長編と短編を同時に投稿しようとしている初心者の皆様へ。 又は短編を書いてみようと思っている方へ
皆さん、こんにちは毎日執筆していますか?
私は時間があり、かつ心に余裕がある時に書いています。
こんな事を書くと書籍化を目指し頑張っている方に舐めているのかと怒られてしまいそうですが、だって仕方ないじゃないですか。仕事して帰ってきたら限りなくHPが0になってるんです。
仕事が本業であればそこに力を注ぐ。当たり前の事です。だから帰ってきたら眠い訳ですよ。夕御飯を食べながらたまに寝ている時だってあります。
そんな状態で書けないでしょ。と、言い訳はこれくらいにして。本題に入っていきますね。
短編と長編をいくつか掲載している底辺作家ですが今のなろう小説がどんな感じなのかがなんとなく感じが掴めてきたので初めてエッセイを書いてみたいと思います。
*注意*
あくまで私が感じた事を今回書いておりますので、参考程度に見て下さい。批判的なご意見やレビューなどはお控え下さい。
このエッセイは初心者の方中心に話が進みますので、日間PVが1000以上の方やブックマーク500以上の作者様は参考にならないかもしれないので誤ってページを開いて頂いた方は温かい目で見守るつもりで読んで下さい。
結論を先に伝えます。
〜短編と長編と同時進行が向いてる方〜
短編がいくつも直ぐ浮かんで、尚且つ10000文字程度を4日以内で書けるような方
長編を書くプロットが既にあり最低でも30000文字位は書ける方。
これが並行可能なら合わせて書いた方が連載中のPVは稼げます。これは間違いないです。長編で連載しているブックマークの伸びも明らかに違ってきます。
ですが、これは短編でランキングに入った前提でのお話です。後で書いていきますがランキングに入らなければ無駄ではないのですが、徒労に終わってしまう可能性すらあります。なのでそこを注意して下さい。
〜短編が向いてる方〜
新しいストーリーが頭の中でいくつも思い浮かぶ。(マジで羨ましいです)
5000〜20000文字程度で終わらせれる。
流行りに合わせてストーリーが書ける。←ここが結構重要です。
〜短編が向いてない方〜
*一番の問題 →短編のストーリーが思い浮かばない。
5000〜20000文字も書けない。
連載と並行する時間が持てない。
執筆に対し苦痛を感じている。
など、見ていて共感する方は多くいると思いますがそもそもストーリーを作るのには執筆時間もそうですが目に見えない所で作品の大元のプロットを作る時間も必要です。
それが難しいと考えている方は無難に本当に心に余裕がある時にだけ執筆していくようにしていきましょう。
心が折れて断筆してしまったら元も子もないですからね。
何故こんな事を書いたかを順を追って下で説明していきますので長編、短編でランキングに載ったことがない方は参考にしてみてほしいです。
【短編のメリット】
1話完結なので読まれやすく、そして読んだ読者様にすぐ評価を貰いやすいのが特徴です。
個人的な意見ですが今の短編部門は異世界恋愛の一強かと思っています。
仮にここでランキングトップ10入りしたのならほぼ確実に日間5000PVはつくと思います。ポイント評価も凄い事になります。
ちなみに私が書いた自信作【聖女モニカは婚約を破棄され嵌められたので武力行使致しますわ】は異世界恋愛部門日間ランキング24位までいき、PVは3365PV。
評価ポイントも3000ポイントまで付きました。
付けて下さった皆様ありがとうございました。
ですがその上にいるランキング上位の方々は雲の上のような存在ばかりです。
電子書籍化決定やらコミカライズ何巻発売〜とか、10000ポイント以上を叩き出すような神のような存在の人達が集まっています。
