3話
※主人公のギフトを一つ追加しました。
本を読み終え、本をそっと閉じた。
「さて、どうするかな」
色々疑問が残るが、基本的な事は本でわかった、作者に感謝しないとな。
「まずは……そうだな、名前を決めよう前世の名前はこちらではキラキラネームの用な物らしいからな」
ここは普通に、『ボブ』とか『ディアボロ』とかが良いかな?でも、俺種族が悪魔らしいから、悪魔らしい名前にしようかな?
「うん…決めた俺は今日から、マモン、強欲のマモンと名乗ろう。」
悪魔なんだし、これくらい良いよね?
「次はギフトの確認だな、俺の持ってるギフトは、【空間創造】【契約(悪:血)】【万物の加護】【記憶操作】の4つだな」
ちなみに、本の作者いわく異世界からの訪問者は1~6のギフトを貰うらしい、異世界人ではない人もギフトを持ってる場合があるが、そこまで数は多くないらしい。
「記憶操作は...そのままの意味だよな…空間創造はライトノベルとかならアイテムボックスの役割だよな」
二本の槍の一本をもちギフトを使った。
すると、手にあったはずの槍は消えてしまった。
消えた槍を現れよと唱えると手に槍が戻った。
「すげぇー!これは、便利なギフトだなさて、次は……」
【契約(悪:血)】【万物の加護】この二つに関しては、全くわからないな…万物どう言う事だ?
万物なんだし【鑑定】とか付いているのか?
「物は、試しだな…鑑定」
手にある赤色の槍を鑑定した…
【???】
【能力】
『槍の触れた物の付与されている能力を奪い取る。』
嘘だろ……これは不味いそんなに凄い槍さんでしたか~~、もう一方は……
【???】
【能力】
『もう一方の槍が奪った能力を魔力を使うことで発動させる。』
2つ揃って完璧な武器になるわけだ…なるほど
【契約】のギフトは、試せないしここから移動しますか、東に行けば何かあるだろう。
槍と本を【空間創造】で仕舞い東に歩きだした。