表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
青の団欒  作者: アミュースケールトン
10/16

ぼくの住む町

6歳の頃から

横浜の外れにある

この町にぼくは26年間住んでいる。

なんでも

どこを掘っても泉が湧き出ると言われている町だ。

ぼくの最初の思い出は

水色の家だった。



腹が痛いほど笑ったときも

くしゃみやあくびをするときも

友達と服に泥や草叢(そうそう)の色をつけたり

公園でかくれんぼや鬼ごっこ

どろけいや野球

サッカーやバスケをやっていたときも

なんだか分からないけれど

死にたくなるほど辛いときも

そうでもないときも

最後は

いつもこの

水色の家に帰った。



水色の家には

大好きなお父さんやお母さんやお姉ちゃんがいた。

お父さんはお仕事中で

家に居る時間は短かった。



ぼくはよく

行ったところがないところに

行くことが好きな少年だった。



今では

行ったところに

新しい何かが建っている。

リノベーションもされている。

思い出の場所やお店は

今でも残っていたり

閉店したりしている。



ぼくは

この町と人が好きだ。

23歳の時に、東京で一人暮らしをして

失敗して帰ってきてから

それから

時が経てば経つほど

愛しくなる。

ぼくには、夢がある。

たとえ、この町を離れても。

たとえ、来世のぼくになったとしても

たとえ、あの世にいっても

ぼくはこの町と共に、在る。

凛と澄んで

それから在る。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