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幼馴染み♂「今からQ極TSカプセルで♀になりマース♪」  作者: 山紫朗
【IF話】 もしもQ極TSカプセルが誕生しなかったら
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あなざ~彩戸すと~り~ えぴろ~ぐ  TYPE : H  禁断の……ルート

 「皆でお風呂に入るわよ~♡」


 「「いえ~い♡」」

 「「おカラダ洗ってあげますね~♡」」

 「お兄ちゃん、お洋服脱がして~ぇ♡」

 「赤ちゃんのお肌はビンカンなのでちゅ♡ おててにソープ付けてゴシゴシして欲しいの♡ でちゅ♡」


 「ウ゛オ゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛~ッッ!! ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛! ア゛ァァ~ッッ!!」



 「本日のメインイベント♡ 新婚初夜するわよ♡ ハジメテのお相手はもちろんお姉ちゃん♡」


 「メイってばズッルぅぅい! 三五さぁん! アンお姉さんの方が良いですよね!? ねっ!」

 「二人共ズルい! ジャンケン! ジャンケン!」

 「じゃあクジで決めましょっ♪」

 「そのクジ、イカサマでしょおぉ! イコぉ!」


 「ン゛ン゛ン゛ン゛ヌ゛ワ゛ァァァァ!! ル゛オ゛ア゛ァァァ~ッ!!」



 お嫁さんとお風呂に入るのはトウゼン?

 新婚初夜に熱~く愛し合うのはアタリマエ?

 いちいち大騒ぎするなんてオカシイ?


 バカッ! バカバカバカァァ~! そんなワケあるかぁ~!


 ハーレムでのハダカの付き合いマジヤバい! 360° 肌色天国! ここが桃源郷だったのかァ!


 極上の乙女達が美肌をピンクに染めながら迫ってきて♡ オレの脳内も真っピンクに♡♡


 「襲っちゃうぞ~っ! ガオォ~ッ!」


 「「「「「「「「キャアァ(予定調和)~♡♡」」」」」」」」



 ……………………………………………………。



 チュンチュン、チュンチュン。チチチチチ……。



 「あああああ……。あああああああああ、ああああああああ~っ♡」


 ALL NIGHT でお姉さん達と愛を交わし合った。

 もうね、もう言語で形容出来ないくらいスッッッゴク素晴らしくて最っ高の一夜だった。

 感嘆の溜め息しか出てこない。感想は 「あ」 です。



 現実となった男の夢はモルヒネよりもデンジャッラス!


 最早オレはお嫁さん無しじゃ生きていられないカラダになってしまったァ! ラブラブ中毒になってしまったァ!


 だが! 依存しきってダメダメになったりはしないぞ。

 むしろ逆にオレが皆をダメダメにするくらいメロメロにさせてやるぅぅ!


 その為には全ての分野でハチャメチャに努力を重ねまくって、最強ハイスペックを手に入れる必要がある。


 更に! お嫁さん一人一人と密な蜜月を過ごして各個撃破! カッコ良くエスコートする100点デートでドキドキさせちゃうのさ!



 まずメイ ・ アンお姉さん’s 。


 ……うん、この二人はまだ無理。

 だって日頃から弟としてあんなに甘えさせてもらっておいて、急にダンナさんとしてクールに振る舞うなんておかしいよ。自分でも笑っちゃうよ。


 この二人をキュンキュンさせるのは未来のオレに期待しよう。



 お次は湖宵。


 「うわぁぁん! もうこの国ヤダッ! やっぱりBAKUHAするしか……!」


 「こ、湖宵……! オレがずっと側に居るからぁぁ! たっぷり可愛がってあげるから! 憎しみに囚われないでぇぇ!」


 湖宵に関してはカッコつけてる余裕など絶無!


