024
「エンちゃんは何を討伐しに行くのだー?」
「えっと、待って下さいね。」
エンは、依頼内容の確認をして、リュウに向き直る。
「オーガキングみたいです。」
「オーガキングなのかー、難しいそうなのだー。」
「戦ったことがあるの。」
モモがふと疑問になり、聞く。
「直接はないのだー。いつも皆んな逃げて行くから戦えないのだー。」
「そうなんだね。だけど大丈夫だと思うよ。今日は、僕たちは観戦しようと思うんだ。だから、リュウちゃんと僕はお休みだね。」
「やりたかったのだー。」
「ごめんね。リュウちゃん。」.
「いいのだー。トランプを持ってきたのだー。だからそれで遊ぶのだー。」
「うん。そうしようか。」
「え、私1人でやるんですか。」
「そうだね。僕がいなくても、戦えるようにね。まぁ、エンの場合は大丈夫だろうとおもうよ。ちゃんとモンスターの情報は入ってる見たいしね。」
「はい。頑張ります。」
エンは両手を拳で握り、力強く頷いた。
モモとエンとリュウは、ギルドを出て、道を歩く。
門の外で、受付をして、出て行く。昨日入った門は、都市の南門で、今日出て行くのは西門だったので、昨日の受付の人はいなかった。
リュウちゃんのギルドカードは自分で持っていたみたいだったので、モモはエンのギルドカードとともに出し、外へ出る。
「そうだ。エンのギルドカードを渡してなかったね。」
「いえ。ありますよ。」
エンは以前入っていた。ギルドのカードを出す。
「いや、それは使えないんだ。昨日僕が二枚出したよね。その一枚は、エンのだよ。」
「そういえば、話が気になって、私ギルドカード出していませんでした。」
「そうだよ。今渡すね。」
モモは、空間収納魔法から、ギルドカードを出す。
「これがエンだよ。」
「ありがとうございます。」
エンは興奮をしながら、ギルドカードを貰った。
エンのギルドカードは、モモと少し違うが、普通のギルドカードとも違い、縁が金色で、ランクが書いてあるところにも金色で装飾されたカードだった。
「これは、前と全然違います。」
エンは、梅雨の帽子亭で使っていた。ギルドカードを、空間収納魔法から取り出し、見比べる。
「それはそうだろうね。」
「それも、ランクが、Sランクって書いてあるじゃないですか。それって、帝達と同じじゃないんですか!?」
エンはさらに声を荒げる。朝が早すぎるおかげで、冒険者が遠くで見えるくらいだが、昼頃だと。商人が取り引きのため、やってくるので、迷惑になるくらいの声だった、
「まぁ、本当はDランクから試験があるんだけどね。アテナがね、早くに申請して、大丈夫と言う事で許可をしたらしいんだよ。そして、ランクなんだけど、本当は僕と同じでもいいんだろうけど、魔人を倒したり、貢献があんまり、してないから、まだ出来ないんだ。」
「凄い、飛び級ですね。それも、帝達同じだなんて。」
「まぁね。実力が備わっていたら、許可は出るよ。まぁ、これから頑張ってね。それと、明日くらいかな。Sランクが6人目ということで、皆んなに速報が入って、エンも有名になるとおもうよ。」
「そうなんですか。」
「取り敢えずこれは、渡しておくね。」
「わかりました。」
エンは。目をキラキラさせながら、ギルドカードを空間収納魔法で治す。
そしてしばらく歩き、さっきまでいた。冒険者達が見えなくなってくる。
「あのでかいのが、オーガキングですか。」
「魔力探知を広げて、でかい魔力があるよね。」
「あります。」
「一番後ろにいるのがオーガキングだよ。前の三つは、オーガジェネラルだね。」
「オーガジェネラルって何ですか。」
「オーガジェネラルは、部隊長みたいなものなのだー。」
「そうだね。前にたくさんいるのがオーガだよ。」
「これは難しそうですね。」
「そうだね。オーガ自体はDランク冒険者3人くらいいたら余裕で倒せるんだけどね。オーガキングはオーガジェネシスを引き付けている上に、オーガを引き付けるからね、かなり難しいと思うよ。」
「この辺だとリーフオーガが多いのだ。」
「オーガにも種類があるんですか。」
「もちろんなのだー。フレアオーガ、リーフオーガ、ウオーターオーガそのほかにもたくさんいるのだー。」
「下級の魔物だけじゃなかったんですね。」
会話しながら一行は舗装されいない道になり、山に入っていくのだった。




