表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/3

2、ちゅーとりある

「外」ってどこでしょうね...ふっふっふ


そういえば設定としては

地球の神界・・・前話の老人(地球世界の神)がいる

その他の世界の神界・・・それぞれの世界に一人ずつ神がいる

という感じです!これ以上は多分ネタバレになりますw

目の前が暗い。



「おい、おーい、起きろー」



「ん、あれ?ここは...」



目の前が...草原。見渡す限りの野原だ。



「いやさ、後ろ後ろ!」



「え?...わっ!」



言われるままに振り向くと、そこには軽トラくらいの大きさの荷馬車...と、猫耳の女の子。



「君はどこから来たの?」



動揺していて気付かなかったが、確かについ先ほどまでいたはずの見慣れた駅の風景はどこにもない。



「えーと、日本の東京だけど?」



どういう答えが求められているか分からないが、まぁ素直にこれが一番だろう。



「え?どこそこ?」



...まじすか。



「えっと...この星の東の方にある国の一番大きな都市だよ。ところでココハドコ?キミハダレ?」



お決まりの文句でご対応。引かないでね?



「へー、よくわかんない。ここはインクランドのロントンから少し離れた平地で、私の名前はノン。今年で15歳になる」



「そ、そうなんだ。それで?」



「それでって、他に?うーん...あ、この荷馬車には小さな村の中心施設を作るためのものが揃ってる。君にはそれを使ってもらうことになるね」



えぇ?...まさかそれがあの老人の言っていた「ゲーム」の内容か?



「どういうこと?これは国づくりゲームなのかな?あ、信○の野望的な...てかチュートリアルは!?」



「チュートリアル...?もう分からない!いいからちょっとこれを見て!じゃあこっちで待ってるから」



「うわ、これはまた一体?」



ノンと呼べばいいのか...少女が渡してきたのは文庫本サイズの薄っぺらい書物。

そのまま荷馬車の中身を整理しに行ったということは僕にこれを読めと?

えーと...なになに。



〈かみさまげーむ〉

かみさまげーむへようこそ。これは第1世界の神である、私アヌビテが作ったゲームです!

この本をお読みのあなたは、これからプレイする舞台となる世界に降り立って、パートナーに出会ったところでしょう。

ちなみに大地の地形はプレイヤーの出身世界、パートナーはプレイヤーの好みにあわせて作られていますが、難易度はすべてにおいて激難げきむずとなっております。

なお、この冊子にはこのゲームの基本情報が集約されています!そして最終的にパートナーと協力して世界征服を成し遂げることができればくりあとなります!それでは、行ってらっしゃーい!

参考:信○の野望、ギレ○の野望、その他地球世界の戦略シミュレーションゲーム



「...」



「読み終わった?書いてあったと思うけど私がパートナー?のノンです。君の好みなはずだけど...まぁとりあえずよろしく」



まぁそれはいいんだが...



「異世界キターーー!!!」



「びくぅっ!?」



とはなれないのが現状なんだよな。

...って早速引かれてしまったじゃないか。

まぁ色々探り探りでやって行くか...見た感じ戦略系のゲームなのは確かだしな。

プレイヤーの立場が不明だが...まぁノンに聞けばなんとかなるだろう。

結構かわいいし...?いやいやいや。

ノンちゃんのモデル人物像募集中...

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