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幼馴染み♂「今からQ極TSカプセルで♀になりマース♪」  作者: 山紫朗
【IF話】 もしもQ極TSカプセルが誕生しなかったら
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エロ姉ぇすと~り~ ・ エロ姉ぇ視点 ① ウチのカレンなる野望♪  エロ姉ぇルート

※エロ姉ぇ視点です。

 この世で一番美しいモノって、一体何だと思うン?


 ウチはね、オンナのカラダ……それも飛びっきりブリリアントに磨き上げた極上のグラマラスBODY♡ だと思うのン。


 そう、それこそは老若男女を問わず、全人類を惹き付けて止まない至高の美。


 もしも両親からもらったこのカラダを磨いて、育てて、完っ璧に仕上げて……それをこの世に顕現することが出来たなら。美の極致に至ったのなら。



 ウチは現代の女神(ヴィーナス)になれる。



 アッア~ン! なりたいなりたぁ~いン!

 世界で一番キレイでセクシーになって、アツ~い視線を独り占めした~いン♡


 それがウチの野望なのン!



 野望実現の為には、やっぱり日々の努力が肝心よねン。


 ヘア ・ スキン ・ ネイルケア。毎日のお手入れなんかはト~ゼンのこと。

 キツくて地味~な筋トレやランニングなんかも怠ってはいけないわン。


 ハリとツヤがある美肌、均整のとれたボディバランスを手に入れるには運動が必要不可欠。


 中でも特別に一生懸命取り組んだのはダンスレッスン♪ 洗練されたカラダを美しく魅せるにはダンスが一番♪


 自由自在にカラダを踊らせてビシッ! とポーズをキメられた瞬間 「ウチ、成長してるン。美の階段を一歩昇ってるン!」 って、実感するのよねン。ソレが快感なのン♪

 今までの苦労なんてぜ~んぶフッ飛んじゃうン♪ てゆ~かレベルアップの為の苦労ならもっとオカワリしちゃいたいわン♪


 食育も大切よねン。

 栄養満点 + カロリー計算された食事を毎日、決められた時間に摂るのが重要なのン。

 でもでも味気無い食事ばっかりでストレスが溜まっちゃったりしたら逆効果だから、たま~にはご褒美に甘~いお菓子なんかを頂いちゃってもOKよン♪ モチベUPしてメリハリをつけるのが楽しく続けていくコツだからねン。


 そ~やってあ~やって、小さな頃から積み重ねた地道な努力はついに実を結び、JKになったウチは……。


 魅惑のGカップバスト♡ キュキュッとくびれたSラインウエスト♡ プリンプリンに弾けまくるシェイキングヒップ♡ を手に入れたわぁ~ン♡


 正にQ極 Nice Bady! (以下、Q極NB) これぞ女神の威容!


 こんな素晴らしいモノを衆目に晒さないなんて、超一級ウルトラ罪悪よねン。


 だからウチはソッコ~で制服を改造したわン。

 胸をギュギュッと閉じ込めて綺麗なカタチに整えて、谷間がクッキリ見えるように♡

 スカートなんか折るどころか大胆にカットしちゃって、超ミニ & ピラピラひるがえるように軽量化♡


 ウンウン、ウチのゴージャスなボディラインがクッキリ♡ 素肌の美しさがバッチリ♡ 際立つわン♡ イイんじゃないかしらン♡


 「よくなぁぁ~いっ! カレン! そんな格好で往来を歩いてはいけない! (戒め)」


 アラ、イヤン! パパンが必死の形相でウチを止めようと手を伸ばしてくる……けれど。


 「いけないわねェ、アナタ。娘のアツい生き様を邪魔しちゃあねェ」


 ママンがパパンの背中に抱き着いて、羽交い締めにする形で妨害。


 「私ぁ何も娘の自由を奪おうと言っているワケじゃぁないんだ! だがなぁ! 公序良俗に反する……ンムゥッ!?」


 マダムのkiss。

 パパンはママンに唇を塞がれて、強制的に黙らされてしまうのン。

 あまつさえ寝室にひきずりこまれてからの朝までわからせTIMEの始まりよン。

 こうしてパパンは文句を言う気力を根こそぎ奪われてしまうのン。


 ウチの家はオンナが圧倒的に強いのよン。と、言うよりはママンが強いと言うべきかしらン?


