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英雄が怖がりで何が悪い  作者: 水嶋 修司
002章
25/29

025

「もうすぐそこだよ。」


「なのだー。頑張ってなのだー。」


「はい。勝ってきます。」


「それじゃあなのだー。後でなのだー。」


「後でね。頑張ってね。」


「はい。後で。頑張ります。」


モモとエンは上空へ移動する。これは、魔力をうまく使えるものにしか使えず、魔力が大きくても、使えるものではない。


そして、探知魔法の場合は、魔力が大きければ嫌でも、わかるようになってくる。これは経験ではなく。戦っている内に自然に身につくようなものだ。


モモとリュウは、上空で、座りながら、エンの戦い方を見る。



エンは、モモとリュウが、見えなくなる空まで行くのを確認すると、仮面をとり、深呼吸をして、もう一度はめて、声を出す。


「よし。」


エンは、再度、魔力探知を広げて、人がいない事を確認して、森の中に進んで行く。


上空では、モモとリュウが雑談しながら、目に魔法を唱えながら、見ていた。


そして、それを見ながら、モモは呟く。


「先手必勝だね。」


エンは魔力を練り上げ、100メートル先にいるオーガ達めがけて、風魔法を行使する。


この風魔法は、見た目は剣の斬撃のようだが、一つの斬撃ではなく、かなり数があり、大きさも小さい。


木と木の間をすり抜け、オーガの首筋一直線に行く。


オーガ達はまるで気がつかないが。オーガジェネシスくらいになるとまた話は別で、斬撃が飛んでくると分かった10メートル前にオーガ達に伏せるようにさせるため、近くにいた、オーガの頭を押さえつける。


ただこの魔法は、中級魔法の斬撃とは違い、これは追尾することができる。


そうこれには追尾型のオリジナル魔法なのだ。


中級魔法でも、エンの斬撃は、かなり強く。オーガ、一匹の首筋に約10ものの斬撃が飛んで行く。


今まで、いたオーガの半数近くが死に至る。


「よし。」



「すごいね。やっぱり。」


モモは感銘をあげていた。


それはそうだろう。エンの1ヶ月前までは、一つの上級魔法を放つのが精一杯で、初日なんて、一時間で根をあげたくらいなのだから。


「すごいのだー。」



「ナニガアッタ」


「ニンゲンガ、コウゲキシテキタ。」


一方のオーガ達は、斬撃にやられたもの達を見て、状況を確認していた。


このオーガ達は、やはりオーガキングに使えるだけあって、普通のリーフオーガとは違い、魔力が多く、更には脳まで発達していた。



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