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do you like me?  作者: 生茶
9/10

9話 悪魔の手と希望

 皆が走り出す。そのとき・・・気づく・・・

煌我「!?」

稀竜「何だ!?か、体が重い・・・」

愛莉「これじゃあ、本来の力を発揮できないよ・・・」

ああああああああーーー!!!。!?誰か捕まったのか?だが、俺は絶対に捕まってはいけない。俺はこの作戦のリーダー。俺が捕まったら皆はどうなる?クソ野郎・・・

煌我「随分と卑怯な真似をするな・・・」

???「簡単にクリアされては困りますからね・・・」

30分後・・・

残りの人数は半分までに減ってしまった。ただ、幸いなことにこの作戦の中心人物はまだだれ一人捕まってない。煌我、稀竜、愛莉、瑠華、悠輝。まあ悠輝は残って当然だが・・・俺の中にはゴールが見える。まるで壁が透けて見えるように。俺は進む。この1時間で決着がつく。そのために俺たちはトレーニングしてきた。

残り15分・・・・

煌我「!?」

俺の目が確かならば、壁と壁の間にゴールと書いてある文字がかすかに見えた。

煌我「皆!!!ゴールが見えたぞ!!!」

稀竜「道のりは分かっているのか?」

煌我「ああ、大体はな」

稀竜「よし!皆!煌我を守るぞ!!!俺たちが壁になるんだ!!!煌我!今のうちに行け!!!」

煌我「ああ、分かった!サンキュー稀竜!!!」

俺のために皆が体を張ってくれる。俺も全力でやるのみだ・・・そう思うと力が湧いてくる。疲れなんて気にしなくなる。

稀竜「煌我!もう少しだ!頑張れ!!!!」

煌我「!?・・・稀竜」

稀竜も頑張ってくれている。俺は・・・クラスメイトの期待に・・・応えたい!!!・・・

煌我「!?」

煌我は一瞬殺気を感じた。後ろを振り返る。そこには、壁の間にニコっとした笑顔に涙を流している、愛莉の姿がある。愛莉はもう捕まっていた。

愛莉「煌我君・・・ファイト・・・」

続く・・・

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