 ママンはバリバリのキャリアウーマン。男勝りな烈火のオンナなのよン。

 娘としてはそりゃ~、影響を受けざるを得ないわよね~ン?


 

 「カレン、アナタの名前には 「アツくカゲキに生きて欲しい」 っていうママンの願いがこめられているのよ」


 

 カレンの “カ” は “火” と “華” 。

 カレンの “レン” は “練” と “恋” 。


 火よりもアツく、華よりも麗しく。

 産まれ持った体躯をトコトン練磨し、神の領域まで到達した美をあまねく世界に知らしめて魅せる!


 それがウチ、豊四季(とよしき) カレンの生き様よン!


 

 「お姉様、素敵デス♪ ちょ~カッコいいデス♪ ちぃもお姉様みたいになりた~い♪ デス♪」


 このお目々キラッキラのキャワユイ女の子はウチの妹のちぃちゃん。


 「お姉様、タオルどうぞ♪ 今日のダンスもと~ってもキレてマシたね♪ ちぃにも教えてくださ~い♪」


 「お姉様のお洋服、ちょ~せくしぃ~デス♪ ちぃもお姉様にお洋服選んでもらいたいデス♪」


 ちぃちゃんってばウチのこと、尊敬の眼差しで見つめてくれちゃって♪ ウチのやるコトなすコト、全力でマネっこしてくれちゃうのン♪


 それってウチにとっては何よりも嬉しいコトなのよン。

 だって、ちぃちゃんはとっても素直でイノセントなPure Pure Girl だから。


 『男社会で活躍してみせる』

 『女神の美で衆目を釘付けにしてみせる』


 ママンやウチみたいな野望 ・ 欲望こそ無いけれど……ううん、だからこそ、ちぃちゃんは眩しいくらいに真っ白なのねン。


 彼女に憧れを抱いてもらえる、全肯定してもらえるって事実はウチに絶対的な自信を与えてくれるのン。


 そして同時に絶対的な 誇り(プライド) をも。


 だからこそ、ウチの野望実現には一切の妥協が許されないのよン!

 欠けているモノを欠けたままにはしておけないのよン!



 ウチに欠けているモノ。


 それはカレンの “(レン)” 。


 恋よン!

 

 ちょ~ステキな恋人にアツ~く抱かれまくることで、カラダとハートを更に! 更~にブラッシュアップ! するのよォォン!



 見ててねン、ちぃちゃん!

 お姉ちゃん、ステキな恋のお相手チャンをバッチリ捕まえちゃうからン♪


 やっぱりウチみたく身体をビルドア~ップ! させてる肉体美男子がイイわねン♡


 てなワケで、そんなカンジの男の子達を何人かラブホに連れ込んでみたのよン。


 そしたらね? どのコもいざ本番! って時にクラクラ~って立ちくらみ起こしちゃったり、興奮し過ぎて具合悪くなっちゃうのン。鼻血噴いてブッ倒れちゃうコもいたりして。


 …………な~んか萎え萎えになっちゃったから、何にもシないで帰ってきちゃったン。


 だってだってぇン、いくらウチが魅力的だからって、ちょ~っと草食的過ぎるでしょぉン?

 大っきなカラダしてるクセにウサチャンみたいにデリケートなのがすっごくイヤ。

 オトコノコなんだから野獣みたいなギラギラ眼光でウチの艶姿を貫きまくってよねン。


 かと言って狼チャンなら誰でも良いってワケでもないのよン。


 例えば不良チャン。

 街を一人で歩いてると周りをチョロチョロしてジロジロ見てくるコ達。

 見るのは全然構わないケドぉ、触られるのはゴメンだわぁン。だって乱暴に触られて珠のお肌に傷でも付いちゃったら、ど~してくれるのよン。

 身形(みなり)も汚ならしいしカラダも貧相だしィ、ちぃちゃんに紹介したらガッカリされちゃうじゃないのン!


