7話 決戦だ・・・
XXXX年7月1日。読者の君たちはこの日が何の日か知っているだろうか。ん?いやいや、特別な記念日とかではないよ。じゃあ何かって?この物語を初めから読んでいる者はわかるかもな・・・そう、地球の運命がかかっている一日だ。この一日で人類が生き残るかが決まると言っても過言ではない・・・
この日は好都合だ。煌我の両親は出勤なのだ。なので今日は朝早くからクラスの全員が集まっている。来ていないやつは一人もいない。なぜって?そりゃ、これ失敗したら地球の終わりだもんなw
煌我「いよいよだな・・・」
稀竜「おう・・・」
悠輝「俺は勝つ!!!」
皆「!?」
瑠華「ちょっと悠輝!びっくりさせないでよね!」
悠輝「え、すまん・・・」
皆「・・・ははははは!」
まあ、決戦前にしちゃいい感じの雰囲気だな。俺は今の雰囲気が好きだ。
煌我「俺はこの雰囲気をこれから何度も味わいたい。」
稀竜「・・・俺もだ。」
愛莉「私も♥」
皆「当たり前だよなあ!?煌我!」
ふ。以心伝心とはこのことだな・・・
煌我「皆、始まりは午後からだ、今のうちに好きなもんでも食べてこい」
悠輝「マジで!?いっていきまーーーす!!!」
悠輝らしいな・・・
愛莉「煌我君、ちょっといいかな」
煌我「おう」
まあ想像はついてたけどな。愛莉の気持ちもよくわかるぜ。俺も愛莉もきっと同じ気持ちだ・・・
愛莉「煌我君・・・」
煌我「ダイジョブだ・・・愛莉の言いたいことは分かってる。俺も愛莉も同じ気持ちだってこともな」
愛莉「煌我君・・・私やっぱり煌我君が好きだよ///」
煌我「ああ、俺もだ、頑張ろう、俺たちにできないことなんて、ないに決まってる・・・」
愛莉「・・・うん」
12:30ごろ
煌我「さあ、決戦だ・・・」
稀竜「いよいよだな」
悠輝「なな。円陣組もうぜ!決戦だろ!」
煌我「よし」
瑠華「掛け声はもちろん・・煌我君ね」
煌我「わかった」
こんな大役を任されるのは初めてだ。
ふーーーーーー
煌我「3年A組!!!ファイト!!!!!!」
皆「おおおーーー!!!」
続く・・・