勿論、好きなジャンルを書きたい、好きな小説を書いてみたいと思っている作者様は、一度好きなだけ自分の書きたいものを書いてみるのもいいと思います。
恋愛でも、格闘技でも、冒険ものでも自分の溜まった思いを全てそこで吐き出してみるのも1つの選択です。
私も初作品は書きたいものを書いていました。
高校生で空手で全国大会を目指すストーリーですが30000文字を書いてブックマーク5人となりましたので残念ですが当時その作品は断筆してしまいました。
次に書いたハイファンタジーは、まだ読者様がなろう小説に沢山いる頃だったので250000文字書いて300人程の読者様が評価してくださりましたが、ここでも私は燃え尽きてしまい断筆してしまいました。
そこから少し時間が開いて、また小説を書いてみようと思い始め書き始めましたが、当時と色々変わってる事に私は考えを改めて、読者様が何を求めてるのかを少し考えて長編ストーリーや、短編を作る事にしていきました。
要は自分の考えた作品が評価されなかったんです。
と、話を戻しますが対策として、短編を出すなら異世界恋愛ではなく別のジャンルから攻めた方がいいです。
個人的には現実恋愛です。
ここでの短編小説は読まれやすいと感じました。
女性の読者様が隙間時間で読んで下さっているのかと思っています。
私が出した【隠れて浮気を楽しむ妻に復讐というプレゼントをしてみた】は現実恋愛部門日間1位獲得し、週間ランキング2位になる事も出来ました。ありがとうございます。
ハイファンタジーの部門短編も評価していただけますが、層は厚いような気がします。
トップ10入りしなければPVもあまり稼げないと思いました。
少し前に出したものがハイファンタジー部門日間93位になりましたがPVの変化はランクインしても大きく変わりませんでした。悲しかったです。
〜長編を書こうとしている方、又は書き始めようとしている方へ〜
今から長編を書こうと足踏みしている方、実際に書き始めて間もない方は参考にしてみて下さい。
書き始めて間もない時は本当に1日で50PVもいかない時があると思います。
私もそうでした。
ですが、書いているうちにPVは少しづつ上がってきます。
ですが、そこで評価してもらえる作品とそうでない作品が徐々に分かれていきます。
何故ならなろう小説には登録していないと評価がつけれないシステムになっているからです。
それくらい知ってるわと思うかもしれませんが、そのシステムがあるせいで中々評価してもらえないのが現実です。
どこかのエッセイには連載中の作品の8割が1ポイントも貰えずに断筆した作品が溢れているとか……本当に恐ろしい事です。
短編では100ポイント取れた作品があっても連載中の作品では2ポイント取るのさえ至難です。
それくらい短編と連載ではポイントを貰う難易度に差があります。
連載で出している作品で評価ポイントを全く貰えず断筆する作者様が多いのもこれが原因だと思います。
書いているのに評価してもらえないのは本当に辛いですからね。
私もそうです。
連載中のランクインしている作品を元に自分の作品が流行りから外れていないか、確認しましょう。
次に5話くらいまでに最初の波をもっていけれるかで離脱率が変わると思います。
毎回面白いような展開を書ければいいですが長編となると難しい回が出てきます。
先ず最初に面白いなと期待させるような展開を読者様に読んで頂けるようにプロット作りをしましょう。
あらすじも重要です。
読者様は見ていないようで見ています。
話の全体が分かりやすく作風があらすじで分かるようにしていきましょう。
あらすじを少しだけ書いて後は読んでのお楽しみは読者様はページを開いてくれません。作風が分からないあらすじにページを開いて読者様は時間を取られる訳にはいかないのです。
