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英雄が怖がりで何が悪い  作者: 水嶋 修司
001章
7/29

007

「これで最後と。」


エンは、ギルドの自分の一室にいた。ダンボールのゴミが、沢山つまれ、ベッドで座っていた。


(本当に英雄亭に。実感ないなー。それにしても、梅雨の帽子亭に行った時は、ギルドマスターが驚いていたなーー。少し、泣きそうになっちゃってたよ)


その時のことを思い出して、笑っていた。


(よし、英雄亭のギルドマスターに挨拶しにいこーーー!。)



英雄亭、それは、世界最強のギルド。

ギルドに入った冒険者は、誰しもここのギルドに入る事を夢見て、冒険者になる。


(やっぱり広いなーーー。というか、ここどこーーー?)


エンはギルドの中で迷子になっていた。


ゴツン。


エンのお尻に、何かが当たった。


「痛っーーーー。もうだめだよ。全く。ぶつかったじゃないかーーーもう、ぷんぷんだよ。」


「ごめんなさい。迷ってて。」


エンは、振り返ってもいるはずの、人の姿がなかった。


「あれ?どこ?」


「全く。私はここだよ。下下。」


「えっ?皇龍様?」


「誰???ここに、市民は入らないよ?」


幼女は、キョトンとしていた。


「あ、私はエン=アルセウスです。英、いや、モモにギルドにこないかと、誘いを受けまして。」


「わかったのだーー。モモちゃんが言ってたのだ。私は、リュウなのだ。リュウちゃんでいいのだ。よろしくなのだ。」


「よろしくお願いします。リュウちゃん。」


「モモちゃんの所に行くけど、一緒にいくのだ?」


「道案内よろしくお願いします。」


「任せるのだー。」


エンとリュウは、仲良く、モモの元に向かった。



「コンコンなのだー。モモちゃん。」


「エンです。モモいらっしゃいますか?」


「は、はいってぇーーー。」


エンとリュウは仲良く扉を開け、中に入る。


そこにいたのは、黒の翼がはえた。ルシファーと天使の輪っかをつけた、アテナが、喧嘩をしていて、モモが必死に抑えている現場だった。



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