 何せこのご時世、男同士の恋愛はド禁忌! (BL本が禁書になるレベル)

 他のお嫁さん達と違って外で大っぴらにイチャイチャなんて出来ないし、何より……子を成すことが出来ない。


 だから二人きりの時間をた~っぷり取って、全身全霊で湖宵の悲しみやストレスと闘わなければならないのだぁぁ! ガムシャラなのだぁぁ!



 次! 紫夜(しや)!


 紫夜はオレのオシャレ担当。

 毎日毎日、髪の毛先から足の爪先に至るまでのトータルコーディネートをお任せしてしまっている。

 

 これではいけないね。たまには自分でバッチリオシャレして紫夜をドキッ! とさせないとね。


 う~ん、オトナクールな紫夜をトキメかせるにはやっぱりセクシー系? シースルーのシャツとか、レザーのパンツとか? 腕にシルバー巻くとかさぁ。


 楽しくなってきた! とりあえずで選んだコーデを早速、紫夜にご披露だ!


 「お笑い芸人さんみたい」


 クールにぶった斬られたんだけど! 1ミリもトキメいてない!

 クッソォ! 流石はオシャレのプロ! ハードルが高ぇぜ!


 「どうしちゃったんですか? 自分でお洋服選んでみたかったの?」


 「てゆ~か雰囲気変えてドキッとさせたかったの!」


 「アラアラ♪ だったらショップで色々試着してみるのはいかが? 私、隣でアドバイスしますね♪」


 紫夜ってば結婚したらオトナの余裕が増した。あとお色気も。

 好き! ドキドキする! だけどオレだって負けないぞ!


 紫夜からファッションのイロハを学びつつ、服に着られないカラダ作りもして、ちょ~オトナカッコ良いオトコになってやる!


 「クスッ♪ これ以上ドキドキさせられたら、心臓破れちゃいます♪ お手柔らかに♪」



 心優しいみりをトキメくせるにはやはり、何と言っても真心だろう。


 てなワケで、みりの実家のお花屋さんを一生懸命手伝って仲を深めよう!


 「ありがとう~♪ 私のダンナさまって頼りになる~♪」


 ふぅ~、花屋の仕事って意外に力仕事が多いんだな。もっと前から手伝っていれば良かった。

 それでいて繊細なお世話が欠かせないし、様々なイベント毎のニーズに応える為、専門的な知識が必要だ。実に大変な仕事だと思う。 


 「お花さ~ん、病気してませんか~? 葉っぱに虫さんいないかな~?」


 「フムフム、お世話になった方にサプライズプレゼントがしたい……と。でしたら、プレゼントBOXにたっぷりフラワーアレンジを詰めて渡しちゃう、なんてどうでしょう?」


 みりは大変そうな素振りなんて全く見せず、イキイキとやり甲斐をもって仕事に励んでいた。


 何かもう……ステキ。仕事姿、ちょ~美しい。ずっと見ていたい。


 よ~し、オレももっと花の勉強をして、もっともっとみりの役に立ってみせるぞ!


 みりの好きなお花をたくさん知りたいし、花言葉なんかも。何かここぞという時に使えそうじゃん?


 「ウフフ♪ 初心者向けのお花、一緒に育ててみませんか? 私のだ~い好きな青い風信子(ヒヤシンス)♪ 花言葉は……ヒミツです♪」



 そしてマリたんとカナミん。


 この二人との仲を深める方法といったら、一つしかあるまい。


 マリたんのお兄ちゃんに、カナミんのパパに、 “成る” のだ!


 「ごっこ遊びに付き合う」 なんて心構えでいてはいけない。

 「役を演じる」 でもまだまだ足りない。


 心の底から! 完 ・ 璧に! 成り切らなければ! ならないのだァァ!


