第6話 『恋の旋律』
ニューヨーク――
SweetS Memories 本社・役員ラウンジ。
新体制が順調に回る中、夏海が優ちゃんに呼ばれた。
ラウンジには、夏海の表情を気にする優ちゃんの姿。
「夏海、今日は…なに?」
夏海は深呼吸し、笑顔をつく。
「実は、紹介したい人がいるの」
◇
扉が開く。
一歩入ってきたのは――
陽向。
優ちゃんの親友で、明るく爽やかな青年。
穏やかでありながら芯があり、周囲を自然と和ませるタイプ。
夏海が言う。
「私の恋人、陽向です」
優ちゃんは驚きつつも微笑む。
「ふふ、なるほどね」
夏海は誇らしげに続ける。
「SweetSで働くわけじゃないけど、応援してくれる人です」
陽向が深く頭を下げる。
「夏海さんを、これからも支えていきます」
◇
小春も微笑む。
「やっぱり、夏海にぴったりだね」
優ちゃんは腕を組みながらにやり。
「妹、ついに恋か…」
夏海は少し照れる。
「もう、社長たちに迷惑かけません」
◇
その夜。
ニューヨークの夜景を見下ろすラウンジ。
陽向と夏海が並ぶ。
夏海が小声で言う。
「これからも、仕事も恋も、全力でやる」
陽向が笑う。
「任せとけ」
◇
一方、世界市場では。
SweetS Globalのニュースがさらに注目を集める。
パリでは雅とエレナの婚約、
アメリカではGrand Monarch買収、
欧州ではMaison Étoile完全統合。
内部も外部も、波乱が止まらない。
だが、少しずつ“個人の物語”も動き始める。
◇
ラスト。
副社長として躍進する夏海、
そして恋人・陽向との新たな日常。
SweetS Memoriesは、世界の頂点を目指しながら、
一人ひとりの人生も輝かせていく。