何故なら他にも読みたい本が沢山あるからです。
作風が分からない作品は読んですら貰えないのが現実です。
2ポイント、ブックマーク1つでも付けて欲しいと願うのは私だけじゃないはずです。
ですが、連載中の作品は評価を付け辛く、ブックマークだけで終わってしまう事が多いです。
なので底辺作家はブックマークを付けて貰えただけでも感謝し、執筆活動を続けるように心掛けましょう。
ちなみに私が連載中で出しているのは【元A級冒険者のおっさん少女を拾う。〜神童と呼ばれた男はアイテムボックス持ちのエルフ少女と一緒に王都で自由気ままにスローライフをする〜】は、約3万文字書いてブックマークは89人です。
おそらく比率としては中々いい数字だと思っています。
連載中の作品で、ブックマークもなく、文字数だけ増えて辛くなった方は対策として辛い選択になるかもしれませんが完結するようにしましょう。
そうじゃなく気の済むまで書きたい思いがある、全然辛くないのなら思う存分に書いて下さい。吐き出して下さい。
なろう小説はそもそも自由ですから。
ですが、ここに読みに来て頂いた方はそうじゃないと思います。
少しでも評価ポイントなどが欲しいと思われた方と書いてみたいと思っている作者様です。
結論として作品を完結すればこの作者は断筆しない人だと読者様に思って貰う事が、なによりも重要です。
何度も断筆した作品が作者様の作品の中に沢山あると、読者様はおそらく途中で書くのを止めるだろうと勝手に連想させてしまいます。
そのせいでブックマークが付かない。
評価ポイントをもらえないのは勿体ないです。
だから少し強引になってもいいので辛ければ完結させるようにストーリーを進めるのが私の結論です。
完結させるとなろうのトップページに暫く掲載されます。
意外と長い時間掲載されますのでPVが伸びます。
そこで初めて評価ポイントをたくさん頂ける作品もあるかと思います。
次に作品を書く事を決めているのであればチャンスなので同時に連載を出来るようにして下さい。
完結した作品に後書きで次回作の紹介とリンクを貼る事です。それをすると興味を持った読者様が見に来てくれます。
予告だけで終わってしまって次回作を時間が経ってから掲載すると読者様はもう覚えていません。
なので同時に連載するようにその時だけは並行して行いましょう。
ここからは対策と、どんな風に書いていけばいいのかを書いていきます。
短編でも長編でも明確にタイトルからストーリーを連想させる必要性があります。
いや、異世界恋愛なんて一言で終わるようなタイトルが並んでるじゃんと思ったかもしれませんが、それはトップ層の神のような方々です。その方々と自分を一緒にしてはいけません。
なろうの作者には読者は付かないと言われてはいますが、ファンはいます。なので少なくとも同じではないです。文体もレベルが違います。同じではないです。もし同じレベルで書けるなら直ぐファンが付いてくると思いますが、客観的に自分を分析出来るように心掛けて見て下さい。
なので、王道としてはタイトルから連想させるような名前にしましょう。
次に肝心なストーリーです。
色々な部門がありますが、異世界恋愛と現実恋愛を中心に話をしていきますね。
短編異世界恋愛では令嬢追放ものが流行っています。
ランキングを見ると一目瞭然なので覗いて見て下さい。
今の流行りものがなんなのかが直ぐ分かります。
そうするとランキングに載せるには何を書かなければいけないのかが少し分かってくるかと思います。
何で周りと一緒のものを書かないといけないんだよと思うかもしれませんが、よく考えてみて下さい。
あなたが書きたいものと読者が読みたいものが同じですか?
