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「ヤハリ、オマエハツヨイナ。」
オーガキングが前に出て来て、エンの剣を受け止めて、弾き飛ばす。斧の剣のためか、結構飛んで行ってしまった。
「オーガジェネシスまでは殺してもらえないですよね。」
エンは、リーフオーガを全部倒し終えていた。残りは、オーガジェネシス3匹とオーガキングだけだが、連携されると厄介だ。
リーフオーガだけだと、あまり知能が高いとは言えないため、連携をしない。
さっきも、エンを囲んだが、囲んだというより、自分がしたいようにしたらそうなったと言った方が正しい。
「ソコマデ、アマクハナイ」
オーガキングが、斧を引きずりながら走り始める。
すると、オーガキングはオーガジェネシスに向けて、目で指示をだす。
その指示を聞いたオーガジェネシスは、即座に理解をし、オーガキングの後ろにオーガジェネシス。更に後ろに回り込むために左右から挟み込む。
「さっきとは違いますね。」
エンは、少し悪態を吐く。
エンは剣を地面に突き刺す。すると、地面が段々氷出してきた。
その氷は、オーガジェネシス3匹とオーガキングの足を捉える。
足元が凍っていて、足が動かず、段々、体全体が凍り始める。
エンはやったと思って近寄ったが、オーガキングの体の氷が割れ始める。
「やはり、強いですね。」
オーガキングが、オーガジェネシス、リーフオーガと違うのが、力量の差、あとは頭の回転の良さだ。
そして、リーフオーガと言っているが、風魔法が使えるではなく、自然と同化しやすくなっているだけだ。
「やはり、オーガキングですね。」
オーガキングは、オーガジェネシスの足元の氷にもヒビを入れて出れるようにして、オーガジェネシスが氷をわり、オーガキングと一緒に後退する。
そしてオーガキングはまた目で、指示を出す。
オーガキングとオーガジェネシス三体が、エンに向かって、突進する。
エンは素早く動き、オーガジェネシスの剣をつけ流しながら、オーガジェネシスとオーガキングの中心に入る。
「オマエハ、アホナノダナ」
オーガキングは、失笑し、オーガジェネシス3体とも、剣を降ろす。
オーガキング達は絶句していた。
「私達はこっちの方が得意なんですよ。」
エンは黒魔法 竜巻を魔力で押さえつけながら、回転を上げ、回転しながら、剣を斡旋する。
「マサカ、ニンゲンニ、コロサレルトハ。」
エンは剣をしまう。しかし、剣は折れてしまう。
「あっ、やっちゃったーーーーーーーー。どうしよう、ヘスティアさんからもらったのにーーー」
★
「終わったようだね。」
「そうみたいなのだー」
「よし、行こうか」
★
「エンよくやったね。」
「モモーーー。どうしようせっかくの剣が折れぢゃっだー」
エンは座り込んで、剣を見つめて泣いていた。
「大丈夫なのだー。」
「リュウちゃんどういう事?」
エンは少し涙目になりながら、リュウに問いかける。
「これは、失敗の剣なのだー。」
「失敗の剣?」
「そうなのだー。これは、ギルドに入った時、貰える剣があるのだ。それを大量生産した結果、剣の材質が脆くなりすぎて、質が悪い剣なのだー。」
「あっそうなの?」
「それを、ヘスティアは、冗談で渡したのだー。」
「なんだ。よかったー。」
「まぁ、僕もこんな感じだったから大丈夫だよ。」
「そうなんですか?」
「まぁね。ヘスティアは、楽しいことが好きだから、多分今も、魔水晶で見ていると思うよ。」
「もう。ギルドマスターーーーーーーーー」
エンの声で、慌てて、ヘスティアは、水晶を見るのをやめるのだった。