 「マ~リたん♪ ホラ、ウサちゃんの髪留めだよ♪ お兄ちゃんが結んであげる♪」


 「ふわぁん♡ お兄ちゃんのプレゼント嬉しい♡ しかもカワユイ☆ツインテールにしてもらってぇ♡ なぁんてロリロリなのぉ♡ 人妻なのにぃぃん♡」


 「バブバブゥ……ふえぇ~んっ」


 おっと、カナミんが焼きもち妬いちゃった。


 「よしよ~し、泣かないでね~、オレの可愛いアカチャン♪」


 「きゃ~あ♡」


 ヒョイ、とカナミんを持ち上げて左右にゆ~らゆら。


 「揺りかごだよ~、面白いね~」


 「キャッ♡ キャッ♡」


 涼しい顔でやってるけども、実際はワリとキツい。筋肉に負荷がかかってメッチャ乳酸が溜まる。


 だが! そんな素振りはおくびにも見せてはならないのだ……!

 カナミんは小っちゃい BABY chan ☆ なのだから!


 「よしよ~し♪ マリたんもカナミんもカワイイね、カワイイね~♪ まとめてほっぺスリスリしちゃうぞ~♪」


 「「あっ、あっ、あぁ~ん♡」」


 どうよオレの R(ロール) . P(プレイ) は。完璧だろ。顧客満足度永年 No.1 だろ。


 「こっ、これ以上甘やかされたらダメダメになっちゃうよぉっ、お兄ちゃぁんっ♡」


 「ヒィ~ッ ⬆️ ♡ 堕ちちゃうぅん♡ 二度と日常生活送れなくなっちゃいまちゅぅぅん♡」


 スタタタタタタ~ッ!


 アララ、逃げられちゃった。

 やり過ぎは逆効果、と。匙加減を覚える必要があるみたいだ。



 最後にイコ。


 イコは自分の夢を叶えて、遠く京都の地でバリバリ働く自慢のお嫁さん。


 敬愛する妻を労うのは夫の義務、ということで毎日ビデオ通話するのだ。

 オレの大好きなバスガイドさんの制服のまま♪


 『ふぅ~、今日もお仕事大変だったなぁ~♪』


 パサッ、シュルッ。


 「おおっ♡」


 スマホに映るイコがバスガイド帽を脱いで、束ねた髪をパサッとおろす。イイ!


 『はァん♪ スーツをカッチリ着こなすと肩が凝っちゃいますぅ♪』


 「こ、今度会ったら肩モミモミしてあげるねっ♡」


 『アッハ♪ 嬉しい♪ それじゃお礼にぃ……♡』


 シュルルルッ、プチプチッ。


 胸元のリボンを解いてボタンを二つも外してくれたっ!

 ドッキドキのリアルタイム SEXY 映像♡ オレはもうスマホにかぶり付きだ。


 スーツ好きにとって着崩しは超最高のご褒美。

 イコはそれがわかっているからリモートで色々サービスしてくれるのだっ。


 「あ゛~でもヤバい! こんなん見せられたら会いたくなる! イコ成分を摂取したくて震えるぅぅ!」


 「アラアラァ♪」


 オレ、マジ遠距離恋愛向いてね~わ。切なくてジッとしてらんね~。

 オトナっぽく落ち着くなんてムリ!


 『私は三五さんと二人っきりの通話も大好きなんだけどなぁ♡ そ ・ れ ・ に♡』


 イコがスマホをヒョイ、と持ち上げて上目遣い。


 『イコが寂しくなったら逢いに来てくれるでしょ? 一晩中愛してくれるでしょ?』


 メッッチャカワユイ表情! そ、そしてこのアングルからだと胸元がチラッチラ♡ ドキドキドッキ~ン♡


 「もちろんだよっ♡ いつだって逢いに行くさ! 何故ならっ! 貴女をっ! 愛しているからァァァ~ッ!」


 ちなみに時刻は夜だ。

 オレの shout はご近所中に響きまくっているだろうが、今は恋愛が尊ばれる時代。迷惑には(あた)わず。故に無罪。


 『ウフフ♡ 二人っきりで仲良くしたら赤ちゃんデキちゃうかも♡ そしたら産休 + 育休で一緒に居られますネ♡ どうします? クスクス♡』


 「コッ、コラコラァ♡ 明るい家族計画はキッチリと、だよっ♡」


 オ゛ア゛~! 誘惑しないでくれぇ!