 ウチに相応しいのは NO GOOD 男子じゃなくて SO GOOD 男子よン! それ以外あり得ないわン!


 とか何とか言って選り好みしまくってたら、いつの間にか一年も経って高校二年生になっちゃったわン。


 けれどウチ、めげたりなんかしないわン!


 だって、春は出会いの季節♪


 新入生チャンにアプローチかけちゃいましょおン♪


 最初のターゲットは陸上部の期待の新星☆隼兄弟チャン達。


 「ウチと一緒にラブホ行ってみないン? 二人まとめてお相手してあげちゃうわン♪」


 「そんなコト出来るワケなかろう。露見したら公式大会永久出禁になってしまうぞ」


 「我ら兄弟、青春を陸上に (あと趣味のお料理に) 捧げる所存! 他を当たられよ!」


 アラ~ン、意識高いわねン。

 隼兄弟チャン達はスポーツにホンキでゼンリョクなのねン。

 ウチがQ極の美を追求するのにホンキなように。


 彼らのお邪魔になっちゃうのは本意じゃないわン。

 陰ながら華々しいご活躍をお祈り致しますわン。



 う ・ う~ン、恋のお相手って意外に見つからないものよねン。


 でもねン、ウチの恋愛活動(コイカツ)は全くの無意味だった、ってワケじゃないのよン。


 だって、ウチの名声はたちまち轟いて、校内でウチのこと知らない人なんて一人も居ない~、ってくらい有名人になれちゃったんだもの♪


 「エ、エロ姉ぇさんっ! オ、オレら、エロ姉ぇさんがオトコとラブホから出てくるトコ、見かけちゃったんだけどっ! み、み、見間違いかなぁっ!?」


 「多分、見間違いじゃないわン。きっとソレ、ウチよ~ン」 (最後までヤッたとは言っていない)


 「「「ウオ~ッ!?」」」


 「エ、エロ姉ぇさんは何人くらいのオトコとラブホに行ったんだい!?」


 「そんなのイチイチ覚えてないわン。1000人くらいかしらン?」 (水増し申請)


 「「「ウオ~ッ!? スゲ~ッ!」」」


 「経験豊富!」 「百戦錬磨!」 「男殺し!」 「名物美人!」 「クイーン = エロサキュバス!」 「やんややんや!」


 ムッフッフ、ウチってば人気者ン♪


 皆から 「エロ姉ぇ」 な~んてアダ名で呼ばれて親しまれちゃってるンだからン♪


 エロ姉ぇ…… 愛の女神 「エロ」 スと見間違う程に美しく洗練されたナイスバディを持つ麗しきお 「姉ぇ」 さま ……だなんても~♪ ウチのコト、誉~め~過~ぎィ~ン♪♪



 ハァ~、やれやれ、しょ~がないわねぇ~ン。

 ウチの美貌が神クラスなばっかりに、尻込みしちゃってオトコが寄って来ないだなんてねぇ~ン。な~んて皮肉なのかしらン!


 周りのオトコは遠~くからウチのカラダをチラチラ見て顔を赤らめるばっかり!

 男らしくなぁ~い!


 ハア~ァ! どこかにウチのQ極NBを真っ正面からガン見してくれる将来有望な青少年チャンは居ないかしらン!?



 「居るさ! ここに一人な!」



 エッッッッ!?!? ア、アナタは一体ン!?


 ウチのカラダを頭のテッペンから足のツマサキまで! 特にGカップバストを重点的に! 舐め回すように見つめてくるアナタはっ! 一体、何者なのぉぉぉ~ン!?!?

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