3話 作戦会議
煌我は稀竜たちと話し、クラスの皆に打ち明けることにした。
煌我「皆聞いてくれ!!!僕はこの前とても不思議なことを体験した。僕の部屋の空間にぽっかりと穴が開いたんだ!そこから僕のそっくりが、でてきたんだ・・・それも2回も・・・」
稀竜「皆!信じてやってくれ!俺も見たんだ!この目で!」
愛莉「私も!でも2回目は私と稀竜君のそっくりも一緒だった・・・」
皆「まじか!?それでそいつとは何か話したのか?」
煌我「ああ、何か迷路ゲームをやろうって勧められて、クラス全員で参加しなきゃいけないんだよ・・・皆、ごめん・・・・・」
皆「煌我のせいじゃないよ!やってやろうじゃん!!!」
僕は嬉しかった。こんなに自分に協力してくれるなんてと感動した。皆は自信に満ち溢れた表情をしていた。
煌我「皆!・・・ありがとう・・・」
稀竜「よっしゃ!やろーぜ!俺たちで!!!」
皆「おう!!!」
その日は、皆で話し合ってチームの中心人物を決めた。煌我は今までリーダー的な存在ではなかったが、今回は、煌我がリーダーとなった。
リーダー:有栖川 煌我
副リーダー:西園寺 稀竜
葉月 愛莉
そして運動能力学年トップの五十嵐 悠輝(いがらし はるき)と学力トップの鈴森 瑠華(すずもり るか)が中心となって作戦を立てることになった。今はこの5人で話し合い中だ。
煌我「あいつらは絶対に何か仕込んでくるぞ」
稀竜「巨大迷路だろ?何とか協力していきたいな」
愛莉「そうね」
瑠華「それじゃあ私が迷路の予想図を書いてみるわ。分かれ道はテキトーに進むんじゃなくて2分の1に人を分けるのよ。そうすれば、くまなくゴールを探せるわ。」
煌我「流石だ、学年トップ」
瑠華「うふふ、ありがとう」
稀竜「だけど、巨大迷路だったら、体力とかも必要になるよな。」
愛莉「そうよね。そこもしっかりと考えないといけないわね。」
悠輝「おし!それは俺がナントカしようじゃねえか!」
煌我「悠輝のトレメニューはきついだろーwまあ、やるか!」
続く・・・