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英雄が怖がりで何が悪い  作者: 水嶋 修司
001章
8/29

008

「全く、恥ずかしい姿を見られてしまったではないですか。」


「結局バレるんだから、 いいだろ。糞アテナ。」


リュウちゃん。ルシファー。アテナ。エンはソファに染まりながら喋っていた。


「まぁ、すぐバレるとは思っていましたが。それにしても、可愛いお嬢さんにしか見えないのですが。」


アテナは、エンを見つめながら、モモの、座っている。英雄の席に目を向けた。


「まぁ、さ、最初はそう思うかも、し、知らないけど、き、鍛えたらすぐにでも化けるよ。それは、アテナも魔力で分かっていると、お、思うけど。


モモは、見つめられたことにより、おどおどしながら、答えた。


「そうですね。間違いなく化けると思います。」


アテナは、包み隠さず答える。


「そ、そういえば、エン説明するね。」


モモは、おどおどしながら答えた。


「く、黒い翼を生やしているのが、ルシファー。こ、子供の格好をしているのがリュウちゃん。て、天使の輪っかをつけているのが、アテナ。あとは、外に出かけていたり、会議があったり、寝てたりしたりするので、そ、その時に言うよ。」


「ありがとうございます。モモ。」


エンは。モモに笑顔を向けて礼を言う。


「アテナさん。」


「アテナで結構ですよ。仲間には変わりありませんから。」


「はい!アテナ。よろしくお願いします。」


エンは嬉しそうに、アテナに礼をする。


「俺はルシファーだ。まぁ、特にねぇが、ウジウジした奴は大の苦手だ。」


その言葉に過剰なくらいの反応を示した。アテナ。


「え、あ、はい。」


ルシファーと、アテナの目で喧嘩をして、苦笑いのエンだった。


「もう一回言っとくと、リュウちゃんなのだ。よろしくお願いしますなのだ。」


リュウは、無邪気な笑顔を向けて言った。


「よろしくお願いします。リュウちゃん。」


モモは、仲良く交流を深めたところで、口を開く。


「エ、エンは、ど、ど、どうしてここに?」


「ギルドマスターの所に挨拶と、ついでに、英雄亭の中を見ようかなと。」


エンは正直に答える。


「そ、それなら、行こうか。」


モモは、魔力探知を広げる。モモはギルドマスターがいることを確認すると、少し、呆れたように、ため息をつく。


「ま、また、サボってる。」


モモはポツリと呟く。


エンは、頭にクエスチョンマークを置く。


「き、気にしなくても、だ、大丈夫だよ。」


モモは、エンに言うと、部屋を開け、5人は、ギルドマスターの部屋に続く、廊下を歩く。







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