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英雄が怖がりで何が悪い  作者: 水嶋 修司
002章
27/29

027

「ヤハリ、オマエハツヨイナ。」


オーガキングが前に出て来て、エンの剣を受け止めて、弾き飛ばす。斧の剣のためか、結構飛んで行ってしまった。


「オーガジェネシスまでは殺してもらえないですよね。」


エンは、リーフオーガを全部倒し終えていた。残りは、オーガジェネシス3匹とオーガキングだけだが、連携されると厄介だ。


リーフオーガだけだと、あまり知能が高いとは言えないため、連携をしない。


さっきも、エンを囲んだが、囲んだというより、自分がしたいようにしたらそうなったと言った方が正しい。


「ソコマデ、アマクハナイ」


オーガキングが、斧を引きずりながら走り始める。


すると、オーガキングはオーガジェネシスに向けて、目で指示をだす。


その指示を聞いたオーガジェネシスは、即座に理解をし、オーガキングの後ろにオーガジェネシス。更に後ろに回り込むために左右から挟み込む。


「さっきとは違いますね。」


エンは、少し悪態を吐く。


エンは剣を地面に突き刺す。すると、地面が段々氷出してきた。


その氷は、オーガジェネシス3匹とオーガキングの足を捉える。


足元が凍っていて、足が動かず、段々、体全体が凍り始める。


エンはやったと思って近寄ったが、オーガキングの体の氷が割れ始める。


「やはり、強いですね。」


オーガキングが、オーガジェネシス、リーフオーガと違うのが、力量の差、あとは頭の回転の良さだ。


そして、リーフオーガと言っているが、風魔法が使えるではなく、自然と同化しやすくなっているだけだ。


「やはり、オーガキングですね。」


オーガキングは、オーガジェネシスの足元の氷にもヒビを入れて出れるようにして、オーガジェネシスが氷をわり、オーガキングと一緒に後退する。


そしてオーガキングはまた目で、指示を出す。


オーガキングとオーガジェネシス三体が、エンに向かって、突進する。


エンは素早く動き、オーガジェネシスの剣をつけ流しながら、オーガジェネシスとオーガキングの中心に入る。


「オマエハ、アホナノダナ」


オーガキングは、失笑し、オーガジェネシス3体とも、剣を降ろす。


オーガキング達は絶句していた。


「私達はこっちの方が得意なんですよ。」


エンは黒魔法 竜巻を魔力で押さえつけながら、回転を上げ、回転しながら、剣を斡旋する。


「マサカ、ニンゲンニ、コロサレルトハ。」


エンは剣をしまう。しかし、剣は折れてしまう。


「あっ、やっちゃったーーーーーーーー。どうしよう、ヘスティアさんからもらったのにーーー」



「終わったようだね。」


「そうみたいなのだー」


「よし、行こうか」



「エンよくやったね。」


「モモーーー。どうしようせっかくの剣が折れぢゃっだー」


エンは座り込んで、剣を見つめて泣いていた。


「大丈夫なのだー。」


「リュウちゃんどういう事?」


エンは少し涙目になりながら、リュウに問いかける。


「これは、失敗の剣なのだー。」


「失敗の剣?」


「そうなのだー。これは、ギルドに入った時、貰える剣があるのだ。それを大量生産した結果、剣の材質が脆くなりすぎて、質が悪い剣なのだー。」


「あっそうなの?」


「それを、ヘスティアは、冗談で渡したのだー。」


「なんだ。よかったー。」


「まぁ、僕もこんな感じだったから大丈夫だよ。」


「そうなんですか?」


「まぁね。ヘスティアは、楽しいことが好きだから、多分今も、魔水晶で見ていると思うよ。」


「もう。ギルドマスターーーーーーーーー」


エンの声で、慌てて、ヘスティアは、水晶を見るのをやめるのだった。

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