 イコと会う時には、皆が気を利かせて二人っきりにしてくれるんだからさぁ、歯止めが効かなくなったらど~すんだい!


 お仕事を頑張るイコをちゃんと応援したいの! オレは! 邪魔したくないの!



 …………………………。



 三五(オレ)Q極王子様計画。


 なかなか思うようには捗らない。


 その理由は……魅力的なお嫁さんにデレデレになって、ついつい甘えちゃうから……だろうなぁ。

 クールになんてキメらんないよ。


 でもオレは焦らないし諦めない。


 毎日毎日、一歩一歩でも前に進めば、必ず夢は 「うわ~んっ、三五ぉ~っ!」


 シメようとしたら湖宵がインターセプトしてきた! って、何で大泣きしてんの!?



 「政府の役人家に来た! 結婚しろって言いに来た! オマエは独身(ドクシン)! タダチに立身(リッシン)! YOME を METO って合身(ガッシン)! (下ネタ) オマエラ血の色 ・ 何色 DA! デリカシーとか Nothing(ナッシン)!?」



 何でライム刻んでんの? 理不尽な世相を切り刻みたいから?


 「しょ~がないからぁぁ! お友達にお願いしてぇぇ! お嫁さんになってもらいましたぁぁ!」


 「せ、繊月(せんげつ)♡ (旧姓 : 寺崎) だいずですっ」


 「繊月 (旧姓 : 中野) ユイで~す♪」


 「繊月 (旧姓 : 八重津) 小海(こみ)よっ」


 知ってるよ。オレの友達でもあるんだから。


 しっかしそうか~……ワザワザお偉いさんが家まで文句言いに来たのか。

 世間の目は誤魔化せても戸籍はそうはいかないもんなぁ。

 だから仲の良い友達に相談して形だけの夫婦になった、と?

 う~ん、それで良いのかなぁ……。


 

 「だからねっ、三五っ! ボクの代わりにこの三人と赤ちゃん作ってヨ! ネッ、お願いっ☆」(光の消えた瞳で)


 「ウオォォイ!? 流石にそれは人道にもとるだろ!?」


 そんなの三人が可哀想だ! 友達だろ!?

 抑えきれない憎しみは役人共が乗ってきたセダンにでもぶつけちまえ!



 「だ、大丈夫ですよっ、三五くんっ!」


 「大丈夫なもんか、だいずちゃんよォ!? アンタ、湖宵にガチ恋してるクセに!」


 「は、はいっ♡ ですから、よ、夜、お二人がイチャイチャしてるトコロに交ぜてもらってぇ♡ ササッと仕込んでもらえばOKでっす♡ ハァ、ハァッ♡」


 「自分をバーゲンセールするなァァ! アンタは愛される為に産まれてきたんだぞォォ!」


 初恋拗らせ過ぎてんよコイツゥゥ!



 「私は嬉しいかな~、こよこよのお役に立てて、さんさんとも家族になれるんだもの」


 「ユ、ユイ……マ、マジで良いの? いや、そりゃオレだって嬉しいけどさ」


 だってユイは歳上みたいに包容力があって……ぶっちゃけタイプなんだ! ああもう、オレの節操無し!


 「わぁ~♪ じゃあ問題ナシナシ♪ よろしくね、さんさん♪」


 「よ、よろしくっ! ユイっ!」


 ドキドキドキ!


 よろしくしちゃったぜ! これでユ、ユイが内縁の妻にっ♡ 何かこう……グッとクるものがあるぜ!



