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私の夢十夜  作者: nocochi
4/10

第四夜 教室で

女子高の教室にいた。空気が湿っぽい。


教壇には、先生らしいスーツを着た見知らぬ40代くらいの男性と、


その助手らしい白衣を着た白髪の男性がいて、


クラスメイトは皆立って先生の話を聞いていた。



私は吉高由里子だった。


先生がゲームのルールを説明する。


「クラスメイトとキスをすると1点ずつもらえ、7点以上で合格。


よって合格するには7人以上とキスをしなければならない」


するといきなり助手がスプレーで生クリームをクラス中に吹き付けた。


皆の顔に生クリームがつく。


助手が言う。


「単にキスをするのでは恥ずかしいだろうから、


顔についた生クリームを拭う目的でキスをすればよい」


私は、確かにそうだ、と思った。



ゲームが始まるとすぐに、私は積極的にキスをしにいく。


中にはただキスをされるのを待つだけの人もいる。


キスをしてもされても同じ1点とは不公平だ、と思いつつ、


友達のもとへ行き、顔についた生クリームを食べる。


すると、その友達の名札の「み」の字が「美」ではなく「実」になっていることに気づいたので、


先生に「み」の字が違っています、と指摘した。


次に、モデルで女優の美波のもとへ行き、生クリームを食べる。


結局、6点しか集まらなかった。


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