同じなら結果がついてくると思います。
ですがそうでないのなら流行りものを作品に取り入れ書いた方が遥かにPVを稼げる事を頭に入れておいてほしいです。
私も始めはそうでした。
流行りでないものは作品自体が埋もれやすく評価され辛いです。余程文才に恵まれて、意外性がなければランキングすら入れないと感じました。
なので流行りを書く、これに越した事はないです。
現実恋愛では、寝取られざまぁや、季節に応じたバレンタインならチョコを好きな人にいきなり渡されたなど、色々あります。
その時期に合わせてプロットを考えましょう。
短編で重要なのは何がどうなったのかをはっきりと書く事が重要です。
ざまぁものなら主人公が復讐する相手を徹底的に潰すなど、容赦なく書く必要があります。
私が犯した過ちは現実ではそこまでしないだろと思って少しあまく書いた作品は内容がボヤけてしまい、結果として評価もそこそこ止まりになりました。
復讐ものであれば読者がスカッとしたり、ハッピーエンドであれば幸せを感じれるような読者にカタルシス(浄化)を感じさせる作品を書かなければ評価に影響します。
なので書く時は中途半端にならないように心掛けましょう。
あと、短編の作品は物事がいきなりトップギアから始まるケースが多いです。
(例)
「悪いけど、あなたとは今日限りで別れましょう」
と、いきなり冒頭からシリアスな展開で始まったりします。
長編であれば徐々に盛り上げる展開もいいですが、短編は文字数もあるので無駄に長く書くこともお勧め出来ないです。
なので読者に興味を引くところからスタートして、徐々にストーリーを展開させていくようなプロットを組んでいきましょう。
次に何故4日で5000〜10000文字書く必要があるかを書いていきます。
底辺作家はランキングに載せても徐々に落ちていきます。
おそらく2日目がピークとなり翌日以降は倍々でPVが下がっていきます。
ピークが1000PVなら翌日は500、その翌日は更に減って250と。
ヒットさせる内容で若干維持率は変わりますが底辺作家だとそうはいきません。
おそらく大体こんな感じになります。
なので4日です。この4日間で連載中の作品をブーストさせたいのであれば短編作品の後書きなどに連載中の作品を紹介し、呼び込みしていきましょう。
PVが明らかに変わると思います。
部門によっては日間獲得ポイントが12ポイント入るとランキング可能になります。
ですので自分が書けそうだなと思ったジャンルを選び流行りに沿った内容を取り入れ短編小説を書いていきましょう。
そうすれば何作か投稿しているうちにランキング入りする時が必ず出てくると思います。
それが何作か続くと自分の自信にも繋がります。
私もそれで少し自信が付きました!
自信は執筆に重要ですからね。
最後に短編でも長編でもさり気なく読者様に評価して貰えるようお願いをしましょう。
書いただけだとそのまま読者様が次の作品へ移ってしまう可能性がありますので後書きに書いておねだりしましょう。
まとめ
①短編でも長編でも流行りものを調べて合わせれれば書いていく。
②長編では5話位までに話を盛り上げる展開を作る。
③ざまぁ系などで相手を落とすところでは容赦なく落とす描写を作る。
④ムリだと断筆するくらいなら次回作に繋げるために無理矢理にでもいいので完結させるように進める。
⑤次回作を作っているのなら完結と同時に完結作品から誘導に繋げる。
⑥あらすじは全体を分かりやすく書きましょう。ぼかすと読者様は読んでくれません。
⑦タイトルは短くではなく読者様が見て想像出来るタイトルにしましょう。
⑧最後に後書きに評価して欲しい事をさり気なくお願いしてみるです。*強制は違反になりかねないのでご注意下さい
こんな感じて簡単にまとめてみました。
数字で紹介したらもっと分かりやすくできたかと思いますが、すいません。手間と時間もあってやれてないです。
このエッセイに反響があれば続編も出そうと思っています。次回こんな事を書いて欲しいとご要望があればコメントに残して貰えると助かります。
少しでも初心者の皆さんに力になれば幸いです。これからも頑張って執筆活動を続けていきましょう。それではまた。
良かったなと思った方はブックマークを付けて頂けると本当に嬉しいです。
出来るだけ毎日とはいきませんが頻繁に更新してますのでグッドボタンも宜しくお願い致します!
日間ローファンタジー部門 55位獲得
元A級冒険者のおっさん少女を拾う。〜神童と呼ばれた男はアイテムボックス持ちのエルフ少女と一緒に王都で自由気ままにスローライフをする〜
こちらも連載中になりますので宜しくお願いします!
https://ncode.syosetu.com/n1904kf/