 「ちょっと三五! 私のことも構いなさいよねっ!」


 「構えったって小海さぁ……無理してオレの奥さんになることなんてないんだよ?」


 「何よ! 私だけ仲間外れにする気ィ!? そんなの絶対許さないわよっ!」


 「いや、そんなつもりは無くて……」


 「私は仲間外れにされるのが、この世の何よりも嫌いなのっ!  イ゛ ・ ヤ゛ ・ な゛ ・ の゛お゛ぉぉ!!」


 「わ、わかったから! 仲間外れになんかしないから! ちゃんと大切にするから!」


 「フ、フ、フンだっ! わかれば良いのよっ! 意地張っちゃって! 前々から私に気があったクセにっ! 可愛いって、好きって思ってたクセにっ! バレバレなんだからねっ」


 ええ~? いや、特に別に意地なんて……いや、でもまあ、そういうコトにしとこう。それが一番良い。


 「あっ、あっ、でも優しくしてね? いきなりガバァ~! とかヤメテね? こ、心の準備させてねっ、わ、私、初デートもまだなのっ」


 「大丈夫だよ、小海のことは (ビビりだって) わかってるから。ゆっくりで良いから、ね?」


 小海の手を優しく握る。


 「う、うんっ! わぁぁ! や、やっぱり三五、私のこと好きなのねっ!? ひゃ、ひゃあぁぁ~っ♡ あっ……♡」


 カクンッ。(気絶)


 おっと。気を失って倒れそうになった小海を支える。

 小海ってば初心(ウブ)だなぁ。手を握っただけで、こんなんなっちゃうなんて。


 改めて大切にしなければ、と決意。

 もちろんユイのことも。

 てゆ~か、だいずちゃんのことは特別に気にかけてあげないと。


 こりゃあ責任重大だ。


 新たに迎える三人の (内縁の) 妻が幸せになれるように全力を尽くさなければ。


 どんなに困難だろうとも 「「「あ~っ♡ 居たぁ~っ♡」」」



 「三五ちゃま~、大変よぉ~♡」


 「大 ・ 大 ・ 大ニュースで~っす♡」


 「凄い……凄いのっ! ですっ!」(語彙消失)



 んも~! 何だよぉ! 次から次へとぉぉ!


 大声のする方を振り返ったその瞬間、オレはビシィッ! と金縛りにかかってしまった。



 満面の笑みでオレに駆け寄って来るメイ、アン、紫夜の三人。


 その手に持っているのは 妊 娠 検 査 薬 。 (言わずもがな陽性)



 「「「アナタの赤ちゃん……デキちゃった♡」」」



 「グオアアァァァァ~ッ!?!?」


 まさか! の気持ちで一杯だぁ! 心当たりはあるけどもォ!


 「私が一番最初に三五さまの赤ちゃんを産んでみせますっ。下克上、ですっ!」


 「紫夜~? F(ファン)C(クラブ) 会長に敵うとお思い~?」


 「ヤレヤレ、お姉ちゃんの赤ちゃんが一番に決まってるでしょ?」


 「「「ならば……勝負ッッ!!」」」


 出産でチキンレースみたいなコトすな!


 ウオォ! つ~かオレってば高校卒業するかしないかのタイミングで父親になるのか!


 何か怒涛の様に色んな事が起こりまくっててヤベぇ!

 正に大波乱の時代。


 「湖宵チャンさまっ♡ 三五くんと赤ちゃん作る時には手をギュッて握っててくださいねっ♡ 私、それ以上は何も求めませんからっ♡」


 「う、うわぁぁぁ! ボ、ボクはなんって残酷なことをォォ!? (正気を取り戻した) さ、三五っ、助けてっ! 助けて三五ぉぉっ!」


 「さんさんってばお盛んさん♡ う~ん、出産ラッシュが続いたら大変だから、私はこみこみと一緒にまったりペースで産ませてもらおうかな♪」


 いつ如何なる時代に生を受けようとも、本気で生きる。本気で生き抜かなければならない。


 それが人間という生き物の宿命だ。



 「オレは、オレはハーレムの皆とっ! 世界最高の幸せを GET してみせるぜぇ~っ!!!」




 あなざ~彩戸すと~り~ えぴろ~ぐ TYPE : H(ハーレム) END.

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