの水着姿、マジGODセクシー♡ 健康的色気が大爆発してるッ♡ あ゛あ゛あ゛! こうなりゃオレも水着で踊るしかね~!」

 ※学校の敷地内


 ンまァ♡ 三五きゅんも下に水着 (しかもビキニ♡) を着こんでたのねン♡

 わかってるぅン♡ 美しいモノは衆目に晒さないとねン♡


 し ・ か ・ も♡ ダンスは自己流だって言うけども、なかなかど~してサマになっているじゃないのよン♡


 これもウチの為?

 ウチという極上の♀️を補食する為に♂️として独自の進化を遂げた……ってコト!?


 ア゛ア゛ア゛ン゛♡ 極大の悦楽が波動となって子宮にズン! と響くぅぅン♡


 ヤッヴァ~イわン♡ ウチ、三五きゅんと水着で踊る今この瞬間が♡ 人生で一番充実してるわぁ~ン♡ 


 てゆかウチ、濃ゆ~いフェロモンが分泌()ちゃってるのが自分でもわかるン。


 ウチ、ウチ、エロエロな匂いを撒き散らしながら腰をフリフリ、お尻をフリフリ、お胸をプルンプルン揺らしながら求愛ダンスを踊り狂っちゃってるぅン♡♡



 「アッハァァァ~ン♡ 三五きゅん、ミテ♡ ウチのコト、ウチのカラダ♡ いっぱいい~っパイ♡ 穴が空くまで見て、更に空いた穴にエロい視線をブチこみまくってぇぇぇン♡ ウ ・ フ ・ フ ・ フゥゥ~ン♡♡」

 

 

 魂で理解したわン。

 この大いなる激情、コレを人は 『恋♡』 と呼ぶのねン♡ 

 ウチは今、全身で恋を体現しているのねン♡


 「ウッオオオォォォ! エロ姉ぇ~っ! エロ姉ぇのカラダは地球の宝だよ! 余すことなく魅せてくれッ! ZERO距離でッ! 隅々までッ! なめるように見せてくれぇぇぇぁぁぁぁ~ッッ!!」


 アラヤダ♡ あからさまにビンビンじゃないのぉぉン♡

 三五きゅんもウチと同じなのねン♡


 魂からの絶叫。目を血走らせ、肌が真っ赤に染まり、筋肉が隆起しちゃってるン♡


 三五きゅんのこの有り様も、もしかして……恋?

 ううん、きっと間違い無いわン♡

 両想い♡ ウチ達きっと両想いぃぃン♡


 ヤバイわン♡ アツいわン♡ 檄アツだわン♡

 もはや水着すら邪魔よンッ! 全てを脱ぎ捨てて燃え上がりまっしょぉぉぉ~ン♡


 「うりゃ~! 鎮火してやる~っ!」


 ブシュシュシュシュシュ~ッ!


 「ん゛に゛ゃ~っ! 何するのよぉ~ン!?」


 湖宵ちゅわンったら携帯用消火器なんか持ち出してきちゃって! 容赦なくノズルを引いてウチ達に消火剤をブッかけてくるんだからオドロキよぉン! (マネしちゃダメよん♪)


 「ウ゛ワ゛ア゛ア゛ア゛! 素肌に消火剤はキチぃ~!」


 「全くも~! 三五ったらぁ! ホラ、行くよ!」


 ズルズルズルズルズルズル。


 あっあ~ン! ま~たまた持ってかれちゃったわン!

 湖宵ちゅわンの手際の良さときたら!

 あれだけ燃え上がってた勢いがまんまと消されてしまったわン!


 や、やるじゃないのン!

 さっすがお邪魔キャラ改め、恋のライバルちゃんねン。


 夏休み前のアツい日に。

 初めて自覚したウチの恋。


 ど~やら一筋縄ではいかなさそうじゃな~いン?

 でもウチ、絶対負けないわン!


 燃 ・ え ・ て ・ きたわよぉぉ~ンッ!

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