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月の夢
月の仄かな青が
ぼくの夢の中で告げた。
「その対価によって得られるものが違うんだよ。エネルギーを懸けなければ、それなりのものは得られない。」と。
そういうことは、今までも、耳には入っていたが
光の匙のようなものまで投げられたのだから
初めて入ってきたのだった。
これらは
くるくると回転しながら
ぼくの心の奥深く、ずっと奥の方で燃えた。
何故だろう、夢というものは
心を裸にするからか、普段よりも
ずっと生きている。
夢でならば
小さな翼で、大きな風に乗って
飛翔した夢も見たことがある。
夢こそが
人を神々の国に招きいれる
唯一の羽衣となろう。




